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コラーゲンが薄毛や育毛に効果的!?その噂の真相とは

コラーゲンが薄毛や育毛に効果的!?その噂の真相とは
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肌の美容として、よく『コラーゲン』という成分を目にしますよね。この『コラーゲン』が髪の毛を太くするという噂がインターネットなどで流れていることをご存知でしょうか?

『髪の毛』と『コラーゲン』という組み合わせ。あまりピンとこないですよね。しかし、実は髪の発育に深く関わる頭皮とコラーゲンが、とても深い関係にあったのです!

今回は、『コラーゲン』と『頭皮』との関係から、『本当に髪の毛が太くなるのか?』という効果の実態について、探っていきます。

そもそもコラーゲンって何?知ってるようで知らない基礎知識

『コラーゲン』という成分は、今では日常生活の中でよく目にする存在です。ですが、そもそも『コラーゲン』とは何なのでしょうか?

意外と知っているようで知らないものですよね。まずは、そんな『コラーゲン』についてご紹介したいと思います。

実は、コラーゲンだらけだった!?体とコラーゲンの深い関係とは

そもそも、『コラーゲン』というのはタンパク質の1種です。主成分はゼラチンでできており、その中身はほぼアミノ酸で構成されています。

そして、驚いた事に私達の体の組織ほぼ全てに、『コラーゲン』が含まれているのです!

たんぱく質の3分の1がコラーゲン

山田養蜂場によると上記のように、体全体には約20%のタンパク質があり、その内30%がコラーゲンで構成されています。

この割合から言っても、いかに体にとって重要な存在かわかりますよね。

そして、特に体内でも多いのが皮膚の真皮部分。もちろん、その他にも靭帯や骨、内臓に至るまで、ありとあらゆる体の組織に存在しています。

また、それぞれの組織に存在する『コラーゲン』は、場所に合わせて違った特徴を備えた働きをしています。というのも、私達が一言で『コラーゲン』といっていますが、実際には約30種以上もの種類に分類されているからです。

そんな『コラーゲン』の全てに共通した主な特徴があります。それは、体の結合組織における柔軟性と弾力性を活かした組織の強度増加の役割を担っている事です。

しかし、この『コラーゲン』は残念な事に永遠に体内に存在するわけではありません。なんと、年齢と共に『コラーゲン』も減少してしまうのです。

殆どの場合、大体20歳を過ぎると『コラーゲン』は徐々に減少していくといわれています。

例えば、歳をとって肌にシワが増えるのも『コラーゲン』が減少している事が原因の一つなのです。

コラーゲンを食べても実は意味がない!?その驚きの真相とは

そんな、体の30%を占める『コラーゲン』が減少するのは、体にとってもマイナスな事です。そのため、減った『コラーゲン』を補強する目的で美容や健康食品に『コラーゲン』を含んだ商品が現在、数多く販売されています。

しかし、実はこれらの『コラーゲン』を含んだ商品を摂取していても、体には『コラーゲン』として吸収されているとは限らないと言われています。

そもそも『コラーゲン』を含めタンパク質を摂取した場合、まず私達の体内では「アミノ酸」と「ペプチド」に分解されてしまいます。

コラーゲンを摂取しても体内に吸収される率は低いです。

なぜなら摂取されたタンパク質はある程度の割合で、もっとおおきな「ペプチド」という状態で腸に達するからです。

つまり、私達の体は食べ物を栄養として吸収するため分子が大きい『コラーゲン』を、より分子が小さい「アミノ酸」と「ペプチド」に分解して体内へと吸収されていたのです。

なら、『分解された後でまた体内でコラーゲンとして合成しているのでは?』と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、私達の体はそんなに都合よくできてはいませんでした。

吸収された「アミノ酸」と「ペプチド」は、あくまでその物質であって、分解された時点ではすでに『コラーゲン』ではありません。

そのため、それぞれが必要な組織に分散して栄養として使われてしまうのです。

もちろん『コラーゲン』として合成されるものもありますが、摂取した全ての『コラーゲン』が、体内で再び『コラーゲン』として復活する割合はけして高くありません。

人の体はコラーゲンだらけなんだな。知らなかったぞ!

しかも30種類以上もあるなんてビックリだな。

コラーゲンはもちろん頭皮にも必要不可欠!!その効果の実態とは

とはいえ、『コラーゲン』は体にとって必要不可欠な存在である事は間違いありません!初めに、ご紹介した通り『コラーゲン』は体の30%を占め、特に肌にとっては重要な存在になります。

つまり、皮膚の一部である『頭皮』にも良いだろうという事。では、実際にはどのような効果をもたらしているのでしょうか。

実は頭皮に必要不可欠な存在だった!コラーゲンと皮膚の関係

普段、あまり意識する事がありませんが、もちろん頭皮も皮膚の一部であることは一目瞭然です。そんな頭皮は髪の毛を育成する土のような存在でもあります。

株式会社桃谷順天館によると、皮膚の構造は下記のようになっています。

皮膚の構造

皮膚というのは、そもそも1枚ではなく幾つもの皮膚層が重なってできています。その中でも、一番土台となるのが真皮と呼ばれる部分です。

この真皮の70%は『コラーゲン』で組織されています。つまり、『コラーゲン』が皮膚の大部分を支えているのです。

これを見ると、『コラーゲン』が髪の毛を作り出しているとも考えられます。

発毛にも影響する!!コラーゲンが生み出す『頭皮のハリ』効果

『コラーゲン』の真皮での役割は主に以下の3つに分けられます。つまり、これが『肌のハリ』の正体になるのですが、これは勿論、『頭皮のハリ』にもとても大切な要素となります。

  • 柔軟性
  • 弾力性
  • 保湿力

『頭皮のハリ』とは、つまり皮膚が柔らかく保湿性があり弾力がある状態の事を指します。実は、これによって皮膚の新陳代謝が良くなっているのです。

よく頭皮が固くなると「髪の毛が細くなる」「抜け毛が増える」といわれていますが、まさに、これはコラーゲン不足による皮膚の新陳代謝の低下が原因の1つだといえます。

『頭皮のハリ』が生まれれば新陳代謝がよくなり、頭皮の血行はよくなります。

血行がよくなれば頭皮全体に十分に栄養が行き渡ることになり、結果、頭髪の発育が促進され健康的でコシのある髪の毛が生まれるのです。

細胞への増殖や分化も伝達していた!?コラーゲンの意外な役割

そして、『コラーゲン』は肌のハリを保つだけではなく、伝達物質としての役割も実はあります。というのも、『コラーゲン』の中に伝達効果を持つ物質が含まれているからです。

それによって『コラーゲン』と接している細胞に対して、「増殖しろ」や「分化しろ」などの体からの命令情報を流していることがわかっています。この役割は、もちろん頭皮でも発揮されています。

頭皮の代謝が良くなると抜け毛が防げるんだなッ!

コラーゲンが大切な成分だという事が段々分かってきたぞ。

実際の薄毛効果とは?コラーゲンで毛が太くなる噂の真相を探る

と、ここまで『コラーゲン』と頭皮について話してきました。頭皮には『コラーゲン』が大変大切な存在である事が分かっていただけたかと思います。

では、ここで本題である『コラーゲンが髪の毛を太くする』という事について、その真相を探っていきたいと思います。

毛が太くなる証拠があった!?噂の元は科学的な実験結果にある

そもそも、なぜインターネットで『コラーゲンが髪の毛を太くする』という話がでているのか。一見、デマかもしれないと思う方もいらっしゃるようです。しかし、実はちゃんとした実験結果が存在します。

毛髪科学研究会で2008年に発表された研究には、コラーゲンペプチド(5000mg)を8週間摂取した20代から50代までの女性の髪の毛が太くなったという実験結果が存在します。

また、アメリカの研究機関でもコラーゲンを一日14g、2ヶ月摂取した被験者の髪の毛が10%太くなったという実験結果があるという話もあります。

いずれも、女性の被験者でしか実験を行われていませんが、もちろん男性にも有用だと考えられているのです。

実際には原因不明!?コラーゲンと育毛の考えられる理由とは

上記の結果からも、『コラーゲン』が髪の毛を太くするという事実は明らかに結果として残っています。しかし、なぜコラーゲンが髪の毛を太くするのかという具体的な事は、実はまだはっきりとした理由は明らかになっていないようです。

東京医科歯科大学・難治疾患研究所・幹細胞医学分野の西村栄美教授らの研究グループは、下記のような発表を行いました。

簡潔にまとめますと・・・。

17型コラーゲンが脱毛などを抑えております。

なのでコラーゲンが不足すると「幹細胞維持機構」というものが破綻し白髪になったり、脱毛してしまうということです。

この事からも、『コラーゲン』が髪の発育に何らかの影響を与えているのは間違いありません。そこで、コラーゲンの特徴から、髪の毛を太くする可能性として考えられる点を上げてみました。

  • 『コラーゲン』によって血行が促進され、髪の毛の発育に影響を与えた
  • 『コラーゲン』の伝達物質によって髪に刺激を与え、毛乳頭が活性化し発毛に影響した

血行促進とは、『コラーゲン』によって頭皮環境がよくなることによって、新陳代謝が良くなることから考えられます。一般的な育毛剤の考え方と同じ発想になります。

2番目は先ほど、少しお話した『コラーゲン』の伝達物質から考えられる事です。つまり、『コラーゲン』が接する頭髪に「増加」や「分化」などの情報を伝達しているという事です。

頭髪には発毛に関わる毛乳頭という細胞があります。ここに、『コラーゲン』が何らかの刺激を与えて髪の毛を太くしているのではないかとも考えられるのです。

また、髪の毛自体も皮膚の一部だと医学的には考えられています。実際、『コラーゲン』を摂取したことによって実験でも髪に潤いとハリが生まれる事がわかっています。

始めにご紹介した考えでは、どちらも間接的な影響になります。しかし、上記の事を考えると、『コラーゲン』自体も髪の毛に良い影響を与えているのではとも考えられます。

いずれにしても、原因がまだ研究段階とはいえ、『コラーゲン』が頭髪自体に何らかの影響を与えているのは確かだと断言しても良いかと考えられます。

コラーゲンは効き目がないという意見もあり!その根拠とは

しかし、こういった結果とは反対に、『コラーゲン』は薄毛対策に効き目がないとう意見もあります。

その根拠となるのが、『コラーゲンが体内に吸収される際にアミノ酸に分解されてしまうから』という点。つまり、一時的に摂取したからといって、髪の毛に影響は与えないという意見です。

たしかに、1度や2度『コラーゲン』を摂取したからといって髪の毛が太くなるというのも考えにくいものです。実験でも2ヶ月ほど継続して飲み続けることで成果が得られています。

先にもご説明したとおり、コラーゲンは体に吸収された時点で「アミノ酸」や「ペプチド」に分解されてしまいます。まして、その後『コラーゲン』に全て変化するわけでもなく、都合よく頭皮だけに影響を与えるとも限りません。

結果、より良い効果を期待するにはコラーゲンを上手に継続的に摂取する事が大切なことだと考えられます。

コラーゲンと育毛の関係があるという実験結果もあるんだな。

まぁー摂っておいても害はないし、ガンガン摂ったほうがよさそうだ(笑)

少しでも効果を上げよう!コラーゲンを上手に摂取する方法とは

では、いかにして『コラーゲン』を上手に摂取する事ができるのか?その方法をご紹介していきたいと思います。ぜひ、参考にしてください!

コラーゲンのまま吸収できる!話題の『コラーゲンペプチド』とは

どうにかして、『コラーゲン』として分解されずにそのまま体内に取り込めないか。そこで、注目されたのが『コラーゲンペプチド』の存在でした。

株式会社やずやによると下記のように、コラーゲンペプチドは、アミノ酸を数個まとめて摂ることができます。

コラーゲンペプチド

この『コラーゲンペプチド』とは『コラーゲン』が体内で吸収分解された後にできる「ペプチド」と同じものになります。しかし、ここでご紹介するのは人工的に開発されたものです。

これらの美容や健康食品に含まれる『コラーゲンペプチド』は普通の『コラーゲン』とは違い、『コラーゲン』を体内で吸収しやすくするために低分子化した高純度のタンパク質になります。

実は、以前は『コラーゲンペプチド』もアミノ酸に分解されて効果がないと言われてました。しかし、一部が『コラーゲンペプチド』として、そのまま血中に吸収されていることが後に判明し、今では開発も進んでより体内にそのまま『コラーゲンペプチド』として多く取り込めるようになったようです。

また、『コラーゲンペプチド』を継続して摂取し続けることによって、『コラーゲン』の合成がされやすくなることが判明しています。

※コラーゲン入りの育毛剤について知りたい方へ
薄毛の原因にコラーゲン不足!?コラーゲン配合の育毛剤とは

コラーゲンの合成を促進する!一緒に摂取したいビタミンC

『コラーゲン』そのものを摂取するにしても、『コラーゲンペプチド』を摂取するにしてもやはり体内で分解された後に、少しでも多く『コラーゲン』として再び分子が合成されるのが一番です。

そこで、その合成を助ける物質が存在します。それが、ビタミンCです。実は、『コラーゲン』が体内で合成される際には、必ずビタミンCが必要になります。

そのため、『コラーゲン』を摂取した際には、一緒に摂りたい大切な栄養素です。その他にも、コラーゲンが合成を促進する物質は多く存在します。

  • アミノ酸
  • タンパク質
  • フラーレン
  • レチノール
  • プラセンタ

『コラーゲン』入りの美容商品には、効果を高めるために一緒に配合されているものもありますので、ぜひ商品の成分一覧にも注目して買ってみましょう。

コラーゲンを摂取できる育毛剤があった

コラーゲンが配合されている育毛剤があれば、頭皮に必要なコラーゲンを直接皮膚へ吸収されることができますよね。

そこでコラーゲンを成分として配合している育毛剤を紹介させていただきます。

育毛を促す成分として有名なM-034を配合していることで知られている育毛剤BUBUKA。実は加水分解コラーゲン末が配合されている数少ない育毛剤なんです。しかも副作用など一切なく女性でも使える優れものなんです。

育毛剤BUBUKAの特集記事がございますので、是非一度チェックしてみてください。

過剰摂取に注意しよう!!摂りすぎて体に不調が起こる可能性アリ

コラーゲンは体に必要不可欠な存在であり、けして毒にはなりません。

ならば、摂れば摂るほどいいのではないのかと思う方がいらっしゃいますが、しかし、過剰に摂取すると以下のような危険な症状が発生する場合があります。

  • 体質によってはアレルギー反応が発生する
  • 急激に摂取した事により体がついていかず、肝臓の機能に疾患が発生する
  • 吸収されきれなかった分が排出される場合に、一緒に他の栄養素まで外に排出される可能性がある

ならば、1日どれくらい摂取すれば良いのかという事になります。インターネットを見てみると、5g、10g、20gなど様々な数字が氾濫していますが、医学的にははっきりと推奨される数字は出されていません。

ですが、急激に大量に摂取しなければこういった反応はでないものです。コラーゲンを摂取する場合は、サプリやドリンクなどの用法用量を必ず守るようにしましょう。

コラーゲンペプチドをガンガン飲むぞっ!

っと思ったが、摂取しすぎには注意した方が良さそうだな。

コラーゲンが頭髪を復活させる太髪効果の可能性は十分にアリ!

いかがだったでしょうか?『コラーゲン』を適量・継続的に摂取を続ければ頭皮頭髪にも良く、太髪の効果の可能性がある事は十分にわかりましたね。

髪の毛の本数が増える訳ではありませんでしたが、薄毛対策には十分な効果が期待できるのではないでしょうか。では、最期にコラーゲンを摂取する上で注意したい点をまとめました。

  • コラーゲンを継続して飲み続ける
  • 過剰な量のコラーゲンを摂取しない
  • コラーゲンの合成を助けるビタミンCも一緒に摂取する
  • コラーゲンが正常に働けるように、規則正しい生活とバランスの良い食事とる

薄毛対策は一朝一夕でできるものではありません。日々の小さな継続が重要になってきます。今回の記事をきっかけに、しっかりとした頭皮と頭髪を手に入れるため『コラーゲン』を上手に活用していきましょう。

なるほど!正直、コラーゲンには胡散臭いイメージしかなかったが良い成分じゃないか!

私の個人的な感想だと
★★☆☆☆
コラーゲンが頭皮にイイ影響を与えるという信憑性はコレくらいだな。

今後、ラーメンを食べる時はコラーゲンが含まれている豚骨ラーメン一択だな!

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