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植毛手術は周りにばれない?注意しておきたいポイント

植毛手術は周りにばれない?注意しておきたいポイント
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植毛手術は「周りにバレるのか?」と不安をお持ちではないでしょうか?

髪の毛が増えるのは素直に嬉しいですが、周りにバレてしまっては意味が無い…そう考える方も多いと思います。植毛手術をしても、周りには手術をしたことはばれないで済むのでしょうか?

その疑問の答えや、ばれないようにするために注意しておきたいポイントをまとめました。

自毛植毛ならひと目で植毛したとバレにくい!

後頭部を見て疑いの眼差し
様々な植毛方法のひとつ、植毛手術。自分の髪の毛や頭皮を利用する「自毛植毛手術」であれば、基本的にバレることはない!といってもいいでしょう。

その理由は

  • 生えそろうまえに時間が必要
  • 自分の毛なので違和感ナシ
  • 術後の傷が目立たない

という、大きな3つのメリットがあるからです。

生えそろうまで時間がかかるから、髪の毛の増え方が自然

自毛植毛手術とは、後頭部や側頭部に生えている、強い髪の毛の細胞を薄い部分に移植することで、髪の毛を自然に増やすことが出来る手術方法です。「増毛」と混同される方も多いですが、増毛は今生えている毛に人工の毛を束を結びつけて量を多く見せる方法です。

増毛は一度の施術で一気にボリュームアップをすることが可能ですが、その分一度に髪の毛が増える(ように見える)ので、不自然に見えやすいというデメリットも抱えているわけです。

しかし自毛植毛の場合は、頭皮に毛が生えるための材料を移植しているようなもの。増毛のようにすぐに毛が増えるわけではなく、移植した部分から成長するのを待たなければなりません。

※自毛植毛はどのような流れで行うのか詳しくはこちら

自毛植毛を行った場合、その成果を実感しはじめるのは早くても3~4ヶ月で、「髪の毛が増えた!」といった自覚が出てくるまでに半年~1年程度かかります。

数ヶ月から半年といった時間をかけて髪の毛が伸びてくるわけですから、自毛植毛手術なら非常に自然な印象になるんです。

毎日顔を合わせている人から見ても「そういえば前よりも髪の毛が濃くなったような感じかな?」程度に落ち着くことが多いようです。初対面の人であればもちろん植毛しているなんてことはわかりません。

自分の毛なのでアンバランスな印象にならない

生えてくる毛が自分のものという点もバレにくい要因のひとつです。

安価なカツラやヘアピース、増毛、人工毛植毛手術の場合は人毛ではなく人工の毛を使うことが多いですし、高級なカツラは人毛を使うこともありますが、自分の毛ではありません。

自分の毛と人工の毛が並んだときに、太さや質などが微妙に違うと違和感を覚えてしまう場合があります。他人からしたら全く気にならないレベルの場合もありますが、万が一…と思うと不安になってしまう、という方もいるのではないでしょうか。

自毛植毛の場合、生えてくるのは自分の毛なのでそういった質感による違和感はなく、非常に自然です。

手術時の傷が目立ちにくい

バレる理由として考えがちなのが、「植毛した部分の不自然な生え方」といったところに集中しがちですが、目立つところに手術の傷跡が残っていると「頭にケガでもしたのかな?」と思われてしまう原因にもなってしまいます。

植毛手術はそういった点もカバー。手術方法によっては後頭部を縫合しなければなりませんが、そういった傷も後頭部でも下部、襟足に近い部分といった他の方に簡単には知られない場所に作られますので術後も安心していられます。

植毛セカンドオピニオンサービスによると、自毛植毛とは下記のようになっています。
自毛植毛

このように、基本的に自毛植毛手術を行った場合そうそう人にバレるものではない、というのはおわかりいただけたでしょうか?

植毛について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

自毛植毛は自分の髪の毛を移植する手術だから、その分自然に見えるってことか。

なかなか髪の毛が生えてこないってのはデメリットとして考えがちだが、バレる観点からすればメリットにもなりえるんだな。

これだけは覚えておこう!植毛手術がバレるケース

しかし、植毛手術がばれないといっても自分はバレてしまうかもしれない、バレなかった例がないわけではないし…という不安もまだまだあるかと思います。

ではどんな場合に植毛手術をしたことがバレる可能性があるのか?を考えてみました。

人工毛植毛をした場合

人工毛植毛は自毛植毛と違い、その名前からわかる通り人工で作られた毛髪を移植する手術です。そのため自分の好きな長さ、色の毛髪を利用することが出来ますし、ボリュームについても自分の理想の形にすることも可能です。

その反面、手術が完了したときには既に完成された状態となってしまいますので、極端な話「週明けに出社してきたら髪の毛が非常にボリュームアップしていた」と思われる可能性は十分にあります。

最初は短い人工毛を植毛し、数ヶ月後にもう少し長い人工毛を…と、考えるかもしれませんが、それはムリな話です。

頭皮への負担を避けるため、同じ部分に植毛手術を行うには、少なくとも半年間は期間をあける必要があるからです。人工毛植毛は一度に自分の理想のボリューム・デザインを作ることが出来るのが大きなメリットなので、そこを潰すのは本末転倒といってもいいでしょう。

なので、明らかに「髪の毛が増えたから、もしかして植毛(増毛)した?」という印象になってしまうでしょう。

手術から2週間後くらいの副作用が出たとき

植毛手術における副作用のひとつに、額やまぶた付近の腫れがあります。腫れ方も人によって違い、額が腫れるだけの方もいれば、腫れがまぶたまで落ちてきてしまう方もいますし、逆に全く腫れないという方もいます。

これは植毛手術を受けた人の4人に1人程度の割合で出てくる副作用であり、腫れてしまうことは手術の失敗・成功とは無関係です。

手術後3日くらいから症状が出てくるので、会社に勤めている方は「その顔どうしたの!?」と心配されるかもしれません。

ただ、その腫れだけで「植毛手術をしたな」と感付かれることはそうそうないでしょう。あってもその人が植毛手術を受けたことがある可能性がある…くらいではないでしょうか。

腫れていることを見られた・知られたことで直接植毛手術をしたことはばれませんが、心配して理由を話さないと…と思い、自分からばらしてしまう可能性があります。

広範囲に一度に植毛したとき

植毛の範囲によってばれる・ばれないが大きく変わります。小さい面積であればあるほど植毛手術をしたかどうかはわかりませんし、逆に広範囲、大きい面積であればあるほど植毛したことがばれやすいと言えるでしょう。

もちろん毛が生えてくるのは半年程度からのため、人工毛植毛のように一度に髪の毛が増えることはなく自然ではあるのですが、植毛手術をした直後もその部分に毛が全く生えていないというわけではありません。

移植時に使用した髪の毛の細胞には、短く毛が生えているからです。

なので広範囲に植毛した場合、植毛した部分に短い毛が生えていることになります。人によってはそれまでつるつるだった部分にちょっとだけ毛が生えているという状態に…。

クリニックでは極力自然な形、ばれにくい形にしてくれますが、手術前に要相談!ですね。

薄毛が進行して不自然になった場合

これは植毛手術を行ってすぐではなく、数年経過した場合に起こりやすい植毛バレです。どういうことか順を追って説明しましょう。

仮にM字を解消するために植毛手術を行ったとします。きちんと髪の毛も生え、非常に自然な形でボリュームアップができていました。

しかし知らない間にじわじわと薄毛が進行していき、生え際が植毛したときよりも後退してしまった…という状況ですと、実際の生え際は植毛した部分よりも隙間をあけて後ろになってしまいます。

この状態って非常に不自然ですよね。生え際が後ろに下がったのであれば、生え際より前に髪の毛があるのは可能性として高い話ではないからです。その状態ですと「前に残ってる毛は植毛したのかな?」と思われてしまう可能性がああります。

人工毛植毛はそれを選ばなければ回避できるが、副作用の腫れとか数年後のハゲの進行でのバレってのはキツいもんがあるな…。

植毛手術をすればハゲが治る、ってわけじゃないから日頃からのケアが大切ってことだな。

どうしてもバレたくない!注意しておきたいポイントは?

植毛手術がバレてしまう、バレやすいケースをかえりみて、どうしても植毛手術をしたことは周りにばれたくない!という方が気をつけるべきポイントをまとめてみました。

このすべてを守れば絶対にばれない!という保証が出来るものではありませんが、植毛手術をしたことがばれにくくなる確率はぐっとアップするはずです!

できる限り自毛植毛にする

まずはこれです。可能であれば植毛手術は自毛植毛にしましょう。

人工毛植毛は一度にボリュームアップを図れる魅力的な方法ですが、残念ながらアレルギーや拒否反応が出てしまう点から、医学的にはあまりおすすめできない手術になっているんです。安全性の面でも自毛植毛の方がおすすめです!

生えてくるのに時間がかかってしまうのはネックですが、その分自然なのでばれる確率は人工毛植毛と比べたら天地の差になります。一度だけでなく、きちんと生え変わりもしてくれますので、長く自分の髪の毛として大切にしたい方は絶対に自毛植毛がおすすめです。

広範囲の手術は複数回に分ける

一度に大きな面積に植毛手術を行うとバレやすくなるだけではなく、生えてきてもあまり密度が高くない、まばらな印象になってしまうことが多いです。

1回のドナー(植毛するための細胞)採取で取れる量も人それぞれなので一概には言えませんが、基本的に広範囲(頭頂部まで薄毛が進行しているような場合)への植毛は複数回に分けて行うことをクリニックでもすすめられます。

よくばっても仕上がりが思い通りにならないこともあるなどデメリットも多いので、ばれたくない、かつボリュームを納得できる形で増やしたいなら少しずつ複数回の手術を行いましょう。

同じ範囲に植毛する場合は半年~10ヶ月程度、前回と違う範囲に植毛する場合は3ヶ月~8ヶ月程度と期間が少々開きます。

デメリットとしては治療期間が長いことですが、植毛する面積が小さければばれる確率はかなり低くなりますし、少しずつ広げていけば違和感が少ないので最終的に広い面積を植毛したとしても自然に感じられる点は大きなメリットではないでしょうか。

手術後は1週間程度の休みを取る

お勤めをしている方からすると非常に厳しいと思います…が、どうしても植毛手術をしたことがバレたくない!というなら余裕を持って1週間程度は休暇を取ったほうがいいでしょう。

長い休みが取れない方でも、手術後2日~3日くらい休みを取ることが推奨されています。GWやお盆休み、年末年始のような長期休暇に合わせて手術を行ってもいいですね。

なぜ1週間なのかというと、副作用などが出てきてそれが解消されるまでかかる期間がそれくらいだからです。その根拠はこちらです。

国際毛髪学会によると

術後の痛みや不快感、腫れによりまぶたが閉じるなどがあります。さらに移植部分のかさぶたがありますが。概ね1週間ほどで解消されます。

※ただし、
出血、傷跡や感染症などの発生は例外です。

「バレてしまう可能性」として挙げたのは、この「腫れによりまぶたが閉じる」という点、あとは「移植部分のかさぶた」ですね。仮に腫れが残ってしまったとしても1週間もあれば腫れも引いてくる時期ですし、かさぶたも多少残ってはいても目立つほどではないはずです。

最近ではよりこのような副作用が出ないようにクリニック側でも気をつけていて、新しい手術方法であればあるほど、副作用の確率は低くなります。

昔ながらの植毛手術方法であるスリット法に比べると、最新の技術であるFUE法という、非常に小さい単位で移植するための髪の毛の細胞を採取する方法の方が副作用は出にくいです。

ただ、そんなに長期間休みを取ることは出来ず、せいぜい週末程度しかムリ!という方もいるでしょう。何回かにわけて手術をする場合も、毎回長期の休みに合わせられないことが考えられます。

副作用が出るかは人によって違いますが、まぶたや額の腫れはむくみに近いものなので、むくみ対策を行えば症状を軽減することが可能です。

具体的には

  • 枕を高い状態にして寝る
  • 身体を温めるようなことはできるだけ避ける(長風呂など)
  • ステロイドが入った内服薬を手術後数日間服用する
  • 腫れてきたと思ったら何かしらの手段で冷やす

といったことで対策・予防になります。

普段から薄毛対策や育毛ケアをしておく

植毛手術をしても薄毛が進行してしまうと、新たにその部分に植毛手術をしなければなりません。もともとの髪の毛を維持するためにも、普段から薄毛対策として育毛ケアをしておくことが重要です!

それに、育毛ケアをしていること自体を知られたくないなら使えない手ではありますが、普段からケアしていることを周りに話していれば、植毛手術をしても「育毛剤の効果が出てきた」と言うことも出来ますよね。

薄毛の進行を止めることは植毛をバレにくくすることにつながりますし、頭皮の健康のためでもあります。一生フサフサでいたいならぜひ薄毛対策・育毛ケアは行っていくべきですね。

普段からの頭皮のケアはもちろんだが、手術後も自分が気をつけることで副作用を抑えることが可能なんだな!

長期休みが取りにくいヤツは事前に対策をして手術前の不安を減らしておくのがよさそうだ。

あまりビクビクしても逆効果。増えた髪の毛を楽しむのが一番!

外科的な手術とはいえ、大きな傷が残る手術ではありませんので注意点を知っておく、ポイントを抑えておくことで周りにバレる確率はかなり低いです。

きちんと定着しかさぶたもはがれて頭皮の状態が安定してくれば、ほぼばれないといっていいでしょう。身も蓋もない言い方ですが、案外みんな周りの人間にさほど大きく興味は持っていないものです。

友達との会話で顔やスタイルなど、「自分のここが気になる!」と言っている部分のほとんどが他人からしたら「そんなに気にするところかなあ?」と思うような些細なところだった…そんな経験ありませんか?

植毛手術、特に自毛植毛手術の場合も同じようなもの。バレてしまったというケースもほとんどありませんから、手術を受けたのなら不安でビクビクしているのはもったいないことです。

不安のあまり傷跡の部分を頻繁に触る、そのような行為が逆に「何かあるのかな?」と思われるきっかけになってしまうことも。

ストレスは薄毛の原因にもなりがち。他人は自分を気にしてないと割りきって、手術後の成果を楽しみにしている方が頭皮にも精神にもいい結果をもたらしてくれます。

中には、植毛をしてよかった!と自分から植毛手術をしたことを話す人もいます。それくらい自分を変えてくれるキッカケになるのが植毛と言えるでしょう。

Great!植毛するなら自毛植毛がイイみたいだな。

植毛した事がバレても恥ずかしくないヤツはいいが、私みたいなナイーヴな男にとってはありがたい治療方法だ。

…まぁ、職場でもプライベートでも私に関心を持ってくれる人はいないから、植毛手術をしても誰も気づかないだろうけどな!(涙)

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