薄毛治療「harg（ハーグ）療法」とは？特徴と治療費を解説

薄毛は病院で治療できる！とは聞いても、「本当に効果があるのか」、「副作用がある治療法もあると聞くけど大丈夫なのか」など、不安は尽きませんよね。

そんな人に是非ご紹介したいのが、HARG(ハーグ)療法。毛髪を育てるだけでなく【再生】させるこの治療法は、副作用のリスクなくどのような薄毛の症状にも対応できる魅力的な治療法なのです。

最先端の薄毛治療法【HARG療法】とはどのような治療法なのか、そして治療費用はいくらかかるのか、気になる情報を徹底解説していきましょう。

最先端の薄毛治療【HARG療法】って何？

HARG療法とは、Hair Re-generative Therapy（毛髪再生療法）の略です。

その名の通り、毛母細胞に直接働きかけることで毛髪を再生するという治療法ですね。

ヘアサイクルが乱れることで薄毛になっている場合、成長期が短くなって、逆に休止期が長くなっていることが多くなっています。

また、成長因子を注入することで、現在成長期である髪の育毛作用も期待できます。成長因子の髪の再生、成長を促す働きが、薄毛治療に有効なのです。

薄毛治療に必要な3つの要素

薄毛治療では、次の3つの要素が大切となります。

• 抜け毛防止
• 育毛治療
• 発毛治療

通常、薄毛治療はそれぞれの要素に対して行われます。抜け毛を防止するため、育毛や発毛のため、複数の治療薬や治療法を併用することが少なくありません。

しかし、HARG療法は注入された成長因子が今ある髪の成長を促す、抜けにくくする、そして発毛を促す作用をするので、薄毛治療に大切な要素をすべてカバーしていると言えるのです。

1つの治療で抜け毛予防から育毛、発毛効果まで期待できるのが、HARG治療の魅力である特徴であると言えます。

HARG療法は痛い？成長因子の注入方法とは

HARG療法は、頭皮に直接成長因子を注入するという方法です。注入する方法は、1つだけではありません。主に次の2つの方法どちらかで注入します。

• 注射による注入(パピュール法)
• ノンニードル法

それぞれの注入法について、ご紹介していきましょう。

パピュール法

HARG療法の一般的な注入方法です。成長因子を含むHARGカクテルを、注射を使って注入します。

針は細いものを使用しますが、人によっては強い痛みを感じる場合もあります。

ノンニードル法

炭酸ガスによるジェット噴射でHARGカクテルを注入するというのが、このノンニードル法です。

針を使わないことで痛みを大きく軽減できるだけなく、注射針よりも小さな浸入点から確実に成分を頭皮に注入することが可能となります。

ノンニードル法は取り扱っている医療機関が限られているので、事前の確認が必要です。

HARG療法は副作用なく受けられる治療法

HARG療法は成長因子を注入するという治療法なので、ホルモンに作用することがありません。アレルギーも関係なく、受けることができます。

薄毛の原因・タイプも選ばず、どのような薄毛にも効果が期待できるのもHARG療法のメリットです。

また、HARG療法による薄毛改善効果は90％以上というデータもあります。

• AGA(男性型脱毛症)
• ストレス・生活習慣による薄毛
• 女性の薄毛(びまん性脱毛症)

これらの薄毛に副作用リスクなく対応できるのが、HARG療法なのです。

HARG療法は認可された医療機関のみで受けられる治療法

HARG療法は元々、ヨーロッパで成長因子を用いた再生療法が研究されていること受け、日本で研究・検証が始められました。そのとき発足したのが、日本医療毛髪再生研究会です。

HARG療法を実施するためには、この日本医療毛髪再生研究会の認可が必要となります。

どこでHARG療法を受けることができるのか、HARG療法の認定施設は日本医療毛髪再生研究会の公式サイトでチェックが可能です。

AGAクリニックはどのようなところなのか、どのような治療を受けることができるのかについては、こちらAGAクリニックとは？おすすめ病院をご紹介の記事で特集しています。

認定施設以外のクリニックでもHARG療法を受けられる？

日本医療毛髪再生研究会の認可を受けていないクリニックが、HARG療法を行っている場合があります。それは成長因子を注入するという発毛治療法として【HARG療法】という名称を用いているだけで、日本医療毛髪再生研究会のHARG療法とは異なります。

認定された医院・クリニックで使用される成長因子(HARGカクテル)は基本的に共通のものであり、150種類以上の成長因子(グロスファクター)が含まれているだけでなく、各種ビタミンなどの成分も配合されています。

このHARGカクテルはAAPE Powderと言い、より高い効果を得られるよう開発が行われています。最新のカクテルは、注入時の痛みが軽減できるようにも改善されていますね。

認定されていない病院で使用されているカクテルは、クリニック独自の配合になっていることもあります。

もちろん、成長因子や有効成分を頭皮に注入という治療法自体は育毛メソセラピーに分類され、効果がある治療法であることも事実ではあります。

HARG療法と一言で言っても、すべて同じものではないということを理解しておきたいですね。

ちなみに、HARG治療センターはHARG療法の開発者が運営するクリニックです。HARG療法よりも効果を高めたHARGENON(ハーゲノン)という再生療法も受けられます。

HARG治療センターについて興味がある方は、こちらharg治療センターでは開発者ならではの高度な施術が可能！の記事をチェックしてください。

HARG療法の治療回数と治療費をご紹介

HARG療法は、1度の治療で終了するものではありません。基本的には、3週間以上の間隔で4～6回の治療を1クールとして行っていきます。

途中で終了してしまったら効果が得られない場合が多いので、しっかりと1クールの治療を行うようにしたいですね。

効果が表れるまでは個人差はありますが、だいたい4回ほどの治療で効果が出ることがほとんどです。

人によっては、1クールの治療終了後も継続して注入療法を行う必要がある場合があります。

HARG療法の治療費をクリニックごとに比較！

HARG療法の治療費は、治療範囲やクリニックによって異なります。HARG療法を実施しているクリニックをいくつかピックアップして、治療費用をご紹介していきましょう。

クリニックごとに治療が異なるのはもちろんですが、治療する範囲や回数に応じて費用が設定されている場合もあるので注意が必要です。

治療前に、自分の治療費が総額でいくらになりそうか確認しておくことが大切になってきます。

また、トライアル費用や他の治療と組み合わせたコース価格の設定をしているクリニックもあります。通常よりもお得に治療できる場合が多いですから、しっかりチェックしておきたいところです。

まずは最寄りのHARG療法認定クリニックを検索し、治療法や価格をチェックしてみることをおすすめします。

そして、即申し込みをするのではなく、医師のカウンセリングを受けて治療法や費用について相談・確認してほしいですね。

HARG療法は薄毛タイプや性別に関わらず効果が期待できる！

HARG療法は、成長因子を頭皮に直接注入し、毛母細胞を刺激して髪の再生を促す治療法です。

AGAだけでなく、ストレス性の脱毛症や女性のびまん性脱毛症にも効果が期待でき、ホルモンへの作用やアレルギー反応の心配なくなく治療できます。

HARG療法は1クール6回の治療が基本であり、総額として50万円～100万円といった高額な費用がかかってしまう一方で、94.4％という驚異の発毛率を誇ります。

まずは医師によるカウンセリングを受けて自身の薄毛の状況を確認し、治療法や治療費用について相談・確認してみると良いですね。