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【有効成分デュタステリド】ザガーロは効果抜群の薄毛治療新薬!

【有効成分デュタステリド】ザガーロは効果抜群の薄毛治療新薬!
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薄毛治療の薬と言われると、みなさんは何を思い浮かべますか?多くの方が、フィナステリドが有効成分であるプロペシアを挙げるのではないでしょうか。それは確かで、プロペシアも効果のある薄毛治療薬です。

ですが、実は、そのプロペシアよりもさらに効果が高い治療薬として最近注目を集めている薬があるんです。それが、デュタステリドという有効成分が入った『ザガーロ』という治療薬で、国内では2015年9月に認可されたばかりです。

それを服用することで、これまで薬を飲んでも効果が出なかった人が、発毛する可能性があるんですよ。

では、なぜザガーロには高い効果があると言えるのか、どのような薬なのか、詳しくご紹介します!

2種類の5αリダクターゼを阻害できる!ザガーロに効果がある理由

最初にもお話ししたように、ザガーロは2015年9月に認可されたばかりの、まだ新しい男性型脱毛症の治療薬です。男性型脱毛症はAGAとも呼ばれますので、ザガーロはAGA治療薬とも言われます。

そのザガーロがなぜ今注目を集めているのか、詳しく確認していきましょう。

ザガーロの販売元

ザガーロは、東京に本社があるグラクソ・スミスクライン株式会社が発売している医薬品で、有効成分としてデュタステリドが配合されています。

ザガーロには、以下の2種類があります。

  • ザガーロⓇカプセル0.1mg
  • ザガーロⓇカプセル0.5mg

この2種類は何が違うのかというと、ザガーロの有効成分デュタステリドの配合量です。配合量が0.1mgのものと配合量が0.5mgのものとがあるということですね。

男性型脱毛症はなぜ起こる?

男性型脱毛症治療薬であるザガーロになぜ効果があるのかを確認するために、男性型脱毛症の原因から見ていきましょう。そもそも男性型脱毛症がなぜ起こるのかというと、主にジヒドロテストステロン(DHT)と呼ばれる物質が原因です。

もともと髪の毛は、一定の周期で、生えて成長し古くなると抜けることを繰り返しています。それをヘアサイクルもしくは毛周期と呼ぶのですが、ヘアサイクルには以下のような時期があります。

周期の名前 特徴
成長期(2年から6年) 新しい毛髪が生え、成長する時期
退行期(約2週間) 毛根が次第に小さくなり、毛髪の成長が止まる時期
休止期(3か月から4か月) 毛根が眠っている時期

休止期が終わると、再び髪の毛は成長期に入って行くわけですね。ところが、男性型脱毛症に悩まされる人の場合、ジヒドロテストステロンが原因でこのヘアサイクルが乱れて、成長期が数か月から1年程度に短縮されてしまいます。

そうなると、髪の毛が十分に成長できず、細くて短い髪の毛になってしまいます。だから薄毛になるんですね。それを図で表すと、以下のようになります。

AGAのヘアサイクル

つまり、薄毛治療に効果が出るかどうかはジヒドロテストステロンを抑制できるかどうかが関係しているということです。

ザガーロの効果が高い理由

グラクソ・スミスクライン株式会社によると、ザガーロは以下のような効果を持っています。

男性型脱毛症には男性ホルモンであるジヒドロテストステロン(DHT)が関与しており、「ザガーロ®カプセル」は1型及び2型の5α還元酵素を阻害することで、DHTの生成を抑制します。

本剤は、臨床試験において、発毛の評価指標として設定した毛髪数の増加、育毛の評価指標として設定した硬毛数及び毛髪の太さの増加等、男性型脱毛症に対する効果が確認されました4。
引用元:グラクソ・スミスクライン株式会社 報道関係の皆様

5α還元酵素は、5αリダクターゼとも呼ばれます。もしかしたら、こちらの方が聞き覚えがあると言われる方もいらっしゃるかもしれませんね。

5αリダクターゼは、テストステロンという男性ホルモンを、先ほど男性型脱毛症の原因になるとお話ししたジヒドロテストステロン(DHT)というさらに強力な男性ホルモンに変換します。

このジヒドロテストステロンは悪玉ホルモンとも呼ばれるのですが、男性型脱毛症(AGA)はジヒドロテストステロンが脱毛のシグナルを出すことでヘアサイクルが乱れて起こります。

だから、5αリダクターゼを阻害することでジヒドロテストステロンの発生を抑えることが抜け毛予防に繋がると言え、ザガーロに効果があるという結論になるわけですね。

テストステロン自体は、以下のような役割を持つ大切な男性ホルモンです。

  • 骨や筋肉を生成する
  • 精子を生成する
  • 性欲を上昇させる

また、5αリダクターゼ自体も、テストステロンの働きを補強するという大切な働きを持っているんです。ですが、この2つが結びついてジヒドロテストステロンを発生させると良くないんですね。だから、これらが結びつかないようにすることが必要と言えます。

実はこの5αリダクターゼ、グラクソ・スミスクライン株式会社の説明にもあるように、1型と2型の二種類あるんです。では、もう少し詳しく見てみましょう。

二種類の5αリダクターゼ

AGA治療に取り組むAGAルネッサンスクリニックの説明によると、1型と2型の5αリダクターゼは以下のように違います。

1型5αリダクターゼは全身の側頭部と後頭部の皮脂腺に、2型5αリダクターゼは前立腺と前頭部から頭頂部の毛乳頭に存在します。

1型5αリダクターゼは、皮脂腺に多く存在しているため、皮脂の分泌が多く、肌が脂っぽい人は1型5αリダクターゼの分泌が多いと言えます。

一方で、2型5αリダクターゼは毛乳頭に多く存在しているので、この型の分泌が多い人は髭や体毛が濃い人が多いのです。
引用元:AGAルネッサンスクリニック 5αリダクターゼとは?

このように、1型と2型では存在する場所が違うんですね。このことを元に、前頭部や頭頂部のように2型5αリダクターゼが多くある場所で薄毛が起きている人は、2型の影響が強いと考えられるわけです。

ザガーロの有効成分であるデュタステリドは、先ほども確認したように二種類の5αリダクターゼを両方阻害することができます。そのために、より効果を発揮できるというわけです。ちなみに、その働きからザガーロは5α還元酵素1型/2型阻害薬と呼ばれます。

デュタステリドは元は前立腺肥大症治療用の成分だった!?

ザガーロの有効成分であるデュタステリドは、もともとは薄毛治療のために開発されたのでなく、前立腺肥大症の治療用成分として開発されました。なぜかというと、前立腺肥大症にもジヒドロテストステロンが関わっているからです。

その際の治療薬の名称はアボルブでしたが、アボルブに薄毛を改善する効果があることがわかり、それを元にザガーロが登場するという流れになりました。

この点で、フィナステリドを主成分とするプロペシアと共通しているんですよ。フィナステリドも、前立腺肥大症に効果的な成分として使用されていたのが、その後発毛薬として使われるようになりました。

なぜそのような共通点が生まれたのかというと、デュタステリドもフィナステリドもジヒドロテストステロンの発生を5αリダクターゼを阻害することで抑える効果を持つからです。前立腺肥大症にもこのジヒドロテストステロンが原因となって発症するので、両方の症状に対して効果が出るというわけです。

ザガーロとプロペシア

ここまで読まれて、フィナステリドを主成分とするプロペシアも、日本皮膚科学会が出している「男性型脱毛症診療ガイドライン(2010年版)」の中で男性型脱毛症に対して効果がある治療法として行うよう強く勧められると結論付けられているほどなので、それで十分なのではないかと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

もちろん、プロペシアも日本皮膚科学会から認められているのですから有効な薄毛治療薬であることには間違いが無いのですが、実際のところプロペシアよりもザガーロ方がより効果が高いと言えます。

なぜなら、ザガーロが2種類の5αリダクターゼを阻害できるのに対して、プロペシアは2型の5αリダクターゼしか阻害することができないからです。

育毛治療に取り組むメンズヘルスクリニック東京や脇坂クリニック大阪などが集まって作っているヘアメディカルグループのホームページでは、それを以下のように図解しています。

ザガーロとプロペシアの違いについて

1型の5αリダクターゼが原因で抜け毛が起こっている人にはプロペシアが効かないので、ザガーロの方がより効果が高いと言えるわけです。

※プロペシアについて詳しく知りたい方はコチラ
プロペシア(フィナステリド)の効果や副作用など大解説!

ザガーロを服用してはいけない人

このように効果が期待できるザガーロですが、以下のような人は服用することができません。

飲んではいけない人 飲んではいけない理由
女性 妊婦が服用すると胎児の正常発育に悪影響のため・効果が期待できないため
未成年 安全性が確立されていないため
肝機能に重度障害を持つ人 ザガーロが肝臓で代謝されにくく血中濃度が上がるため

ザガーロは5αリダクターゼを阻害することで効果を出していますが、女性の場合抜け毛の原因が男性とは違い、以下のような理由で抜け毛が起こると考えられています。

  • 女性ホルモンの減少やホルモンバランスの乱れ
  • ストレス・ダイエットなどによる栄養不足
  • 睡眠不足による成長ホルモンの分泌量の減少
  • 紫外線やヘアケア用品による頭皮のダメージ
  • リンパ球の働きに異常が起こること

つまり、女性の薄毛には、男性の薄毛のように男性ホルモンであるテストステロンが変換されてできるジヒドロテストステロンが関わっていませんので、5αリダクターゼを阻害する働きを持つ治療薬では効果が得られないということです。

実際に、日本皮膚科学会でもフィナステリドの内服は女性の脱毛症の治療法としては行わない方が良いとしています。

ザガーロはフィナステリドと同じく5αリダクターゼを阻害する治療薬ですから、女性に利用しても有効性が無いばかりか、妊婦が服用すると胎児の正常発育に悪影響である可能性もあるのです。ですので、女性は利用しないよう注意しましょう。

ザガーロは皮膚からも吸収されますので、女性や子どもがこの薬剤に触れることも避けましょう。

ザガーロっていう男性型薄毛治療薬は、2種類ある5αリダクターゼを両方阻害することができるから効果があるっていうわけだな。それは納得だぜ。

ただ、使えるのは成人男性だけ、これは覚えておかないといけないことだな。触るだけでも成分が吸収されるらしいから、気をつけなければ。

ザガーロにはどれくらいの発毛効果ある?プロペシアとの比較

ザガーロは二種類の5αリダクターゼを阻害することから、とても効果の高い薄毛治療薬であることをご紹介しました。では、実際にどれくらいの発毛効果があるのでしょうか?

また、これまで効果のある薄毛治療薬として服用されてきたプロペシアは一種類の5αリダクターゼしか阻害できませんが、そのことでザガーロとどれくらい発毛率に差が出るのでしょうか。

ザガーロについて日本で初めて紹介した医療機関は、ユナイテッドクリニックです。このクリニックでは、ザガーロの効果に関する検証試験の結果を、フィナステリドを主成分とするプロペシアと比較する形で紹介していますので、それを元にザガーロの発毛効果について確認しましょう。

毛髪数の変化

まずは、24週間それぞれの治療薬を投与した際の、ベースラインと比較しての毛髪数の変化を見てみましょう。

ザガーロ毛髪数のベースラインからの変化(24週)

これを見ると、ザガーロ0.5mgを服用した時が最も毛髪量が増えており、次いでザガーロ0.1mg、フィナステリド1mgとなっています。ザガーロ0.5mgを服用した場合、実にフィナステリド1mgの1.5倍程度毛髪の量が増えていますね。

ちなみに、プラセボ群とは有効成分を含まない薬を飲んだ人たちのことを言い、治療薬に有効性があるかどうかを科学的に検証するための比較実験を目的としてデータが取られています。このプラセボ群の場合、24週間で毛髪の量が減っていることがわかりますね。

毛髪の太さの変化

次に、同じくそれぞれの治療薬を24週間服用した時の、ベースラインと比較しての毛髪の太さの変化を見てみましょう。

毛髪の太さのベースラインからの変化(24週)

これを見ると、ザガーロ0.5mgを服用した時が最も毛髪が太くなっており、次いでフィナステリド1mg、ザガーロ0.1mgとなっています。髪の毛の太さに関しては、フィナステリドの方がザガーロ0.1mgに比べるとやや毛髪が太くなっていますが、ザガーロ0.5mgなら明らかに最も太くなっているのがわかります。

この実験でも、プラセボ群は髪の太さが細くなっていますね。

特にザガーロ0.5mgで高い有効性が認められる!

この検証試験の結果、特にデュタステリドの配合量が多いザガーロ0.5mgで高い有効性が認められることがわかります。

さらに海外では、ザガーロ0.5mgと先ほどの国内での試験の5倍量のフィナステリドを配合したフィナステリド5mgとを半年間服用するという臨床試験が行われています。その結果、ザガーロを服用した人のグループの方が、30%発毛量が高かったそうです。

効果が出るまで半年は服用を!

このように、高い発毛効果があることが認められているザガーロですが、効果が発揮と確認できるまでに連続で半年間の服用が必要だと言われています。さらに、効果を持続されるには、服用を継続する方が望ましいとも言われています。続けることで、効果を得続けることができるというわけですね。

ただし、半年間服用しても効果が感じられない場合は、服用を中止した方がいいと説明されています。

おお、これはすごいな!ザガーロ0.5mgを服用すると、プロペシアと比較して毛髪数も毛髪の太さも明らかに改善されているのがわかるな!

ただし、ザガーロ0.1mgと比較すると、そこまで大きな差ではなくなるということだな。

これは知っておきたい!ザガーロの副作用

ザガーロは、とても発毛効果の高い薄毛治療薬ではあるのですが、実は副作用の頻度が意外に高い薬でもあります。その点を理解して服用しなければ、後で止めておけばよかったと思う理由にもなりかねません。

知っておきたいザガーロの副作用としては、以下のような症状が報告されています。先ほどザガーロの効果に関する研究結果をご紹介したユナイテッドクリニックによると、発生頻度がわかっている副作用もありますので、発生頻度ごとにご紹介します。

発生頻度が1%以上の副作用

発生頻度が1%以上と割合が高いのは、生殖器に関する以下のような副作用です。

  • リビドー(性欲)の減退
  • 勃起不全によるED
  • 射精障害(精液の量の減少)

ユナイテッドクリニックによると、勃起不全によるEDが起こった場合にはそれに対処するための薬を処方することも可能とのことなので、気になることがあったら相談するのが一番です。

発生頻度が1%未満の副作用

発生頻度が1%未満とされているのは、以下のような副作用です。

  • 乳房障害(女性化乳房や乳房痛など)
  • 発疹
  • 頭痛
  • 抑うつ
  • 腹部の不快感

乳房に関する障害、頭痛、腹部の不快感など、様々な場所に副作用が発生する可能性があることがわかります。

発生頻度が不明の副作用

現段階では発生頻度が不明な副作用には、以下のような例があります。

  • 蕁麻疹やアレルギー反応、血管浮腫などの過敏症
  • めまい
  • 味覚障害
  • 精巣の痛みや腫脹
  • 体毛脱落
  • 肝機能異常
  • 倦怠感

頻度がはっきりしていない副作用には、これだけの種類があるということです。

ザガーロとプロペシア、副作用の発生頻度が高いのは?

では、ザガーロとプロペシアで、副作用の発生頻度を比較してみましょう。検証の仕方に差はあるのですが、参考として確認したいと思います。

ザガーロでは、承認時に日本人120人のうち臨床検査値異常を含めて、14例の副作用が報告されています。これは、全体の11.7%に当たります。副作用の内訳は以下の通りです。

  • リビドー(性欲)の減退…5.8%
  • 勃起不全…5.0%
  • 射精障害…1.7%

それに対してプロペシアは、承認時に行われた国内臨床試験で、276人のうち12例の副作用が報告されています。これは、全体の4.3%に当たります。副作用の内訳は以下の通りです。

  • リビドー(性欲)の減退…1.1%
  • 勃起不全…0.7%
  • 射精障害や腹部の不快感など…1%未満

これを見ると、ザガーロの方が副作用が出やすいということがわかりますね。

デュタステリドの配合量による副作用の頻度の差はない!

では、同じザガーロ同士でデュタステリドの配合量による副作用の差があるのかというと、量による副作用の発生頻度に違いは無いことがわかっています。

容量では「0.5mgの方がより発毛効果が高い」との試験結果です。ザガーロ添付文書には“基本0.1mgを投与、必要に応じ0.5mgを投与する”とあ ります。

ですが、0.1mgと0.5mgでは副作用に差がないことが分かっています。効果に優位性がありリスクも変わらないとあれば、医師の判断次第で今 後は0.5mgが主流となるかもしれません。
引用元:ヘアメディカルグループ ザガーロ(AGA新薬)

先ほども確認したように、デュタステリドの配合量が多い方が発毛効果が高いのですが、副作用に差がないとなると、配合量が多いザガーロ0.5mgを選択した方がいいように思えますね。

副作用ではないが初期脱毛が起こることがある!

副作用には分類されませんが、ザガーロを服用し始めると、2週間ごろから1か月ごろにかけて、初期脱毛と呼ばれる一次的な脱毛が起こることがあります。なぜ初期脱毛が起こるのかははっきりとは解明されてはいません。

ですが、ユナイテッドクリニックでは、ザガーロがプロペシアなどと同様5α還元酵素阻害薬であることから、プロペシアを服用した際に起こる初期脱毛の仕組みと同じようなことが起こるのではないかという予想をしています。

その仕組みとは、ヘアサイクルの乱れによって抜け毛が起きていた状態がプロペシアによって調整されることから、これまでに生えていた細くて弱い毛髪が抜け落ちて、一時的な脱毛が起こるのではないかということです。

ただし、はっきりした原因がわかっていないことも明記されていますので、こういう説もあるのだということでご紹介しています。

また、初期脱毛は全員に起こるものでもなく、初期脱毛が起きたとしてもその後髪の毛は生えてきます。

初期脱毛を知らない場合、これに驚いて薬の服用を止めてしまうことがあります。

ですが、初期脱毛を気にして薬の服用を止めるとせっかく治療で髪が生えるはずなのにそのチャンスを逃してしまうことになるので、初期脱毛が起こる可能性があることを知った上でザガーロを服用するといいですね。

その他、服用上の注意点

これも副作用というわけではないのですが、ザガーロを服用する際には以下のような注意点があります。

  • ザガーロ服用中は輸血できない
  • ザガーロによって前立腺がん検査の腫瘍マーカーの数値が低下する

これは日本赤十字によって注意喚起されていることでもあるのですが、ザガーロを服用中は輸血をすることができません。もし献血をしたいのなら、ザガーロの服用をやめ、さらに1か月以上間をあけることが必要です。

また、ザガーロなどのデュタステリドが含まれる治療薬を服用していると、前立腺がんかどうかを調べるための腫瘍マーカーの数値が低下します。腫瘍マーカーとは、腫瘍が作る物質のことを言い、その物質の血液中もしくは尿中の濃度を測定することで腫瘍があるか無いかを診断する目安とします。

ザガーロを服用していると、PSAという前立腺がんの腫瘍マーカーとなる物質の数値が低下しますから、前立腺がんがあっても見落とされてしまう可能性があるというわけです。

ちなみに、これはデュタステリドが含まれる治療薬だけではなく、プロペシアなどフィナステリドが含まれる治療薬を服用している人も同様なので、注意が必要です。

うーむ、治療効果が高い薬には、副作用がつきものってことか…。プロペシアと比較すると、ザガーロの方が副作用が出やすいのは確かなんだな。

それから、献血や前立腺がん検診を受ける時など、注意しなければいけない場面があるということも知っておく必要があるぜ。

ザガーロとプロペシア、貴方はどちらを服用すると効果的?

ザガーロの方が発毛効果が高くても、副作用がちょっと気になるなどの理由で、ザガーロとプロペシアのどちらを服用すればいいのかと迷うこともありますよね。そんなあなたに向けてどちらを服用すると効果的なのかを知る方法をご紹介します。

遺伝子検査で向いている治療薬がわかる!?

実は、ザガーロとプロペシアのどちらが向いているかをすぐに判断する方法があります。それは、遺伝子検査を受ける方法です。この検査の正式名称は『AGAリスク遺伝子検査』と言い、以下の3機関が共同で開発しました。

  • ヘアメディカルグループ
  • 聖マリアンナ医科大学
  • アンファー(株)

ただし、この検査を受けられるのは開発に関わったヘアメディカルグループのクリニックだけで、以下の4つの都府県で可能です。

  • 東京都
  • 大阪府
  • 愛知県
  • 福岡県

遺伝子検査の方法

遺伝子検査は以下のような方法で行われ、5αリダクターゼのうち1型と2型のどちらが強く発現しているかを調べることが可能です。

前頭部のM字の部分(左右から3本ずつ)と、頭頂部の毛髪を5本、毛抜きで抜いて検査する。抜毛はクリニックで、検査は聖マリアンナ医科大学で行われる。

AGAリスク遺伝子検査の結果画像

強く発現している部分ほど強く発光するのですが、ここで挙げた例の場合、A2よりもA1のほうが強く光っていることから、1型の方が強く発現しているとわかります。そのため、この例の場合はザガーロの方が効果が出るということがわかります。

副作用を考慮してプロペシアから始める方法も!

先ほど確認したように、遺伝子検査は今のところ4つの都府県でしか受けることができません。となると、そこまで行くのは難しいと言われる人もいらっしゃいますよね。

そこで、副作用が心配な人はまずプロペシアから始めてみて効果が出ればそれを続ける、もし効果が出なければザガーロに切り替えるという方法もあります。

肝機能障害がある人にはプロペシアがお勧め

ザガーロが処方できない人のところで確認しましたが、ザガーロは重度の肝機能障害を持っている人には処方できません。そこで、肝機能障害がある人には、プロペシアの方がお勧めだと言えます。

ザガーロとプロペシアの併用はNGです

ザガーロとプロペシア、どちらかに決めず両方飲んだらどうなるの?と気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、この二つは併用しないようにしましょう。

理由は、併用しても効果が期待できないからです。もともとザガーロは2種類の5αリダクターゼを両方阻害できるのですから、それにプロペシアを組み合わせても効果は変わらないということですね。

ミノキシジルとの併用は可能です!

では、別の効果があるとされているミノキシジルとの併用はどうなのでしょうか。実は、ミノキシジルはザガーロやプロペシアと発毛の仕組みが違うので、併用するとさらに効果が期待できます。

ミノキシジルは、元は血圧を下げるための薬として使われていたものです。ミノキシジルが血管を拡げることで、血行が良くなって血圧が下がるという仕組みを利用して高血圧を治療していたのですが、血行が良くなることは育毛にも効果があります。

髪の毛は毛乳頭にある毛母細胞で作られているので、髪の毛が生えるには毛乳頭の細胞や毛母細胞が活性化して細胞分裂が促されることが必要なのですが、そのためには毛母細胞まで酸素や栄養素がきちんと届けられることが大切です。なぜかというと、毛母細胞は酸素や栄養素を受け取ることで細胞分裂をするからです。

血行が良くなると、それだけ毛母細胞まで酸素や栄養素が届きやすくなります。ミノキシジルに育毛効果があるのは、このためだと言えます。

このように、5αリダクターゼを阻害することで治療効果を上げるザガーロやプロペシアとミノキジシルは、育毛の仕組みが違います。そのため、ミノキシジルタブレット(ミノタブ)や、外用剤と組み合わせて治療するといいですね。

仕組みが違う治療薬は、組み合わせることによって相乗効果が期待できるということです。

なんだって?遺伝子検査を受ければ、オレにザガーロとプロペシアのどっちが向いているかわかるってのか!これは簡単だなあ。

とはいえ、どこででも検査が受けられるわけじゃないんだな。そんな時には副作用を考慮して、プロペシアから始める手もあるんだな。

ザガーロは病院で処方してもらおう!個人輸入をお勧めできない理由

ザガーロの効果の高さに、それなら自分も飲んでみたいと言われる方も多いかと思います。そんな時、病院に行ってまで治療を受けるのには抵抗があるなどの理由で、個人で購入ができないかと考えることもありますよね。

では、ザガーロを個人的に購入することができるのでしょうか?見ていきましょう。

ザガーロそのものは個人で購入することは不可能です

ザガーロは、通信販売や個人輸入などでは販売されていません。そのため、ザガーロを服用したいのなら、ザガーロを取り扱っているクリニック等で処方してもらうしか方法が無いのです。

ですが、ザガーロの有効成分であるデュタステリドを含むデュタステリド製剤なら購入することが可能です。デュタステリド製剤には、例えば以下のような商品があります。

  • アボダート(イギリスのグラクソ・スミスクライン社から販売されている先発医薬品)
  • デュタプロス
  • デュタス
  • デュプロスト

実は、アボダートはイギリスのグラクソ・スミスクライン社から販売されている、正規の先発医薬品です。ちなみに、日本のグラクソ・スミスクライン株式会社からはこれと同じ成分のものがアボルブの名前で販売されています。

最初にお話した時には、日本で販売されていることからアボルブの名前の方を挙げて説明させてもらいましたが、イギリスのグラクソ・スミスクライン社から販売されているものは、成分が同じでも名称が違うんですね。

ただし、アボダートもアボルブも、薄毛治療薬として販売されているのではなく、前立腺肥大症の治療薬として効果が認められているものです。それに対してザガーロは、薄毛治療薬(AGA治療薬)として承認された新薬ということになります。薄毛治療に利用した際の効果には違いが無いと言えますが、薬の利用目的は違います。

それ以外のデュタプロス・デュタス・デュプロストは、アボダートのジェネリック医薬品という位置づけで、これらの中には個人輸入できるものもあります。とはいえ、個人でこれらの治療薬を購入する際には、注意が必要です。

デュタステリド製剤なら個人輸入は可能だが偽薬の可能性も

個人輸入が可能なデュタステリド製剤ですが、この薬は求める人が多いせいか、たびたび偽薬が紛れこんでいることでも知られています。偽薬による被害も多く、厚生労働省が注意喚起しているほどですから、どれだけ危険なのかがわかりますね。

ちなみに、プロペシアのジェネリック薬品であるフィンペシアなども偽薬が出回っていることが知られていますので、プロペシアを希望する人もやはり個人輸入には危険が付きまとうことを知っておくべきだと言えますね。

副作用が起きた時に対処が難しい!

さらに、偽薬ではなく正規のメーカーのデュタステリド製薬を購入できたとしても、問題はあります。それは、先ほどご紹介した副作用の問題です。

病院にかかって治療を受けている場合、副作用が出てもすぐに相談に乗ってもらえるので、対処が可能です。ですが、個人輸入をした薬の場合、自己責任になってしまうのです。

ザガーロはAGA治療院などで安全に処方してもらおう!

偽薬が出回っていることを考えても、副作用が出る可能性があることを考えても、やはりデュタステリド製薬は病院で処方してもらうのが安全だということですね。だったらどんな病院に行けばいいの?と思われるかもしれませんので、ザガーロを取り扱っている可能性がある診療科を挙げておきます。

  • AGA治療専門の医療機関
  • 皮膚科
  • 内科

ただし、これらの診療科がある医療機関ならどこでもザガーロを処方しているわけではないので、取り扱いがあるかどうかをホームページ上で確認したり事前に問い合わせたりして、確実に処方が受けられるとわかっているところで処方してもらいましょう。

そうか、ザガーロ自体は個人的に入手することは不可能なんだな。それと同様の効果を持つデュタステリド製薬ならあるが、偽薬が出回ってるから気をつけなければいけないのか、世知辛い話だぜ。

人の弱みに付け込んで暗躍するヤツらは、どこにでもいるってことだな。

ザガーロは発毛効果がとても高い治療薬!医師の処方で安全に使おう

ここまでの内容から、ザガーロの発毛効果が高いと言える理由をまとめます。

  • 1型・2型どちらの5αリダクターゼも阻害できる
  • 実験においてプロペシアよりも効果があることが証明されている

ただし、効果が高いからこそ、ザガーロの方がプロペシアよりも副作用が出やすいという実態があることは確かです。そのため、個人的に判断して飲むよりも、きちんと医療機関を受診して医師の処方の元で安全に使うことが大切なのです。

ザガーロの発毛効果が高いのは、2種類ある5αリダクターゼをどちらも阻害することができるからなんだよな。実際の実験でも効果が確認されているから、薄毛が心配なオレたちにとっちゃ心強い味方だぜ。

とはいえ、副作用のことだけは知って飲む必要があるんだぞ!

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