ピーナッツを食べるのはどんな時ですか?お酒のおつまみ?それともお茶菓子として?どちらの場面でも、ついつい止まらなくなることがあります。
食べ過ぎるとニキビが出来るとか、鼻血が出るとか言われてしまうピーナッツですが、実は健康に役立つ栄養素が豊富に含まれています。加えて、特に男性にピーナッツを食べて欲しい理由があります。ピーナッツは、多くの男性のお悩みである「発毛・育毛」と関連があるからです。
今回は、ピーナッツの持つ発毛・育毛への効果や、具体的な食べ方について解説していきます。ピーナッツ好きの方、髪が寂しくなってきた方に、是非ご覧いただきたい記事になっています。
ピーナッツに含まれる栄養素と発毛との関係とは?
日本人にとって一番身近なナッツともいえるピーナッツは、落花生の種子です。この種子を蒔いて育てると、花が咲いた後に地面に向かって延び、地中で種子が育ちます。花が落ちた所に種子が出来る事が「落花生」の名前の由来です。
このピーナッツ、脂肪が多そうなことは想像がつきますが、その他にどんな栄養があるのでしょうか?また、その栄養素は、発毛・育毛とどんな関係があるのでしょうか?
ピーナッツに含まれている栄養素とは?
全国落花生豆菓子共同組合連合会による、ピーナッツ(落花生)に含まれている栄養素の割合を紹介します。
この様に、ピーナッツの成分の半分は脂肪です。でも、「健康に良くないのか・・」と嘆かないで下さい。問題は、脂肪の「質」なのです。
ここで、落花生の生産地、八街市役所のサイトによると落花生の脂肪酸は血液中の悪玉コレステロールを減らし、血圧を下げる働きをすると記載されています。
オレイン酸とリノール酸は、オリーブオイルなどに多く含まれる不飽和脂肪酸で、体にとってプラスの働きが期待できます。ピーナッツには多くの脂肪が含まれますが、その脂肪は質がいいものです。
ピーナッツの栄養素と発毛・育毛の関係とは
次に、ピーナッツの栄養素で発毛・育毛に関わりのあるものを見ていきます。
- タンパク質
- ビタミンB群(B1、B2、ナイアシン)
- ビタミンE
- レスベラトロール(ポリフェノールの一種)
- 亜鉛
ピーナッツの成分で脂肪の次に多いのは、「タンパク質」です。タンパク質は体内に取り込まれてアミノ酸に分解された後、筋肉や血液、髪の毛の材料である「ケラチン」など変わります。
「ビタミンB群」は、糖の分解や皮膚の健康維持、タンパク質や脂質の代謝を助ける働きがあります。髪が生えている地肌も「皮膚」なので、健康な状態に保つのは大切なことです。
「ビタミンE」や「レスベラトロール」には抗酸化作用があり、老化防止に役立つと言われています。レスベラトロールは、ピーナッツの実よりも薄皮に多く含まれています。
ピーナッツからタンパク質やビタミンB群などの栄養成分を摂ることにより、髪が抜けにくくなり、次の髪が育ちやすくなる効果が期待できます。
亜鉛については、この後解説します。
髪は、増やすのも大事だが減らさないのも大事だぞ。ピーナッツを食べて地肌を元気にすることから始めるとするか。
発毛に役立つ成分「亜鉛」、その効果を詳しく見てみよう!
髪の毛の主成分「ケラチン」の材料がタンパク質であることはわかりましたが、ケラチンを作る為に必要な栄養素がもう1つあります。それが「亜鉛」です。
毛根の一番奥で髪の毛を作りだす毛母細胞も、亜鉛を必要としている部分です。
ピーナッツに含まれる亜鉛には、発毛・育毛しやすい環境を作る働きがあるのです。
髪が伸びる為には、毛穴の中の毛母細胞が活発に働くことが肝心なんだな!
私の毛母細胞はサボりがちだから、亜鉛を摂って喝を入れてやるとするか。
亜鉛と育毛の関係について詳しく知りたい方はここを見てくれ。
ピーナッツの適量はどれくらい?食べる時に気を付けたい事は?
ピーナッツに健康や発毛にプラスの効果がある事がわかりましたが、具体的にどれくらい食べたらいいのでしょうか?また、ピーナッツを食べる時に何か注意点はあるのでしょうか?
ピーナッツを食べる時の適量とは
ピーナッツの適量は、1日当たり20~30粒と言われています。
袋からそのまま食べると食べ過ぎの原因になるので、初めに適量を器に出してから食べ始める習慣をつけたいものです。
食べるたびに粒を数えるのは大変でしょうから、「この器に一杯分」といった、自分なりの目安を決めておくといいでしょう。
ピーナッツを食べる時に気をつけたいこととは?
ピーナッツを食べる時に注意したいのは、脂質と塩分の摂り過ぎです。できれば他の脂質や調味料を加えていないものが望ましいです。
また、ポリフェノールの一種「レスベラトロール」は薄皮に多いので、薄皮が付いている物を選びたいです。
出来れば殻付きの落花生を選んで、ゆっくり食べることをお薦めします。
家庭菜園で落花生を栽培するという方法も
殻付きの落花生は価格が高い、手に入りにくいという方もいると思います。実は、落花生は家庭菜園で育てることが出来ます。中にはベランダで育てたという方もいます。
落花生の栽培には、食用ではなく園芸用の種子を使います。芽が出る様子や黄色い花が咲く様子を眺めるのは楽しいものです。自分で育てた実を味わうのは格別でしょうし、植物を育てることでストレスが解消出来て一石二鳥かもしれません。
ピーナッツは大好物だから、1日に20~30粒までとは、少し物足りない気がするぞ。
でも、食べ過ぎは禁物だから、ピーナッツ専用皿を決めるとするか!
ピーナッツには、発毛を期待できる栄養素が含まれていた!
ここまで、ピーナッツの健康効果や発毛の助けになる成分を見てきました。
「ピーナッツはニキビの原因になる」と言われてきた世代の方は「ピーナッツは思ったより体にいい食べ物なんだな」という感想を持ったかもしれません。
肝心な「ピーナッツの発毛・育毛の効果」に関しては、即効性はないものの、髪が抜けにくくなる環境を整え、発毛促進が期待出来るといえます。
ピーナッツの小さな粒に詰まったパワーを試してみてはいかがでしょうか?
オイオイ。まさかビーナッツにこんな効果が有るとはなッ!
しかも毛髪だけでなく、健康にも良いなんて良い事ばかりじゃないか。
私の個人的な感想だと
★★★☆☆
ピーナッツが毛髪に良いという期待値はこの位だな。
さっそく家庭菜園でピーナッツを栽培するぞー!
・・・金欠になった時の非常食にもなるからな(涙)