頭皮が乾燥すると、かゆみやフケなど様々なトラブルが生じてしまいます。だからこそ、頭皮の乾燥をどうにかしたい、乾燥しないようにしたいと悩んでしまうのです。
そんな乾燥した頭皮には、いつも使っているシャンプーが更なるダメージを与えてしまう恐れがあります。頭皮が乾燥している場合、どのシャンプーを選ぶと良いのか、どのような点に気を付けてシャンプーを選ぶと良いのか知りたい!そう思っている人も多いのでは?
そこで、頭皮が乾燥している人がシャンプーを選ぶときに注意してほしい3つのポイントをご紹介します。毎日洗う髪のことだからこそ知っておくべきポイントについて、しっかりチェックしていきましょう。
シャンプーで頭皮が乾燥する理由は【洗浄力】にアリ!
シャンプーをするだけでどうして頭皮が乾燥してしまうのか、その理由はシャンプーの洗浄力にあります。
シャンプーは頭皮や髪の汚れ、皮脂を落としてくれる働きがありますが、洗浄力が強いシャンプーは必要以上に皮脂を落としてしまう場合があるのです。
シャンプーによって皮脂を取りすぎてしまうことが、頭皮の乾燥に繋がるのですね。
皮脂を取りすぎると頭皮が危険にさらされる!?
頭皮の皮脂が多いと、べたつきや臭いの原因になります。
それに、皮脂を失った頭皮は乾燥して炎症やかゆみなどの悪影響を与えてしまうことにもなるのよ。
頭皮の皮脂は、外部刺激から頭皮を守るだけでなく、頭皮の水分蒸発を防ぐ役割も持ちます。頭皮が乾燥しないようにするためにも、一定量の皮脂は必要だということを覚えておきたいですね。
シャンプーの後はローションやオイルで保湿しよう
シャンプーの後にベビーローションやベビーオイルを使用することで、頭皮を乾燥から守ることもできます。
乾燥している髪に使用したい場合は、濡れた状態の髪の気になる部分になじませてからドライヤーをすると良いですね。
また、頭皮に使用する際には手のひら全体になじませてから頭皮をマッサージするように塗布しましょう。
ただし、ローションやオイルは体質によっては合わない場合もあるので、かゆみや赤みなどの異常を感じたら使用を中止してください。
お湯で洗い流すだけでも皮脂は落とせる!
シャンプーを使わないと皮脂や汚れは落ちない、そう思っているかもしれませんが、実はお湯のシャワーで洗い流すだけでも汗や汚れはある程度落とすことができます。
髪もゴワゴワしそうだ。それなのにお湯で洗って本当に大丈夫なのか?
むしろ、洗いすぎない分お湯で洗う方が頭皮に優しいのは確かですね。
お湯で洗うと頭皮の皮脂も適度に落とすことができるので、頭皮の乾燥に悩む人にはお湯で髪を洗う湯シャンはおすすめなのです。
ただ、ワックスや整髪料を使っている場合はお湯だけで落とすことは難しいので、そういうときはお湯だけでなくシャンプーできちんと洗うように気を付けましょう。
お湯で髪を洗うだけでも問題ないということだから、たまには湯シャンを取り入れてみることにしよう。
頭皮の乾燥を防ぐシャンプーの選び方をご紹介【NG成分はコレ!】
頭皮の乾燥を防ぐシャンプーは、どのように選べば良いのでしょうか。まずは、シャンプーを選ぶ際の3つのポイントを押さえておきましょう。
- アミノ酸系シャンプーを選ぶ
- 頭皮を刺激する【NG成分】が含まれていないものを選ぶ
- 頭皮を保護する成分が配合されているものを選ぶ
それぞれのポイントについて、詳しく見ていきます。
①アミノ酸シャンプーを選ぶ
シャンプーは洗浄成分によっていくつかの種類に分類することができます。代表的なのが、次の3つです。
- 高級アルコール系
- アミノ酸系
- 石鹸系
それぞれの特徴を、簡単に比較していきます。
洗浄成分 | 特徴 | 使用されている成分 |
---|---|---|
高級アルコール系 | 洗浄力が強い 泡立ちが良い 脱脂力が高い 頭皮や髪への刺激も強い |
ラウレス硫酸Na ラウリル硫酸Naなど |
アミノ酸系 | 洗浄力が弱い 泡立ちが悪い 刺激が低い |
~グルタミン酸 アラニン グリシンなど |
石鹸系 | 洗浄力が強い 環境に優しい 頭皮や髪への刺激が強い アルカリ性に偏るために髪がごわつくので、 髪を弱酸性に戻す専用リンスが必要 |
石けん用素地 準石けん 脂肪酸ナトリウムなど |
普段よく見るシャンプーのほとんどが、高級アルコール系洗浄成分を使用したシャンプーです。安価で手にしやすいメリットはありますが、刺激が強いので頭皮の乾燥を引き起こしやすいというデメリットがありますね。
②頭皮を刺激する【NG成分】が含まれていないものを選ぶ
乾燥した頭皮はバリアが失われた状態にありますので、ちょっとした刺激でもダメージを受ける可能性があります。ですから、頭皮に刺激を与えるような成分が含まれていないものを選ぶようにしましょう。
- 合成防腐剤(フェノキシエタノール、安息香酸Na)
- 合成香料(香料)
- 合成色素
- 合成ポリマー(ヂメチコン、コポリマー)
これらが使用されているものは、乾燥した頭皮に刺激が強い可能性があるので注意したいですね。
※もっと詳しく知りたいアナタはこの記事をご覧ください。
完全に悪ではないのですが、頭皮に刺激を与える恐れがある成分でもあるので避けられるなら避けてほしい、ということですね。
頭皮を保護する成分が配合されているものを選ぶ
頭皮を保護するような成分が含まれているシャンプーは、乾燥した頭皮を優しくケアしてくれます。
よく使われているものとしては、次のような成分が挙げられます。
- ツバキ油などの植物性オイル
- ビタミン
- ヒアルロン酸
- トレハロース
天然成分であれば敏感肌の人でも安心して使用することができますので、おすすめです。
しっかりチェックして、安心して使用できるシャンプーを選ぶようにしなくては。
女性の乾燥した頭皮にはコレ!保湿成分配合のおすすめシャンプー
頭皮の乾燥は、様々なことが要因となって引き起こされます。その中でも女性ならではの原因が、女性ホルモンの分泌量低下です。
女性は、年齢を重ねて女性ホルモンが減少すると、皮脂の分泌量が減少してしまい乾燥しやすくなってしまうのです。
洗浄力の優しいアミノ酸系シャンプーを使うのはもちろん、保湿成分の配合されたシャンプーを選んで欲しいですね。
どうして女性ホルモンが減ると頭皮が可能してしまうの?いつから女性ホルモンは減少してしまうの?
女性ホルモンの減少は、30代ごろから始まって40代から一気に進み始めるので注意しておきましょう。
また、女性用のシャンプーには天然由来の成分やアロマオイルなどを使用している商品も多くあります。
今回は3つの商品をご紹介していきますので、使用されている成分、そして香りなどから、自分に合ったシャンプーを選びたいですね。
ハーブガーデン
こちらの商品は天然アロマ精油を配合し、リフレッシュ効果が期待できます。
また、アロマ精油以外の成分も天然由来成分のみで作られている、100%無添加シャンプーというのも特徴的ですよね。
保湿成分としてはモンゴンオイルを使用し、保水成分としてシロキクラゲ多糖体、バオバブ種子油を配合しています。
頭皮・髪の保湿、保水を意識した商品ですね。
内容量 | 価格 |
---|---|
300ml | 4,000円 2か月ごとのお届けコースは 2,000円 |
定期コースになると半額で購入できます。興味がある方は、公式サイトをチェックしてみてください。
カウブランド無添加シャンプー
無添加のアミノ酸系シャンプーです。天然由来のコンディショニング成分を配合し、シャンプーのみでも使用可能となっています。
内容量 | 価格 |
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500ml | 1,000円(税抜き) |
守り髪
*商品画像のみ使用してください
ドライヤーやヘアアイロンの熱に反応して毛髪成分と結合するナノリペアーELを用いている商品です。
アミノ酸保湿成分が痛んだ髪を補修し、アルガンオイルが髪や頭皮を保湿するだけでなく栄養も与えてくれます。
シアバター配合で、紫外線ダメージから頭皮を守り乾燥を防いでくれる商品です。
内容量 | 価格 |
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400ml | 2,800円(税抜き) 定期コース利用で1,400円(税抜き) |
香りや使用感など、自分にピッタリのシャンプーを探してみてほしい。
頭皮の乾燥や脂っぽさが気になる男性におすすめのシャンプー
頭皮の乾燥や脂っぽさが気になるというのは、一見別々の悩みに思えます。しかし、実は脂っぽい頭皮の人こそ頭皮の乾燥に注意してシャンプーを選んでほしいのです。
頭皮の脂っぽさ、ベタベタが気になる男性は、どうしても頭皮をしっかり洗わなければ、という気持ちになってしまいますよね。しかし、頭皮の洗いすぎは頭皮を乾燥させてしまい、乾燥した頭皮を守るために過剰に皮脂が分泌されることで、更に脂っぽくなる恐れがあります。
もしそれが本当なら、どうやって頭皮を洗えば良いのだ?
洗浄力の優しいシャンプーを使えば、皮脂を落としすぎることなく洗うことができるでしょう。
頭皮のベタつきは匂いの原因になりますが、雑菌が繁殖して頭皮が炎症を起こす、湿疹ができる、抜け毛が増えるといったリスクもあるので注意が必要です。
頭皮のベタつきが気になる男性も、むやみに頭皮を洗うのではなく適度な洗浄力で頭皮を洗うことが大切なのです。
そこで、乾燥している頭皮を守りつつ、脂っぽい頭皮の皮脂を適度に落としてくれるシャンプーをご紹介していきましょう。
プレミアムブラックシャンプー
こちらは、コンディショナー不要で1本で使用できる商品となっています。
頭皮と同じ弱酸性で、石油系界面活性剤や防腐剤など不使用、独自の技術で炭化したクレイ(泥)を使用し、優れた洗浄力で余分な皮脂を吸着します。
21種類の天然植物成分を高配合し、頭皮に優しいシャンプーとなっています。
内容量 | 価格 |
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400ml | 5,184円(税込み)+送料540円 沖縄は送料1,296円 定期便4,666円(税込み)送料無料 |
定期コースは本体価格が10%オフとなり、送料も無料です。また、ポイントもつきますのでお得に購入することが出来ますね。
チャップアップシャンプー
育毛剤として有名なチャップアップですが、実はシャンプーも取り扱っています。
チャップアップシャンプーには、頭皮環境を改善するための成分として10種のオーガニックエキスを配合しています。一部をピックアップしてみましょう。
- ローズマリー葉エキス
- セイヨウサンザシ果実エキス
- カミツレエキス
- ゴボウ根エキス
また、刺激物を除去した高純度の水を使っていますので、頭皮に対して優しい商品となっています。
内容量 | 価格 |
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300ml | 4,180円(税込み)+送料660円 定期便3,280円(税込み)送料無料 |
定期便だとお得に購入できますので、ぜひチェックしておきましょう。
haru黒髪スカルプ・プロ
こちらのシャンプーは女性をターゲットにはしていますが、乾燥肌や敏感肌の男性にはおすすめの商品となっています。
100%天然由来成分で出来ているだけでなく、洗浄成分も天然ヤシ由来なので優しく頭皮を洗ってくれるのです。また、リンス不要というのも嬉しいですね。
内容量 | 価格 |
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400ml | 3,600円(税抜き)送料無料 定期便2,880円(税抜き) |
こちらの商品は、30日間の全額返金保証があります。ですから、安心して試してみることができますね。
洗浄成分だけでなく、その他成分にもこだわって選びたいものだ。
シャンプーを選ぶだけじゃダメ!?知っておきたい正しいドライヤー方法
洗浄力の優しいシャンプーを選ぶ、保湿成分配合のものを選ぶ、ということをしても、洗髪時のちょっとした行動が頭皮にダメージを与える・乾燥させてしまう要因になる恐れがあります。
それが、ドライヤーです。ドライヤーによる熱や温風も、頭皮を乾燥させる要因となります。ドライヤーをするときは、髪から15~20センチ以上離すようにして頭皮に熱をあてすぎないように気を付けましょう。
ドライヤーを使うときは、距離を離しておけば大丈夫ということなのか?
あとは、ずっと同じところに温風をあてないということも大事ですから、こまめにドライヤーを動かすようにしましょう。
ドライヤーなど、頭皮を乾燥させてしまう要因について更に詳しく知りたい人には、こちらの記事がおすすめです。
ドライヤーの熱ダメージが怖くても自然乾燥はダメ!
ドライヤーの熱による頭皮の乾燥は避けたい、そう思ったら、ドライヤーを使わない方が良いのでは?と考えてしまうかもしれません。しかし、ドライヤーの熱によるダメージを避けたいからといって、髪をそのまま自然乾燥させるのは危険なのです。
濡れた状態の髪は、キューティクルが開いていて外部からのダメージを受けやすくなっています。
濡れた髪はタオルや枕の刺激で髪が大きなダメージを受けてしまう恐れがあるので、髪をしっかり乾かすことは重要なのです。
頭皮から距離を離しつつしっかり乾かす、このことを意識しておかねばな。
頭皮の乾燥は抜け毛や頭皮トラブルの原因に!?
頭皮の乾燥は、いろいろな悪影響を引き起こしてしまう可能性があります。
- かゆみ
- ふけ
- 湿疹
- 炎症
頭皮環境が悪化すれば、髪に十分な栄養がいきわたらなくなる、毛穴が詰まるなどが原因で抜け毛が増えるリスクも生じてしまいます。
頭皮の乾燥は、頭皮にとっても髪にとっても良くないものであるということは認識しておきたいですね。
乾燥に気づいたら放置せず、早めに対策したいものだな。
乾燥している頭皮はアミノ酸シャンプーで優しく洗おう
乾燥した頭皮に洗浄力の強いシャンプーを使うと、皮脂を落としすぎて更に乾燥させてしまう恐れがあります。
頭皮が乾燥していると悩んでいる人は、洗浄力の優しいアミノ酸系シャンプーを選ぶようにしてほしいですね。
乾燥した頭皮は、ダメージを受けやすい状態にあります。だからこそ、刺激を与える可能性がある成分が含まれているシャンプーは避けて、天然由来成分や保湿成分を使用しているものを選ぶと良いでしょう。
刺激物を含まず、頭皮に優しい成分を使用している、このことを頭に入れて、自分に合ったシャンプーを探してほしい。