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髪の毛を寄付するヘアドネーションの仕組みやルールをご紹介

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ヘアドネーションという言葉を聞いたことはありませんか?最近は、芸能人にもヘアドネーションをしたことをSNSにアップするなど、その知名度は徐々に上がってきています。しかし、ヘアドネーションはどういうものなのか具体的に知っている人はまだ少ないのも現状です。

そこで、今回はヘアドネーションとはどのようなものなのか、寄付した髪はどうなるのか、そして、寄付する条件にはどのようなものがあるか、ヘアドネーションの仕組みやルールについて徹底解説していきましょう。

ヘアドネーションって何?基本情報をチェック!

ヘアドネーションとは、子ども用の医療用ウィッグ作成のために髪を寄付すること活動のことです。

病気が原因で髪が抜けてしまい苦しんでいる子どものために、人毛でのウィッグを作ってプレゼントするという試みですね。

長い髪をバッサリ切ったとき、その髪は従来捨てられる運命でしかありませんでした。しかし、髪を切る際に勿体ない、どうにか役立てないか、と思った経験がありませんか?その髪をウィッグ作成のために使えないかと考えたのが、ヘアドネーションの始まりです。

その輪は徐々に広がりつつあり、現在1日に約200人分の髪が届くようになっているとのことです。ただ、1人分のウィッグを作るためには20~30人分のウィッグが必要となりますので、さらなる活動の広がりが望まれているのです。

※ウィッグについて知りたい方はこちらの記事へ


髪を寄付しなくてもヘアドネーションに参加できる!?

ヘアドネーションは、髪を寄付する活動です。しかし、髪を寄付するのに抵抗があるという人もいますよね。実は、ヘアドネーションに参加する方法は髪の毛の寄付だけではありません。

その方法が、寄付・募金です。ヘアドネーションによるウィッグは、必要な子供たちに無料でプレゼントされています。しかし、1つのウィッグ作成には10万円程度の費用がかかってしまいますので、寄付・募金も随時募集しています。

ヘアドネーションサロンに設置されている募金箱へ募金する、または個人での寄付を行うという2つの方法があります。

個人寄付は、賛助会員という形で1口6,000円の年会費にて寄付ができるようになっています。寄付する際には、以下の情報が必要です。

  • 氏名
  • 連絡先
  • 申し込み口数
  • メッセージまたはプロジェクトを知ったきっかけ

詳しい寄付の方法は公式サイトに掲載されていますので、興味がある方はチェックしてみてくださいね。

髪が少ない、髪が抜けてしまった子どもたちのための活動が、ヘアドネーションなのだな。

髪を寄付するだけでなく、募金や寄付金という参加方法もあるらしい。しっかりチェックしておくとしよう。

髪を寄付する5つの条件とは

髪を寄付するのは、誰でもどのような髪でも出来るというわけではありません。髪を寄付するためには、次の5つの条件をクリアしなければいけないのです。

  • 31㎝以上の長さがある
  • 髪の毛が完全に乾いている
  • 切り口を輪ゴムでしっかりまとめている
  • 紙の束は同一人物ごとにまとめる
  • カラーやパーマをしている髪でも手入れがされていればOK

それぞれの条件について、詳しく見ていきましょう。

31㎝以上の長さがある

医療用ウィッグとして使用できるのは、髪の長さが31㎝からとなっています。

つまり、寄付しようと思ったら31㎝以上の髪の毛が必要となるので注意しておきたいですね。

更に、ロングヘアのウィッグを作るためには50㎝程度の髪の長さが必要です。髪は長ければ長いほど、好ましいと言われています。

髪の毛が完全に乾いている

髪の毛が乾燥せずに湿っていると、カビが繁殖する恐れがあります。また、湿った髪はキューティクルが痛みやすくなっているので、摩擦を受けると髪が傷んでしまうのです。

寄付する髪は、しっかりと乾燥させるようにしましょう。

切り口を輪ゴムでしっかりまとめている

髪は、毛束の根元を輪ゴムなどでしっかりとくくってまとめます。

ヘアドネーションのサンプル画像

バラバラで送らないように、気をつけたいですね。

髪の束は同一人物ごとにまとめる

ウィッグは長さや毛質によって選別されます。

同じ人の髪は同じ束でしっかりとまとめてください。複数人分を送付する場合も、髪の長さや質が混ざらないよう1人1人しっかり分けて送るようにしましょう。

カラーやパーマをしている髪でも手入れがされていればOK

ウィッグにするならキレイな髪の方が良いから、パーマやカラーリングをしているとダメなのでは?と思う人がいるかもしれません。しかし、カラーやパーマをかけている髪でもヘアドネーションは可能なのです。

長さが31㎝以上あり、きちんとトリートメントなどで手入れがされていればパーマやヘアカラーをしている、していない問わず、寄付することができます。

髪を寄付するためには、特定の条件をクリアしなければいけないのだな。

長さが31センチ以上必要というのは、なかなか簡単ではない条件だ。しかし、その長さがあればウィッグが作れるということだから、髪が長い人はぜひ検討してもらいたい。

ヘアドネーション対応美容室の検索方法と自分での送付方法をご紹介

ヘアドネーションは、2つの方法で髪を送付することができます。

  • 対応している美容室でカットし、送付してもらう
  • 美容室でカット、または自分でカットし、自分で送付する

それぞれの方法について、ご紹介していきましょう。

美容室でカット・送付

ヘアドネーションに賛同・協賛している美容室は、ヘアドネーションの公式(NPOホウジンHEROヘアドネーションプロジェクト)サイトから検索が可能です。自宅や勤務先周辺にあるかどうか調べてみると良いですね。

ヘアドネーションサロンでは、ヘアドネーション用にカットをしてくれるだけでなく、カットした髪の送付も行ってくれますので、手間がかからないというメリットがあります。

ヘアドネーションを考えている人は、まず最寄りの対応サロンを検索してみましょう。

自分で送付

カットした髪を自分で送付することも可能です。カットするのは、美容室でも自分でも構いません。

また、美容室でカットする場合は、事前にヘアドネーションすることを伝え、持ち帰りたいことを伝えておくと良いですね。

自分で送付するときは、次の2点に注意してください。

  • 髪をしっかり乾燥させる
  • しっかり束ねる

髪の送付先は、ヘアドネーション公式サイトに掲載されているのでチェックしてみてください。ただし、送料は自分で負担しなければいけません。

送付時には名前や居住地を書いた紙を同封する必要があり、公式サイトに名前が掲載されます。ただ、掲載時には匿名希望やハンドルネームでも可能ですから個人情報が心配な方は匿名希望、としておくと良いでしょう。

ヘアドネーションは対応美容室やサロンでカットしなければいけないわけではないのか!長さなどに注意すれば自分で送ることもできるのだ。

ヘアドネーション対応サロンを検索しつつ、自分で送る時の情報もチェックしておくと良さそうだな。

ヘアドネーションで脱毛に悩む子供たちへウィッグをプレゼントしよう

ヘアドネーションは、病気が原因で髪が薄くなった、脱毛してしまった子どもに無償でウィッグをプレゼントするプロジェクトです。

カットした髪の毛をウィッグ用に寄付することができるのですが、長さは31㎝以上が必要になります。ただ、長さをクリアしていれば、寄付する髪の年齢・性別・国籍は問いません。

ヘアドネーション対応サロンは、公式サイトで検索することが可能です。ヘアドネーションに対応しているサロンが近くになくても自分で送付することも可能なので、興味がある人は送付条件等をチェックしてみてほしいですね。

髪がない、少ないということは、子どもたちにとって大きなストレスであるはずだ。その子供たちのために、自分の髪を寄付することでウィッグがプレゼントできるなら素晴らしいことではないか。

ヘアドネーションの条件、方法についてしっかり情報をチェックして、自分にできることを始めてみたいものだな。

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