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薄毛予防のシャンプー選び

無添加シャンプーの効果とおすすめ商品をご紹介

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健康や美容、安全や環境などに関する意識が高い人には、「無添加」という言葉は魅力的ですよね。そうでなくても、髪がさみしくなりつつある人にとっては、シャンプーや育毛剤を探す時に「無添加」の文字を見て、「何だか良さそう」と思うこともあるのではないでしょうか。

でも、無添加の何がどのように髪や頭皮に良いのか、詳しくご存じの方は意外と少ないのではないでしょうか。「そもそも、無添加って何なの?」と思う人も多いですよね。

この記事では、無添加シャンプーとは何なのか、髪や頭皮にどのような効果があるのかを、分かりやすくまとめました。ぜひ、無添加シャンプーの魅力と効果を正しく理解して、育毛にお役立てくださいね!

無添加シャンプーとは?普通のシャンプーとの違いはどこにある?

髪や環境に良さそうなイメージがある無添加シャンプーですが、その中身はどんなものなのでしょうか?まずは、無添加シャンプーとは何なのか、そして普通のシャンプーとはどのような違いがあるのかについて見ていきましょう。

表示指定成分とは

無添加シャンプーを知るうえで欠かせない情報として、「表示指定成分」というものがあります。

「表示指定成分」とは

薬事法により、ごくまれにアレルギーなどを起こす恐れのある成分として商品に表示されることが義務付けられた成分です。

現在は102種類(香料を加えると103種類)が指定されています。

つまり、表示指定成分とは、お肌や身体に悪い影響を及ぼすおそれがある成分のことであり、具体的な例としては以下のようなものが表示指定成分に含まれています。

  • パラベン類(防腐剤)
  • ラウリル硫酸Na類(石油系界面活性剤)
  • 安息香酸及びその塩類(防腐殺菌剤)

これらは多くの市販のシャンプーに使用されている成分です。なので、シャンプーや化粧品の成分表示を見たことがある人なら、目にしたことがある成分なのではないでしょうか。

無添加=表示指定成分が入っていないということ?

上記の表示指定成分は1980年に旧厚生省が定めたものですが、2001年には化粧品に対して全成分を表示することが義務付けられました。なので、元々は表示義務がなかった成分と区別するために、現在では1980年に定められた成分は「旧表示指定成分」と呼ばれています。

そして、この旧表示指定成分が入っていない商品が、一般的に「無添加」と呼ばれているものなのです。

実は、無添加シャンプーの成分に法的な決まりがあるわけはないのですが、おおむね以下のような特徴を持ったものが無添加シャンプーであると考えてよいでしょう。

  • 旧表示指定成分不使用
  • 石油系界面活性剤不使用
  • 防腐剤不使用
  • ノンシリコン
  • アルコールフリー
  • アミノ酸系洗浄成分を使用している

旧表示指定成分以外にも避けた方がよい成分が!

すでにお伝えしたように、「無添加」と表示することに特別な決まりがあるわけではないので、旧表示指定成分の一部が入った無添加シャンプーというのもあり得ます。また、旧表示指定成分には入っていない成分なら、すべて安心安全というわけでもありません。

たとえば、「フェノキシエタノール」という合成防腐剤は、旧表示指定成分には含まれていません。しかし、その毒性は旧表示指定成分のひとつであるパラベン類と同程度と言われています。

ところが、旧表示指定成分に入っていないゆえに、多くの化粧品やシャンプーに使われているのです。それでも旧表示指定成分さえ含まれていなければ「無添加」と表示しているシャンプーや化粧品も多いんです。

普通のシャンプーに比べれば、無添加シャンプーの方が髪や頭皮に優しいものが多いのは確かですが、「無添加」の文字を過信しない方がよさそうですね。

※シャンプーの成分について、もっと詳しく知りたい方はコチラの記事へ

何!?「無添加」と銘打っておきながら、刺激が強い成分が入っているシャンプーも少なくないのか!このことは、ちゃんと知っておかないとマズイな!

フェノキシエタノールは「旧表示指定成分不使用」という無添加シャンプーにもよく使われているから要注意だ!「PE」と略されることもあるんだぜ!

無添加シャンプーの効果やメリットは?使わない方がいい人もいるの?

きっちりとした定義があるわけではないものの、一般的なシャンプーに比べれば頭皮への負担が少ない成分でできているのが、無添加シャンプーであることをお話しました。ここからは、より詳しく無添加シャンプーの効果やメリットについて見ていきましょう。

無添加シャンプーのメリット

一般的なシャンプーには旧表示指定成分も含まれているので、石油系界面活性剤などもごく当たり前に入っています。

石油系界面活性剤は洗浄力や脱脂力がとても強いので、必要な皮脂まで洗い流してしまいます。すると、頭皮が乾燥してしまったり、その乾燥が過剰な皮脂分泌を招くせいでベタついてしまったりと、頭皮環境が悪くなってしまいがちです。

また、旧表示指定成分のほとんどは化学合成された成分であり、普通のシャンプーにも多く含まれるため、そのような刺激の強い成分が頭皮に蓄積することでも頭皮環境は悪化してしまいます。

化学合成・天然成分シャンプーの循環例の解説イラスト

無添加シャンプーなら、洗浄力や刺激が強すぎる成分は含まれていないので、頭皮環境の改善に役立つのです。これが、無添加シャンプーの最大のメリットでしょう。

無添加シャンプーにはどんな効果があるの?

無添加シャンプーのメリットは、お肌にやさしい成分でできているため、頭皮環境が改善することであるとお伝えしました。では、頭皮環境が改善すると、どんな効果が出てくるのでしょう?

「頭皮環境が改善される事の効果」解説イラスト

頭皮に余分な皮脂がたまっていたり、逆に乾燥していたりすると、頭皮の血行も悪くなります。無添加シャンプーで余分な皮脂汚れだけ洗い落として頭皮環境が改善されれば、頭皮の血行が良くなります。

健康な髪を作るために必要な栄養は血管を通して毛根まで送られますから、頭皮の血行が良くなれば毛根にきちんと栄養が送り届けられるようになります。つまり、無添加シャンプーによって、抜け毛や薄毛の予防・改善や白髪防止効果が期待できるんです。

無添加シャンプーが向かない人も!

無添加シャンプーが育毛にも活用できることをお話しましたが、すべての人に無添加シャンプーをおすすめできるわけではありません。

頭皮のベタつきにも2種類あって、先にも触れたように乾燥が元になって過剰な皮脂分泌が起こっている場合と、元々全体的に脂性で頭皮もべたついているという場合があります。

後者の人にとっては、おだやかな洗浄力の無添加シャンプーだと、きちんと皮脂汚れが落ちないおそれがありますので、普通のシャンプーの方が良いこともあります。

逆に、前者の人や頭皮の乾燥が気になる人、さらに、どちらでもない普通の肌の人には無添加シャンプーやアミノ酸系シャンプー(無添加シャンプーとほぼ同義)がオススメです。自分の頭皮の状態に合ったシャンプーを選ぶ必要がありますね。

アミノ酸系シャンプーについて詳しく知りたい方はコチラの記事へ

そうか!無添加シャンプーは頭皮を洗いすぎないから頭皮環境が良くなって、それが抜け毛予防や育毛効果につながるってわけだな!

ただし、脂性の人は頭皮の皮脂汚れが落としきれないこともあるから、要注意だ!

迷ったらコレ!簡単に入手できるおすすめ無添加シャンプーをご紹介!

ここまでお読みいただいて、無添加シャンプーを使ってみたくなった薄毛男性も多いのではないでしょうか。でも、無添加だからといって、すべてが安心安全なシャンプーというわけではないことは、すでにお伝えした通りです。

そこで、無添加シャンプーを名乗るのにふさわしい、頭皮に優しい成分だけでできているおすすめ商品をご紹介しておきます。

牛乳石鹸カウブランド無添加シャンプー

ロングセラーの牛乳石鹸の会社には無添加シリーズがあり、ハンドソープやボディソープなどとともに、無添加シャンプーもあります。旧表示指定成分はもちろん、独自の無添加基準によって、刺激の強い成分は含まれていません。

【カウブランド無添加シャンプーの強み】

石けんシャンプーとは異なり、アミノ酸系の洗浄成分が含まれています。

汚れを落とすことだけを考えず頭皮のことを考えて製造されているので、石けんシャンプーで洗ったようなギシギシ感もありませんし、ヤシ油を使用しているので刺激も少ないです。

このように、使い心地も良さそうです。お値段は、550mlのポンプ付容器入りが1,000円(税抜)、詰替用は600円です。トリートメントももちろん無添加で、700円となっています。

公式サイトから無料サンプルセットが請求できますので、試してみて自分に合っていたら購入するのもいいですね。

マイナチュレ シリーズ 無添加・頭皮ケアシャンプー

頭皮に優しいアミノ酸系洗浄成分を使用しているほか、育毛剤にも使われているダイズ種子エキスなども配合されており、頭皮環境の改善と育毛が同時に期待できる無添加シャンプーです。

マイナチュレは女性用に開発されたシリーズですが、乾燥や敏感肌による頭皮や髪のダメージにお悩みの男性にも良いんです。泡立ちや香りも良いので、夫婦やカップルで使うのもお勧めですよ。

1本ずつ購入すると200ml入りが3,180円で送料もかかってしまいますが、定期コースにすれば1本2,704円(税抜)で送料無料です。それでも、先にご紹介したカウブランドの無添加シャンプーと比べると、ずいぶん高価に感じますが、返金保証制度もありますので、興味のある方は試してみてはいかがでしょうか。

LUSH ビッグ

自然派化粧品ブランドとしてはかなりの知名度を誇るLUSHですが、実力もちゃんとあります。このビッグというシャンプーは、13種類の原材料のみでできていて、そのほとんどが海藻やシーソルトなどの植物由来成分です。

シーソルトが頭皮の古い角質を取り除き、髪の根元を立ち上げてくれるため、全体的なボリュームアップが可能です。価格は、130gで1,050円です。

洗うと髪が軋むという口コミもありますが、ドライヤー乾燥すれば気にならなくなる人も多いです。どうしても気になる人は、お酢でリンスをするか、別の無添加コンディショナーを使うと良いでしょう。

アンナトゥモール ナチュラルシャンプー

天然アミノ酸系の洗浄成分で、頭皮も髪もやさしく洗えます。石油系洗浄剤が無添加なのはもちろん、植物エキス類も全て天然由来成分となっています。ふけや痒みを抑える効果もあります。

無添加シャンプーの中でも人気のある商品で、赤ちゃんからお年寄りまで家族みんなで使っているという口コミも見られました。

300ml入り2,160円ですが、自分に合うかどうか不安な方のために、30mlのお試しサイズが648円で用意されています。

なんと!頭皮に穏やかな成分だけでできてる無添加シャンプーにも、こんなにいろんな種類があるのか!

値段もお手頃なものからちょっと値の張るものまで、いろいろだな。迷ったら、好きな香りで選ぶのもオシャレだぜ!

頭皮にやさしい無添加シャンプーは、育毛効果も期待できる!

頭皮環境を悪化させるおそれや、アレルギーを起こす可能性のある成分を含まない、無添加シャンプーについてお話してきました。頭皮環境が改善して育毛効果も期待できますから、薄毛が気になる男性にはもってこいですよね。

しかし、無添加シャンプーといっても、「無添加」と書いてあれば何でもいいというわけではないことも合わせてお伝えしました。旧表示指定成分を含まないことはもちろん、それ以外でも刺激の強い合成原料を使っていないものを選ぶと良いですね。

成分表示を見ても何だか難しくてよく分からないけど無添加シャンプーを使ってみたいという方は、ぜひ記事内でご紹介した中からお好きなものを選んで試してみてくださいね!

無添加シャンプーといえども、添加物が入っているものもあるなんて、言われなきゃ知らないままになるところだったぜ!

頭皮の乾燥や薄毛が気になっている人は、成分表示をチェックするようにした方が良さそうだな。

無添加シャンプーに慣れれば、その洗い心地や髪の仕上がりはかなり快適なようだ!もっと早く知りたかったぜ!

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