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【メンズウィッグ】男性用かつらとは?部分かつらの基礎知識をご紹介

【メンズウィッグ】男性用かつらとは?部分かつらの基礎知識をご紹介
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薄毛対策のひとつとして挙げられる「かつら」。最近はメンズウィッグと言われることもあります。

「すぐバレる」「なんかダサい」「高そう」などのマイナスイメージが強いかつらですが、薄毛対策はもちろんのことオシャレのアイテムとしても認知されてきているんです。

ちょっと薄くなってきた髪の毛が気になるけど、育毛剤を使ったり植毛手術をするのはちょっと…と思っているなら、一度「かつら」を使ってみてはどうでしょうか。

今回は今のかつら事情を含めた、「かつらの基礎知識」をご紹介します。もしかしたら今までのイメージが一変するかもしれませんよ。

ウィッグとの違いは?まずは知りたい「かつら」の基礎知識!

「かつら」を知らない!という方はいないと思いますが、巷にある「ウィッグ」との違いはなに?男性用と女性用でウィッグが違うけど、何か違いがあるの?…など、小さな疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。

かつらと一口にいっても実は様々な種類は分類があり、一体どう違うのかわからないのも事実。そこで最初のトピックでは、現在のかつら事情について解説していきます。

「かつら」と「ウィッグ」の違いってあるの?

何よりも多いであろう疑問は「かつら」と「ウィッグ」に違いはあるの?という点ではないでしょうか。

これは答えを先に言ってしまいますと、ありません。なんとなく男性ですと「かつら」、女性ですと「ウィッグ」と言われることが多いですがその2つの間に違いというものはないんです。

敢えて言うのであれば、ファッション目的で使用するものを「ウィッグ」、薄毛を隠したり医療用のものを「かつら」という傾向があるように思えますが、「男性用ウィッグ(メンズウィッグ)」や「医療用ウィッグ」という言葉も一般的です。

いわゆるファッション用のウィッグであれば安価で購入が可能ですが、見るからに「かつら」とわかるような商品も多いです。

女性用と男性用のかつら(ウィッグ)の違いは?

女性用と男性用でかつらが分けられていますが、これらの違いについても解説していきましょう。

とはいえ、素材などにおける違いはなく、言うなれば「男女の違い」がウィッグの違いにもなっていると言えるでしょう。

女性は男性に比べると頭の大きさが小さめですし、男性は女性より大きめ…といったサイズ感の違い、男性はショートが多いのに対して女性はショートからロングまで髪型も様々…といったヘアスタイルの種類の違い、そして生え際の毛の生え方の違いといったところでしょうか。

もちろん女性が男性用のウィッグを使用しても、男性が女性用のウィッグを使用してもサイズが合えば全く問題はありません。

医療用かつらと一般的なかつらとの違いは?

医療用かつら(「医療用ウィッグ」や「メディカルウィッグ」とも言われます)と一般的なかつらの違いは、規格という意味ではありません。「○○という基準を満たしていたら医療用と認められる」といったものはないわけです。

いわゆるおしゃれ目的のウィッグは自毛がある方がかぶるものであるのに対し、医療用ウィッグは抗がん剤治療やなど、医療的な理由で髪の毛が抜けてしまった方や頭部に傷を負って毛が生えなくなった部分がある方が、それらをカバーするために着用するという目的があります。

そのため頭皮に負担がかからないような素材やデザイン、通気性などの機能性が高くなっていたり、クオリティそのものが高い傾向にあると言えるでしょう。

なるほど、ウィッグとかつらは同じものなんだな!

かつらと言うと薄毛なのかな?と思われてしまいそうだが、ウィッグならオシャレのために買うんだな、と思ってくれそうだ!

…私が買うとかつらになるだって?そんなことは言うなよ!

部分的なかつらもアリ!?かつら選びのポイントとは

様々な分類があるかつらですが、いずれも特別大きな違いがない、ということがおわかりいただけたかと思います。

…とはいっても、だからといって「どのかつらを適当に選んでも大丈夫」というわけではないんです!むしろかつらはきちんと選ばないと「違和感のかたまり」になってしまう可能性も…。

決して安い買い物ではないので、失敗したくないですよね!そこでこのトピックでは、かつら選びのために知っておきたいポイントをご紹介します。

隠したい部分によって選ぶかつらが変わる!

まず、おしゃれ目的でかつらを購入したいという方は別ですが、薄毛が気になる…という理由でかつらを選ぶ方はまず「どこを隠したいのか」がポイントです。

頭頂部が薄くなっているけど他は大丈夫だから、薄い部分だけ…というような方は以下のような部分かつら(ツーペともいいます)を選んでもいいでしょう。全かつらに比べて安価に購入できます。

対して、隠したいと思う範囲が広い場合や、部分かつらは取れてしまわないか心配…という人は全かつらを選んだほうがいいでしょう。全かつらとはいわゆる、すぽっとかぶるタイプの私たちのイメージにある「かつら」ですね。

全かつらのほうが一般的で、販売数も多く、オーダーメイドとして受け付けてくれるショップも多いです。自毛の長さなどに関係なく利用できる点、部分かつらと違い髪質を似たものにしなくても良い点など、お手軽さで言えば全かつらの方がラクでしょう。

レディメイドかオーダーメイドで価格も大きく変わる!

価格…という面でみたら「レディメイド」か「オーダーメイド」かで大きく変わります。

レディメイドとはいわゆる「既製品」のことで、既に髪型が決まっていて、購入したらすぐに付けることが可能です。その代わり「ちょっとここを直したいな…」と思ったらかつらのカットを理容室などで行わなければなりません。

オーダーメイドは自分の頭の型を取り、好みのカラーや髪質も自分で選ぶことが出来る「自分だけのカツラ」を作ることが出来ます。その代わりお値段も張りますし、打ち合わせのためにショップに赴かなければなりません。

また、打ち合わせのあと作成しますので出来上がるまでに時間(1ヶ月程度)がかかります。

レディメイドとオーダーメイドの中間として「セミオーダーメイド」のかつらもあります。セミオーダーメイドはある程度髪型や形・色といったものが決まっている中から自分に合ったものをチョイスします。

チョイスしたかつらを自分の好みのスタイルにカットして仕上げる…というのがセミオーダーメイドです。厳密には違いますが、レディメイドのものを自分好みにカスタムや微調整をする、といった感じでしょうか。

価格もレディメイドとオーダーメイドの中間となります。あまり高いのはちょっと…だけどある程度自分好みにしたい、という型はセミオーダーメイドを利用してみるといいでしょう。

髪の毛の材質や植え方も価格に影響あり!

かつらの髪の毛部分の材質は、

  • 人毛100%
  • 人工毛100%
  • 人毛と人工毛のミックス

の3種類です。人毛は人の髪の毛ですので、かつらながらカラーやパーマを楽しむことも可能です。見た目も自然な仕上がりになります。

価格はショップによって異なりますが、だいたい10万円~20万円くらいを想定していればいいと思います。

人工毛は化学繊維などで作られているためカラーやパーマは出来ませんが、耐熱繊維の場合はヘアアイロンなどでスタイリングをすることが可能な商品もあります。人毛に比べてツヤがある印象になり、安い価格帯(1万円以下)になると「明らかに人工毛」とわかるものも多いです。

値段はレディメイドのものであれば安ければ1万円台で購入出来るものもありますので、一番安価なタイプと言えるでしょう。

最後は人毛と人工毛のミックスです。髪型を維持しやすいという点で、化学繊維を含めて作られているかつらも多いので、一概に価格を安くするためにミックスしているとも言いにくいのですが、傾向として人毛100%よりは安めと言ってよさそうです。

また、かつらの植え方でも価格が変わってきます。

  • 手植え(ハンドメイド)
  • マシンメイド

の2種類があり、1つのショップを例にあげますと、前者のハンドメイドは約10万円ですが、後者のマシンメイドは約3万円と価格が3倍くらい違います。

薄毛を隠したいと思いつつもオシャレを楽しみたいというならマシンメイドのものを幾つか持つ、というのも選択肢になりそうですね。(→人毛のかつらを特集した記事も是非ご覧ください。)

生え際・頭皮部分がどうなっているかは必ずチェックする!

かつらがバレてしまう大きなポイントと言えるのは「かつらの毛の部分から透ける頭皮部分」と「生え際」部分。ここにあからさまなネットが見えていると「もしかして!」と気づかれてしまいます。

最近では本当に肌のようなものから、以下の画像のように非常に薄く肌と馴染むような素材を使っているかつらも多いですので、生え際やもみあげ部分などが「自然に見える」人工頭皮を使用しているかつらを選ぶことが大事と言えるでしょう。

かつらの付け方(つくり)も大事!つけるのにも様々な方法がある

実は、かつらには付け方も様々な方法があるんです。なんとなくクリップでぱちんと止める…というイメージがありますが、それだけではないんですね。

表としてどのような方法があるかまとめました。こういった付け方もショップやかつらによって違うので、自分がどのように装着したいか、自分がほしいかつらはどのように装着するタイプなのかを調べておくといいでしょう。

こちらの動画はテープタイプのみですが、どのようにかつらを装着するのかわかりやすい内容となっていますよ。

装着方法 内容
両面テープ 頭皮に両面テープを貼り、かつらを接着する。
手軽な分、付け外しごとに両面テープを新しいものにしなければ
ならないためコストがかかる。
ピン
(ストッパー)
くしがついたピンで、いわゆるかつらのイメージのもの。
くし部分が壊れるまで使えるのでコストはかからないものの、
装着のたびに自毛に負担がかかる。
接着剤 接着剤で頭皮とかつらをくっつける。
寝ている間もつけたまま、激しい運動やマリンスポーツもOKながら
装着コストが高く、頭皮にも負担が。
編み込み 自毛と編み込んで装着する。しっかりと装着でき、安定感抜群。
自身の髪の毛のように扱えるが
サロンでしか外せない(自力で外せない)のがデメリット。
ううむ…選ぶポイントが沢山あるんだな。

とりあえずかつらを試してみたい!という人は試着可能な店や通販サイトで購入(試着)がよさそうだ。

試しに1つ安価なものを買ってみる手もあるな。自分に合うのを探すのが大変そうだが…

実際にかつらを購入するときの流れをチェック!

かつら選びのポイントがわかりましたら、実際に購入する際の流れを見てみましょう。

…とはいえ、どのようなタイプのかつらを購入するか、という点で違いがありますので、ケースごとにご紹介していきたいと思います。

レディメイド+ネット通販の場合

一番手軽と言える組み合わせです。最近ではネット通販でかつらを購入するのもとっても簡単になりました。

レディメイドですので一般的な通販と同じで、ほしいかつらを注文して届くのを待つだけです。早ければ翌日には手元に届くでしょう。

ショップによっては試着可能(返品・交換可能)ですので安心してください。ただし、「かつらのここだけちょっと変えたい」というような場合は調整に別途料金がかかったり、かつらのカットに対応している美容室・理容室に自分で調整しに行く必要があります。

セミオーダーメイドの場合

セミオーダーメイドのかつらを購入する場合、

  • ネット通販で「ノーカット」の商品を購入する
  • セミオーダー(カット対応)のお店で購入する

の2つのパターンがあります。

上のパターンはレディメイド商品を購入した時と同じですね。

このようなカットがなされていないかつらを購入し、自宅や最寄りの美容室・理容室でカットしてもらいます。

カットをその場でしてくれる、販売+サロンというお店もあります。以下の動画のように自分で気に入った商品を選び、その場で調整してもらうことが出来ますよ。

フルオーダーの場合、基本的にお店などで打ち合わせ

フルオーダーでかつらを作りたい、という場合基本的にサロンや提携している美容室・理容室で「どのようなかつらを作りたいのか」を打ち合わせする必要があります。

中には通販でフルオーダーウィッグを作ることも可能ですが、メールなどでの打ち合わせが必須ですね。

以下の動画のようにサイズを計測して作ってくれるので、自分にぴったりのかつらを作ることが出来ます。

手軽に買うならレディメイド、ある程度こだわりたいならセミオーダー、しっかりとオリジナルのものを作りたいならオーダーメイドを選択するのがよさそうだ。

レディメイドのものでも調整したい時は美容室でカットもしてくれるんだな。

どうすれば?かつらを購入したあとの疑問まとめ

「かつらを購入したいけど、ここが心配」「かつらを買ったはいいけど、そういえばこれってどうすればいいの…?」など、かつらにまつわる疑問・質問に答えます!

購入前の参考としてもお役に立てたら幸いです。

かつらはどのくらいの期間持つの?スペアは必要?

多くのかつらの耐久年数は2年程度と言われています。

スペアは「常につけていないとダメ」という人であれば必要かもしれませんが、傷みが気になってきたら買い換えるくらいでもOKと回答しているショップもあります。

今使っているものと同じようなものを作ってほしい、という要望に応えてくれるショップも多いので安心してください。

かつらにはメンテナンスは必要?どんな時にすればいいの?

汚れが気になってきたらブラッシングやシャンプーをしましょう。編み込みで装着している場合などは普段の生活の中でシャンプーをしても大丈夫です。

ただし人毛100%ではない場合、専用のシャンプーを使用した方がいいケースもあります。その場合、かつらを販売しているショップが合わせてシャンプーなどお手入れ用品も販売していますので、そちらを利用してみてはいかがでしょうか。

こちらの動画は100%人工毛のウィッグのお手入れ動画です。女性向けではありますが、参考になるかと思います。

もう使わなくなったかつらを捨てたいんだけど、どうすればいい?

基本的に可燃ごみとして出してOKなようです。ただし自治体ごとに処理の仕方が違ったりしますので、お住いの地域によっては可燃ごみとして出してはダメ!というところもあるかもしれません。わからない場合はまず自治体に問い合わせてみましょう。

可燃ごみとして捨ててOKな場合は新聞紙に包んで捨てる、紙袋に入れて捨てるといった外から見えない工夫をしておくといいと思います。

かつらってバレたくない。バレないようにするポイントは?

まずはかつらそのもの、つまり生え際やつむじ部分が自然に作られているかつらを購入し、正しく装着することです。品質が低いかつらですと、生え際部分でバレバレになってしまうケースが多いです。

次にきちんとかつらのケアをすること。かつらはつければ終わりではなく、きちんとブラシなどで整えてあげなければなりません。特に部分かつらの場合、つけた部分と自毛が馴染んでいないと不自然に見えてしまいます。

毛の光沢の違いでバレる…なんて話もありますが、今の技術は進歩していますので明らかに安いものでない限り毛の質感でバレることは少ないようです。

後は長く使っていたかつらが傷み始めると植えられた毛が抜けてしまい、人工頭皮やネットが見えてくるとバレやすくなります。こういった場合、メンテナンスでかつらの増毛をしてくれるショップもありますよ。

かつらを買っても心配なことは多いからな…きちんと疑問は解決しておくべきだ!

特にバレたくないためのポイントはしっかりとおさえておくべきだな。生え際が不自然にならないようにするだけでかなりバレにくくなるようだぞ!

イメチェンやオシャレとして利用する人も増加!薄毛隠しにおすすめ

最近は薄毛を隠すための用途ではなく、休日にイメチェンして出かけたい!という場合やイベントの時にちょっと印象を変えたい…というファッション的な目的でかつら・ウィッグを付ける人が増えています。

もちろん生え際や頭頂部が気になってきた…という方もかつらをつけると思いますが、「ファッション目的でつけている」と別の理由を使いやすくなったとも言えるのではないでしょうか。

前は「より自然に見せないと」という傾向がありましたが、ファッションとして認知されることで安価なものでもファッションとしてつけているから恥ずかしくない、という意見も見られます。

「かつら=薄毛」というイメージだけではなく、オシャレというイメージがつくことでより手軽に試しやすくなったと言えそうです。

昔はかつらと言えばバゲ隠し、というイメージが強かった。

しかし種類も豊富になったしかつらを付けていても不自然な目で見られにくくなったのではないか?

ついに私もかつらデビューするか…まずは予約だ!

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