ふと毛先を見ていたら枝毛が…そんな経験がある人は多いはず。枝毛は、健康な髪に現れることはありません。つまり、枝毛があるということは髪に何らかの異常が起きていることを示しているのです。
どうして枝毛が出来てしまうのか、そして枝毛が出来ないようにするためにはどのような対策をすれば良いのか、詳しくご紹介していきましょう。
枝毛って何?基本的な4種類をご紹介
枝毛と聞くと髪の毛の先が枝分かれしているものをイメージするかもしれませんが、実は枝毛にも様々な種類があります。
基本的なものが、次の4つです。
- 直線的に折れている
- 枝分かれしている
- 髪の毛が避けて穴が開いている
- 毛先だけ細く避けている
このように枝毛の種類は色々あるのですが、基本的に枝毛は髪の毛が傷んでいる、毛先が傷んでいるから起こるものです。
枝毛があれば髪が傷んでいる、と考えるようにしたいですね。
枝毛についてしっかり原因と対策をチェックしておくとしよう。
枝毛の原因はダメージと栄養不足!
枝毛になってしまう原因は、髪の毛がダメージを受けてしまうこと、そして栄養不足になってしまうことです。
枝毛の原因について、1つずつ見ていきましょう。
ダメージ
髪の毛は、ダメージを受けることで傷み、それが枝毛になってしまいます。髪の毛へダメージを与えてしまう要因として考えられるのは、主に次の4つです。
- 物理的な刺激
- 熱
- 紫外線
- パーマやヘアカラーなどの薬剤
髪は、引っ張ったりこすれたり絡まったりすると、キューティクルがダメージを受けてしまいます。
また、濡れた髪は刺激を受けやすくなっているので、髪を乾かさずに寝ると枕や寝具とこすれることでダメージを受けてしまうので注意が必要です。
更に、ドライヤーによる熱、紫外線、そしてカラーリングやパーマをするときの薬剤も、髪を痛めてしまう要因となるので気を付けたいですね。
栄養不足
どうして枝毛になってしまうのか、その原因をしっかりとチェックしておかなければ。
3つの枝毛対策方法をご紹介
枝毛になってしまう原因が分かっていれば、その対策も可能です。枝毛の対策として、次の3つの方法を紹介していきます。
- ドライヤー前にトリートメントを使用して髪をケアし、しっかりと乾かす
- 帽子や日傘で紫外線から髪を守る
- パーマやヘアカラーの頻度を減らす
3つの対策について、1つずつチェックしていきましょう。
①ドライヤー時の対策
髪を洗った後は、髪が濡れていますよね。
先ほども紹介した通り、濡れた髪はダメージを受けやすくなっているので、ドライヤー前にトリートメントを使用してケアしつつ、ドライヤーでしっかり乾かしてください。
ドライヤーで乾かす際には、頭皮や髪が乾燥しすぎないように髪から15センチ~20センチほど離して、熱風が当たりすぎないように注意するうようにしましょう。
②帽子や日傘で紫外線から守る
紫外線は髪にダメージを与えるため、帽子や日傘を使用して髪や頭皮を守るようにしましょう。
帽子や日傘が苦手な人は、紫外線プロテクト作用のあるスプレー剤も多く販売されていますので、そちらを使用するのもありですよ。
③パーマやヘアカラーの頻度を減らす
パーマやヘアカラーの薬剤は、髪や頭皮にダメージを与えてしまう要因になります。
頻繁な施術は髪に大きなダメージを与えてしまうので頻度に注意し、パーマ、カラー後のヘアケアをしっかりと行いたいですね。
トリートメント、コンディショナー、リンスを上手に使ってケアをしましょう。
枝毛になったら元には戻らない!
枝毛は、一度そうなってしまったらどんなにケアをしても元には戻りません。
つまり、出来てしまった枝毛の対処法は、その部分をカットする、ということなのです。枝毛になった髪の毛は切るしかないので、まずは枝毛にならないうようにケアすることが大切です。
あとは、パーマやカラーの頻度を考えて、できるだけ髪に負担をかけないことが大切だ。
枝毛が多いと薄毛になるリスクが!?その理由とは
枝毛と薄毛は、まったく無関係というわけではありません。
また、頭皮環境が悪化して髪がダメージを受けている、細く弱くなってしまっているという可能性もあります。頭皮環境の悪化は髪を弱くするだけでなく、炎症や皮脂の過剰分泌で抜け毛を引き起こす要因にもなりますので注意が必要です。
枝毛が増えてきたと感じたら、早めに対策するようにしてほしいですね。
でも確かに、髪がダメージを受けて枝毛が出来ているわけだから髪が傷むことによる抜け毛のリスクもありそうだ…。早めの対策をしておきたいものだな。
枝毛は髪がダメージを受けているサイン!早めの対策で髪を守ろう
髪の毛に枝毛があるということは、髪が傷んでいるということです。髪が傷む原因としては、物理的な刺激だけでなく紫外線や熱、パーマなどが考えられます。
また、栄養不足になると髪が弱く細くなってしまうので傷みやすくなるということもありますね。ドライヤー時のトリートメント、帽子などの紫外線対策、そしてパーマやカラーの頻度を考えるなど、正しい対策を知り、実践するようにしてほしいですね。
栄養不足やダメージから髪を守るよう、普段から出来る対策を心がけておきたいものだな。