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薄毛を改善する生活習慣

日焼けは髪や頭皮に良くない?日光と薄毛の関係!

日焼けは髪や頭皮に良くない?日光と薄毛の関係!
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わたしたちが毎日、なんの疑問も持たずに浴びているもの…それは「日光」です。太陽の光を浴びることで健康になるからできるだけ太陽に当たったほうがいい、なんて小さいころからよく聞きましたよね。

しかし、その太陽の光、日光が実は薄毛の原因になる…というウワサを知っていますか?日光には恵みが多いイメージがあるので、意外に思った方もいるでしょう。日光を浴びることで薄毛になってしまうのなら、正直ちょっと怖いですよね。

そこで、本当に日光を浴びることで薄毛になってしまうのか、何か対策法があるのかを調べてみました。すると、薄毛と日光は一見無関係のように思えますが、実は深い関係があったんです!

本当に日光を浴びると薄毛になるの?

営業など、職業柄外出する機会の人も多いですよね。しかし、外で仕事している人が全員ハゲているか?というとそんなことはありません。

いまいち信ぴょう性に欠ける気もしますが、本当に日光を浴びると薄毛になってしまうのでしょうか?

日光に含まれる「あるもの」の影響で薄毛になる可能性がある!

結論から言ってしまうと、日光をただ浴びるだけでは薄毛になることはありません。

しかし、日光を浴びすぎてしまうと薄毛になってしまう可能性は十分にあると考えられます。

こちらの翻訳したものをご覧ください。

【翻訳】
著者は過度な太陽接触による円形脱毛症に苦しむ女性患者について発表した。

電離放射線の生物学的影響、遊離基によるダメージ、酸化ダメージに対する保護が要約された。紫外線の主な形式とリスク要因、紫外線によるダメージ、円形脱毛症の病因がレビューされた。

これは、ハンガリーにある医科大学であるセンメルヴェイス大学医学部の論文の翻訳です。

医大の著書だけあって、少し難しい言葉が羅列されていますが、要するに日光の浴び過ぎによって円形脱毛症を発症する例があるということです。

この論文にある通り太陽光というのは、「放射線」や「紫外線」を含んでいるのです。放射線や紫外線という言葉にあまりプラスのイメージはないですよね。これらはどのような影響を与えているのでしょうか。

※円形脱毛症について知りたい方はこちらの記事へ

ちょっと怖い「放射線」。基本は気にしなくてOK

放射線…と聞くと、ちょっと恐怖を感じる方もいるかもしれません。「放射能」や「被ばく」といったイメージと近くにあるため、命に関わるのではないか?と身構えてしまいますよね。

がんの治療で放射線を使用していると髪の毛が抜けてしまう、というケースも見られますので、少なからず放射線は髪の毛の維持や発毛に関して悪影響があることは想像がつくと思います。

とはいえ、日常生活を過ごしているだけでそのような状況になることはありません。放射線を仕事で扱うレントゲン技師の人が全員薄毛に悩んでいるのか?というとそんなことはありませんよね。

あくまでも放射線にはそのような性質を持っている…という知識に留めておいて、神経質に考えるのは避けましょう。

紫外線は対策必須!髪の毛にも頭皮にもダメージが

炎天下を歩いていると、日差しが強くて頭皮がジリジリと痛む…という経験をした方は多いのではないでしょうか。最近の日本の夏は異常に暑いので日常的にこのような状態になっている方もいるかもしれませんが、実は非常に危険な状態です。

小さいころ、日焼けしすぎて皮がめくれたことってありませんか?強い日焼けをすると肌が熱を持ってヒリヒリして辛いですよね。これって、皮膚がやけどをしている状態なんです。

そう、頭皮にジリジリとした暑さを感じるのも実は「頭皮がやけどしているのに近い状態」なんです。

紫外線を浴びた頭の皮膚はバリア機能を壊され、炎症を起こしてしまいます。炎症を起こした皮膚では毛根も傷つけられ、育毛できません。

髪自体も大量に紫外線を浴びると、髪を保護しているキューティクルが剥がれてしまい健康な髪が失われてしまうのです。

紫外線には3種類の

  • A紫外線
  • B紫外線
  • C紫外線

があります。

A紫外線は紫外線の中でも波長が長く、皮膚の真皮層まで到達しシミやシワの原因となります。女性が避けたいのがこれですね。

B紫外線はA紫外線より波長は短いものの、皮膚の炎症やシミ・そばかすの原因となります。日焼けをして肌が赤く炎症を起こすのはこのB紫外線のせいです。

曇りの日には心配ナシ

ただし、晴れの日にしか照射されず、曇りの日には心配いりません(A紫外線は曇りの日も照射されます)。

最後のC紫外線は「殺人光線」と言われるほどパワーのあるもの。波長が短い分エネルギーが強い紫外線というわけです。基本的にはオゾン層に吸収されますので我々が直接浴びることはありません。

一時期「オゾン層が破壊されている」とニュースにもなっていましたが、オゾン層が破壊されることによって地球に照射される紫外線量が増える可能性があります。

そのため、昔は同じ時間の日光を浴びていても炎症を起こすことがなかったのに今では炎症を起こしてしまう、ということもありえるでしょう。

頭皮だけではなく、生えている髪の毛にも深刻なダメージが

頭皮に紫外線が当たると薄毛の原因になる…ということはおわかりいただけたかと思います。

が、頭皮を守っているのは…髪の毛です。そう、髪の毛も日光に当たることでかなりの紫外線ダメージを受けてしまうんです。

どれくらいのダメージかというと、なんと頭皮の3倍!既に生えている髪の毛も紫外線でダメージを受けることで切れ毛が増えてしまったり、メラニン色素が破壊されることで髪の色の退色が進んでしまいます。

せっかく入れたヘアカラーがすぐに退色してしまうなんて経験はありませんか?特にカラーリングをしている髪の場合、退色スピードが速くなってしまうんです。

UVケアは女性がするもの、なんてイメージがありますが、これからは男性もUVケアをしっかりとしていないと、薄毛が進行、または薄毛になってしまうかもしれません。

でもどんな風にすればいいかわからない…と困ってしまいましたか?大丈夫です!次からはすぐに出来る日光対策をご紹介します!

ホント、小さいころとかできるだけ太陽の光を浴びろ!とか言われてたよな?

もしかしたら小さい頃に日光を浴びすぎていたことが原因で私はハゲてしまったのだろうか…?

ま、そんなワケはないか…(涙)

日光を浴び過ぎない!ダメージを抑える頭皮ケアの方法とは?

太陽光の浴び過ぎが頭皮にあまり良い影響を及ぼさないと知りつつも、職業柄外出する機会が多い方もいると思います。

頭皮によくないから外に出たくない!なんてことは通じませんから(笑)、事前に取ることが出来るケアを行うことが重要です。

日中で一番紫外線が強い時間帯は避けるのが吉

一番最初に取れる日光への対策は、「紫外線が強い時間帯には外に出ない」という、非常にアナログな方法です(笑)。

意外かもしれませんが、紫外線が強くなる時間帯は気温が上がってくる午後ではなく午前中がメイン。一般的に紫外線が強い時間帯と言われているのが午前10:00-14:00の間で、ピークが午前11:00-12:00なんです。

他の時間でも気をつけるのはもちろんですが、特にこの時間帯には気をつけておきたいところ。外出しなくてもいいのであれば外出しないのが一番のケアになります。

最強の日光対策は帽子…しかも麦わら帽子!?

それでも外出しなければいけない場合、他の時間帯に外出した場合の対策も必要ですよね。様々な日光・紫外線対策がありますが、いちばんお手軽な日焼け止めは腕や首など、身体には簡単に塗ることが出来ますが、頭皮にはなかなか塗れません。

そんなときにおすすめなのは「帽子」!とはいえどんな帽子を選べばいいのでしょうか?アンファーのサイトによると、麦わら帽子が最強!とのこと。

とはいえ仕事中に麦わら帽子というのはなかなか厳しいものがありますよね…。キャップなどでもいいのでつばがあり、なおかつメッシュ素材などの通気性がいいものを選ぶのがいいでしょう。

さらに、「UVカット」処理がされている帽子であれば完璧です。通気性がよく、UVカット処理がされているものであれば外出中の紫外線のダメージはかなり抑えることが出来るでしょう。

通気性が悪い帽子を選んでしまうと、帽子内が蒸れてしまって、汗などで毛穴が詰まってしまい薄毛対策のはずが逆効果をもたらしてしまうことも。

帽子をかぶって汗をかいたときも、きちんとタオルなどで汗を拭いて清潔な頭皮を保ちましょう!

帽子をかぶると頭皮環境が悪くなってしまうのでは…?と心配する方もいると思います。

確かに帽子を長時間かぶっていると皮脂や汚れが増えるなど頭皮環境が悪化することは認められています。

しかし一時的に頭皮環境が悪化したとしても、きちんとシャンプーをすることで頭皮環境が改善されることも同時に認められています。

つまり、「帽子をかぶった日はきちんとシャンプーをすることで頭皮に悪影響は残らない」と言えるでしょう。

ただし、帽子もたまに洗ってあげるなど帽子自体が汚くならないように気をつけることも必要です。

※帽子について詳しく知りたい方はこちらの記事がおすすめです。

オシャレにも見える?「日傘」も有効な紫外線カット手段

帽子はちょっと…という方は、片手がふさがってしまいますが日傘を使用してみてはいかがでしょうか。

2011年のデータではありますが、環境省の調査結果によると、歩行時の熱ストレスはクールビズにすることで11%軽減され、更に日傘をプラスすることで20%もの軽減効果が見込めています。

日傘だけで9%も軽減効果があるのですから、そのパワーたるや…といったところですよね!

日傘は女性のものだから、男性はちょっと…と思う方もいるかもしれませんが、女性から見ても「男性も日傘をさせばいいのに」と感じるシーンは少なくありません。

今は男性がさしてもおかしくないようなかっこいい渋いデザインの商品も多いですし、晴雨兼用であれば通年使えてお得です。

さらにUVカット効果つきのものを選べば熱のストレスを軽減し、さらに紫外線の心配もありません。

オシャレにも見えますし、紫外線ケアも完璧。帽子は蒸れるというデメリットがありますので、個人的には日中の営業など外出時は帽子よりも日傘をオススメします。

ものぐささんはUVスプレーを髪の毛にかけるとラクチン

帽子や日傘は面倒…という方は、スプレータイプの日焼け止めを髪の毛から頭皮にかけてシュッシュとスプレーしちゃいましょう。これだけで有害な紫外線をカットできますので頭皮や髪の毛へのダメージを軽減することが出来ます。

更にツヤを持たせる成分など、髪の毛に嬉しい成分が配合されていることも多いので、ヘアケアアイテムとして使っても優秀と言えるでしょう。

中には肌(顔など)にも同じように使ってOKな商品もあります。ドラッグストアなどで簡単に手に入れることが出来ますので、一度探してみてはいかがでしょうか。

特に春など紫外線が強くなって来た、だけど帽子や日傘はちょっと早いかな…と感じる季節に使うことをおすすめしたいですね。

ただし、頭皮への熱ダメージは抑制できないのでできるだけ日陰を歩くなどの工夫をしてくださいね!

また、夜のシャンプーでは日焼け止めが頭皮や髪の毛に残らないように丁寧なシャンプーを心がけてください。日焼け止めが残ると雑菌が繁殖し、頭皮に悪影響がでてしまいます!

日光に当たったあとの事後対策は「トリートメント」

UV対策をし忘れてしまった、今日は日光によくあたってしまった気がする…。そんな状態を放置していると頭皮にも髪の毛にも悪影響です。

でも大丈夫。きちんとシャンプーとトリートメントを行えば十分にリカバーすることが可能なんです。

その方法はとっても簡単。シャンプーが終わった後にトリートメントを髪の毛全体につけるだけ!頭皮に直接つける必要はありません。

トリートメントを全体につけた後は、できればシャワーキャップなどかぶり頭を蒸すような感じにしましょう。その方が頭皮の毛穴が開いてトリートメントの成分が入りやすくなります。

UV対策用のシャンプーやトリートメントも販売されているので、よりしっかりとしたケアをしたいならそのような商品を使ってみるのもいいと思います。

オススメな商品

オススメなのは「オイルタイプ」のトリートメントです。特に「アルガンオイル」には紫外線対策として有効な「ビタミンE」が豊富に含まれており、髪の状態を整えてくれたり、ヘアカラーした髪を長持ちさせてくれるなど嬉しい効果があるんですよ。

外にいて紫外線を浴びる時間が長いと、カラーリングをしていなくても髪の毛がキシキシしていることがあると思います。これは髪の毛がダメージを受けている証拠!トリートメントできっちりケアをしてあげることで抜け毛や切れ毛を防ぎます。

普段はあまりトリートメントをしない、という方も夏の間だけでもやると全然違います。生えている髪の毛や、これから生えてくる髪の毛を大切にしたいならぜひ継続してみてくださいね。

帽子をかぶる!シンプルだが頭皮へのダメージを減らせるなんて…明日からかぶるぞ!

あとはシャンプーとトリートメントか。

毎日することだからこっちもこだわりたいな。

日光に育毛効果が!?マイナスだけではない日光のヒミツ

日光が頭皮に及ぼす影響を受けて、「日光に当たらない生活に切り替えよう!」とか「夜型生活にしよう!」などと考える方がいるかもしれません。

しかし、これまで紹介してきた日光が頭皮に及ぼす悪影響というのは太陽光を「浴び過ぎた」ことによるものですので、普通に生活する分には全く問題ありません。

それに、日光は髪の毛にとって悪いことばかりではないんです。

日光に当たることで育毛効果がある!?

仮に日光にずっと当たらない生活をすると体に様々な悪影響を及ぼします。「それでも薄毛になるのは嫌だから、日光を極力避けたい」という考えは、ちょっともったいないんです。

それは、日光に当たることで生成される「ビタミンD」が理由です。わかさ生活では下記のように、紫外線を浴びるとビタミンDが体内で活性化すると説明されています。
紫外線を浴びると体内で活性化するビタミンD

ビタミンDは骨を作る要素として知られている成分で、最近の乳児に多く見られる「くる病」や骨軟化症などは日光浴不足によりビタミンDの生成が欠如している為だと言われています。

そして、ビタミンDは骨を強くするだけではなく、発毛に欠かせない毛母細胞の成長にも大きく関わっていると言われているんです。
栄養がなければ髪は育たない!

日光を浴びなくても食べ物から摂取することも可能なのですが、含有している食物が少なく、魚類や干し椎茸などのきのこ類から摂るしかありません。

特に働き盛りの男性は残業などで自炊もしにくく、食生活も乱れがちです。そこで、食べ物で補えないビタミンDを日光に当たることで補填していくのがいいでしょう。

とはいえ、どのくらい日光に当たればわからないですよね。そこで、調べてみますと

・夏なら木陰で30分

・冬なら手や顔に1時間程度

日に当たるだけで十分です。

このように、夏であれば直接日光に当たらなくても木陰にいれば十分にビタミンDは生成できるとのことです。直接当たらなくていいのはちょっと安心しますよね。

日光に浴びないことが「うつ」の原因になってしまうことも

日光浴にはビタミンDの生成だけでなく、幸せホルモンと言われるセロトニンという脳内物質の分泌を促すと言われています。

なんと、セロトニンが不足すると「うつ」などの病気を引き起こすこともあり、日光を浴びないことは人にとってはマイナスであることがわかりますね。

ストレスは育毛の大敵です。気持ち良い日の光をほどよく浴びて幸せホルモンを増やしましょう!

他には日光を浴びることで乾癬やアトピー性皮膚炎の症状の改善を見込むことも出来、日光浴自体は決して悪いものではありません。…が、問題なのは「程度」。

浴びすぎは皮膚がんなどのリスクを上昇させますし、浴びなさすぎても骨粗鬆症やうつの原因となってしまうことも。何事もほどほどがいい、ということですね。

適度な日光は育毛にも効果があるだと!?これは浴びない手はないだろ!!

…まてまて、あまり浴びすぎると逆に悪影響がでてしまうな。

日光を浴びる場所に制限はないから、頭皮がイヤなら手の甲だけ…というのも有効なようだ。

日光は健康維持にも大切なもの。適度な距離感で取り入れよう

日光(特に紫外線)が頭皮に悪影響を及ぼすというのは事実ですが、それはあくまでも日光を浴び過ぎたことによるものです。

日に全くあたらない生活を送る方がよっぽど不健康で身体に悪影響を及ぼし、ひいては育毛にとっても良くありません。

あくまでもよくないのは「日光に当たりすぎる」「日光に当たらなさすぎる」の極端な状態です。日光に当たるとわかっているときは、UVケアをきちんと行っておけば怖くありません。

適度な距離感で日光と付き合い、健康な身体と頭皮の維持に務めることが大切です。

なるほど!
日光を浴びすぎるのも良くないし、まったく浴びないというのも問題なんだな。

休日はどこにも出かけずに、自宅に引きもこもっているヤツは要注意だぞ!

・・・まぁ、私は休日は自宅に引きこもっているけどな!
予定も恋人も友人もいない、日光も浴びない。。。
モグラの様な人生なんだぜ(涙)

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