水のいらないシャンプーを知っていますか?ドライシャンプーとも呼ばれ、その名の通り水なしでシャンプーが出来るという不思議な商品です。
水のいらないシャンプーはどのように髪を洗うのか、本当に水なしで髪や頭皮をキレイにすることが出来るのか、気になりますよね。
そこで、今回はドライシャンプーの種類やメリット・デメリット、そして具体的な商品ラインナップについて徹底解説していきます。水のいらないシャンプーが気になる方は要チェックですよ。
ドライシャンプーって何?基本情報をチェック!
まずは、ドライシャンプーの基本的な情報をご紹介していきましょう。
また毎日髪をシャンプーで洗って水・お湯で流していると、使用しているシャンプーによっては頭皮を乾燥させてフケやかゆみ、炎症の要因となる場合もあります。
定期的にドライシャンプーを使用することで、頭皮環境を守ることにも繋がるわけです。
水のいらないシャンプー、しっかりとチェックしておくとしよう。
ドライシャンプーの3つのメリットとは
ドライシャンプーを使用するメリットを、3つご紹介していきましょう。
- 水やお湯がない環境でも髪を洗うことができる
- 外出先など場所を選ばず使用することができる
- 頭皮の乾燥を防ぐことができる
それぞれのメリットについて、1つずつ詳しく見ていきます。
水やお湯がない環境でも髪を洗うことができる
最初でも紹介したように、ドライシャンプーは水を必要としないので、次のような状況でも髪を洗うことができます。
つまり、次のような状況でも使用することができるわけですね。
- 水が出ない・使えない災害時
- 病気やケガで髪が洗えないとき
- とりあえず頭をさっぱりさせたいとき
水を使わずに頭皮や髪を洗うことができる、さっぱりすることができるというのは、水のいらないシャンプー最大のメリットだと言えるでしょう。
ですから、水のいらないシャンプーは災害時、そして入院や病気療養中の人にはおすすめの商品なのです。
外出先など場所を選ばず使用することができる
水を使わず髪を洗うことができるということは、場所を選ばずいつでも簡単に髪を洗うことができるとも言えます。
暑い時、スポーツの後など、すぐにシャンプーは出来ないけどとりあえずさっぱりしたい、という状況は色々考えられます。
外出先、仕事先、帰宅途中、気になった時にいつでも髪を洗えるというのは嬉しいですよね。
頭皮の乾燥を防ぐことができる
頭皮は、シャンプーによる強い洗浄力によって必要以上に乾燥してしまう恐れがあります。
しかし、水を使用しないシャンプーは頭皮を乾燥させることなく洗うことができるのです。
頭皮の乾燥によるかゆみ、抜け毛に悩まされている人は、一度試してみると良いでしょう。
水を使わずに髪を洗えるというのは、思った以上に素晴らしいことではないか。
髪をどう洗う?水のいらないシャンプーの使用方法を種類別にご紹介
水のいらないシャンプーには、いろいろな種類があります。
- スプレータイプ
- ジェルタイプ
- 粉末タイプ
- シートタイプ
水のいらないシャンプーはどのような仕組みで髪を洗っているのか、どのように使うのか、タイプ別にご紹介していきましょう。
スプレータイプ
ドライスプレーの中でも、もっとも一般的なのがスプレータイプです。頭皮に液体をスプレーして、それを髪の毛と頭皮になじませた後にブラッシングをしてタオルでしっかりふきとります。
スプレータイプのドライシャンプー使用法については、こちらの動画も参考にしてみてくださいね。
ジェルタイプ
ジェルタイプは、流れたり垂れたりせず使用感が良いのがメリットです。ノズルを直接頭皮にあててゆっくりとプッシュします。
勢いよく押すと量が多く出すぎることがあるので、そこは注意が必要です。
粉末タイプ
適量を手に取って、頭皮や髪全体になじませ、最後に髪の毛をブラッシングすれば完了です。
粉を頭皮につけるため粉タイプは汚れが不安になる人もいると思いますが、粉が皮脂を吸着してくれるので汚れる心配はありません。
頭皮の汚れはもちろん、皮脂を適度に取り除くので安心して使うことができます。
シートタイプ
もっとも持ち運びしやすいのがこのシートタイプです。ウェットシートや制汗シートのような形状で、周囲に飛び散るようなこともないので安心して使用することができる。
長時間のフライトでも使いやすいので、海外へ行くときなどにオススメですね。
持ち運びが便利そうなものもあるので、使う場所やタイミングに応じて選ぶのも良さそうだ。
水のいらないシャンプーのデメリットをチェック
水のいらないシャンプーは、メリットだけでなくいくつかデメリット・注意点もあります。
- 皮脂汚れが蓄積される
- 臭いが生じる
- 頭皮がべたつくことがある
ドライシャンプーをたまに使用する分には問題ありませんが、長期間継続して使用すればこれらのデメリットが生じる恐れがあるので注意が必要です。
髪をしっかり水で洗い流すことも、髪や頭皮にとって大切な事なのです。
※※頭皮の臭いが気になる方はこちらの記事へ
あくまでも、普段のシャンプーがメインであり、ドライシャンプーはいざという時の物、たまに使うもの、ということを押さえておこう。
販売されているドライシャンプーをタイプ別にご紹介
ではここで、市販されているドライシャンプーを種類別にご紹介していきます。
種類 | 商品 | メーカー |
---|---|---|
スプレー | フレッシィドライシャンプー スプレータイプ |
資生堂 |
ジェル | オーガニックドライシャンプーAN | DRY SHAMPOO AN |
粉末 | ドライミー! | LUSH |
シート | フレッシュケアドライシャンプーシート | KOSE |
詳細について見ていきましょう。
フレッシィ ドライシャンプースプレータイプ
こちらの商品は、化粧品メーカー大手である資生堂が販売しているという安心感があります。ドラッグストアーで取り扱われていることも多く比較的入手しやすいのも魅力ですね。
エタノールによるスッキリ感、さっぱり感を得ることができます。
内容量 | 価格 |
---|---|
150ml | 540円(税込み) |
オーガニックドライシャンプーAN
肌の殺菌・消毒作用のあるエタノールだけでなく、オーガニック成分としアムラうやニームを使用しているドライシャンプーです。
アムラ (ハーブの一種) |
ニーム (乾燥に強い高木) |
---|---|
高い抗酸化作用を持つ 他にも保湿 抗炎症効果 保湿効果等が期待できる |
肌荒れ防止効果 メラニン生成抑制効果 抗酸化作用 殺菌作用 抗炎症作用等が期待できる |
気になる価格は次の通りです。
内容量 | 価格 |
---|---|
50ml 200ml レフィル400ml |
1,100円 3,100円 4,500円 いずれも税抜き |
他のドライシャンプーと比較しても、割高な商品となっています。
ドライミー!
LUSHの特徴と言えば、天然由来原料を使っているという点です。
ドライミー!も同様で、主原料がコーンスターチ、グレープフルーツ果皮油、ライム油となっていて安心して使用することができます。
洗い心地だけでなく、香りで気持ちを持ち上げてくれるのも嬉しいですね。
内容量 | 価格 |
---|---|
50g(公式サイト限定サイズ) 115g |
750円(税込み) 1,350円(税込み) |
フレッシュケアドライシャンプーシート
持ち運びに便利なシートタイプです。
ふき取り化粧水がしみこんだシートで、頭皮や髪の毛をふき取るだけでなく、目の粗いブラシなどに装着して洗うことも可能です。
ラベンダーの香りでリラックス効果もあります。
内容量 | 価格 |
---|---|
10枚 | オープン価格 ドラッグストアや通販サイトでは 400~500円前後 |
水のいらないシャンプーは時間や場所を選ばず髪を洗うことが可能
水のいらないシャンプー、ドライシャンプーは、災害時や病気の時など水が使えないときでも髪を洗うことができる便利なアイテムです。
また、毎日通常のシャンプーをすれば必要な皮脂まで洗い流してしまい頭皮にダメージを与えてしまう恐れもありますが、定期的にドライシャンプーを使用することで頭皮のダメージを抑えられる効果も期待できます。
ドライシャンプーには多くの種類があるので、自分が使いやすい、使い心地の良い物を探してみてください。
まずは数ある種類の中でどれが自分に合うか、ベストな商品を探してほしいものだ。