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筋トレをするとハゲる?その噂を検証!

筋トレをするとハゲる?その噂を検証!
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メタボ対策やダイエット、体型維持には欠かせないといっても過言ではない「筋トレ」。習慣として行っている男性の方も多いのではないでしょうか。

しかしこの筋トレが、なんとハゲやAGAといった薄毛の原因と言われていることはご存知でしょうか?

健康にいいはずの筋トレが薄毛を誘因しているとしたら…ちょっと見逃せないですよね。

どうして筋トレが原因となってしまうのか、本当に原因となるのか、そして筋トレでハゲやすい人の特徴など、「筋トレと薄毛」の関係に迫ります!

どうして筋トレをするとハゲると言われている?

そもそも、どうして「筋トレをするとハゲる」!なんて噂がたっているのでしょう。

しかもネットなどではかなり信憑性の高いものとして伝わっているようです。

そこでまず最初に、なぜ筋トレをすることによってハゲてしまうのか…という部分を追求していきたいと思います。

筋トレの効果の中に「男性ホルモンの増加」がある

筋トレの効果というと、当たり前ですが「筋力が増強する」というものをはじめ様々。

その中に「男性ホルモンの増加」も見られます。

具体的には「テストステロン」という男性ホルモンの増加が見込まれるのですが、このホルモンは「男の自信に繋がるホルモン」と言われているくらい、男性にとっては大切なものなんです。

男の自信「テストステロン」の効果とは?

「テストステロン」の効果は肉体的なものだけではなく、精神的なプラス効果ももたらします。

表にまとめましたが、かなりいい効果ばかりですよね。男の自信の源のホルモンと言われても全く異議がありません。

肉体的 精神的
・骨を太くする
・筋肉を大きくする
・身体のラインをたくましくする
・動脈硬化の予防
・内臓脂肪の抑制
・血管の状態を正常に保つ
・精子の形成
・性欲増進
・ドーパミンの生成
・判断力、決断力の増加

「テストステロン」がハゲの原因となってしまう!?

しかし、このテストステロンのような男性ホルモンの分泌が筋トレによって増加することで、身体はムキムキになっていく一方で髪の毛は抜けていってしまう…ということのようです。

確かに男性のハゲ、AGAの原因は「男性ホルモン」であることは周知の事実です。

AGAやハゲの原因となるのは「男性ホルモン」である。よって、男性ホルモンの分泌量を増やすような筋トレはハゲの原因になる!

AGAについて詳しく知りたい方はこちらの記事へ

AGAの原因と治療

そのためハゲの原因である男性ホルモンを増やす筋トレはハゲの原因になる!またはハゲを促進させる!…ということで「出来れば避けたほうがいい」と言われているようです。

確かに話の筋は通っているように感じられますが、本当に筋トレで男性ホルモンを増やすことでハゲてしまうのでしょうか?

テストステロンは男にとって必要なホルモンで、しかも筋トレで増やせるのにそれがハゲの原因になってしまうのか?

テストステロン自体にはハゲを誘因するものはなさそうだし、極端な話に感じるが…。

筋トレはAGAに繋がるのか、AGAメカニズムと検証!

筋トレをしている男性はその運動量に差があるにしても、決して少なくないかと思います。

しかしネット上などでは筋トレはハゲる原因になってしまう!と言われていますから、「ハゲたくないし筋トレはしないでおこう…」と考える方もいるのではないでしょうか。

そこでこのトピックでは、本当に筋トレはAGA・ハゲの原因となるのか、その関係性を探っていきたいと思います。

AGA・ハゲの原因=男性ホルモンはちょっと極端!?

先程のトピックで、

AGAやハゲの原因となるのは「男性ホルモン」である。よって、男性ホルモンの分泌量を増やすような筋トレはハゲの原因になる!

という話になっていました。

しかし実はこれってちょっと極端な結論なんです。

確かに男性ホルモンが原因ではあるものの、テストステロンが直接的に薄毛の原因となっているわけではありません。

テストステロンが変化する「あるホルモン」がAGAの直接的な原因と言われているんです。

AGAの原因・仕組みをおさらい。原因となるホルモンとは?

そもそも、AGAとはどのようにして起こるものなのでしょうか。

AGAとは、「ジヒドロテストステロン」という非常に長い名前の男性ホルモンによって、毛根などが攻撃され、ヘアサイクルが短縮されてしまうことによって抜け毛が増え、かつ生えてきても細い毛しか生えない、しかもすぐに抜ける…という状態になることです。

もっと詳しくAGAの原因や仕組みを知りたい!という方はぜひ
ジヒドロテストステロンがAGAの原因!徹底的に解説します

をご覧ください。図解などで詳しく解説していますよ!

最初のトピックで「男性ホルモンによってハゲる」という話をしていましたが、「ジヒドロテストステロン」も男性ホルモンなので間違っていないといえばいない…のですが、「テストステロン」など他のホルモンにはこのような作用はありません。

「ジヒドロテストステロン」は「テストステロン」の変化形!

なのになぜ「テストステロンが増えるとハゲる」と言われているのか。それは、「ジヒドロテストステロン」が「テストステロン」の変化したものだから…ということが大きい理由だと思います。

とはいえ、「テストステロン」が勝手に「ジヒドロテストステロン」に変化するということはありません。

「5αリダクターゼ」という酵素がテストステロンと結合することによりジヒドロテストステロンに変化。毛根を攻撃し始めてしまう…というわけです。

つまり、筋トレをすることによって生成される「テストステロン」が「5αリダクターゼ」と結合し、「ジヒドロテストステロン」になって初めて薄毛やAGAの原因となるんです。

とはいえ、「突き詰めれば、テストステロンがなければジヒドロテストステロンも生成される可能性は低くなるんだから、結局筋トレはダメなんじゃないの?」といった意見があってもおかしくはないでしょう。

筋トレだけでAGAにはならないという見解も

AGAクリニックや植毛手術を行っているクリニックでも、医師に対して「筋トレはAGAを進行させるのか」と質問をする方が多いのか、Q&Aとして掲載しているところもあります。

そちらでの回答を参考にしますと、

  • 筋トレで男性ホルモンが濃くなる(のでAGAが進行する)ことはない
  • 運動によって血中のジヒドロテストステロンの上昇はない
  • 筋肉増強にテストステロンが使われるので必ず進行するとは言えない

との見解を示しています。

ですので「AGAが怖いから筋トレをしない」というのは少々勿体無いような気もしますね。

また、体内のテストステロンの分泌量が減少することで、不足分を補うために(より強力な男性ホルモンなので)ジヒドロテストステロンに変換されてしまうという説もあるようで、分泌量が少ない方にとっては筋トレしないことの方がマイナスになることも。

加えて、筋トレによって分泌されたテストステロンは筋肉のアンドロゲンレセプターと結合し、筋肉細胞を増やすことに使われるため、一時的にテストステロンが分泌されたとしてもその大半は筋肉増強のために使われます。

短時間の運動では一時的にテストステロンは増えますが、筋肉増強に繋がるハードな運動の後では、逆に血中のテストステロンは減る傾向にあることが分かっています。

…とはいっても、「絶対にAGAが進行しない」とは言い切れないのも事実。実際、ネット上では「筋トレをしたらハゲた」という経験をした方もいらっしゃいます。

もちろんそれには理由があります。その人が「AGAになりやすい体質」だったから…という理由が。

では、「どんな人が筋トレをするとハゲやすいと言えるのか?」という点について、次のトピックで解説していきたいと思います。

なるほど、テストステロンが変化した「ジヒドロテストステロン」がハゲの原因であって、テストステロン自体には全く害はないんだな。

ただどういった人が筋トレでハゲてしまうのか気になるな…。

当てはまったら注意!?筋トレで「ハゲる人」ってどんな人?

すべての方が筋トレをすることによりハゲるというわけではありません。

…が、残念ながら筋トレをすることで「ハゲが進行する」あるいは「抜け毛が増える」といった症状が出てしまう方もいないわけではないんです。

それでは、どのような方が筋トレを行うことで薄毛になってしまう可能性があるのでしょうか。

考えられるのは、以下のいずれか、あるいは全てに当てはまる方でしょう。

  • 既にAGAが進行している(と診断されている)方
  • 親戚などに薄毛の方が多い方
  • 生活習慣が乱れているという方

それぞれの理由やメカニズムについて、順番に解説していきますね。

既にAGAと診断され、かつ症状が進行している方

まずは既にご自身がAGAだと医師に診断され、認識している場合です。

これは単純な話で、筋トレでテストステロンが生成されることにより、ジヒドロテストステロンに変換されやすい土台が出来ている方だからです。

とはいえ、確実に筋トレで進行が早まるかどうかはわかりませんので、医師と相談しつつ影響が出ていないようでしたら筋トレを進めても問題ないかと思われます。

逆に進行してしまった場合は筋トレを控えたほうがいいでしょう。このあたりも医師の指示に従ってください。

親戚などに薄毛の方が多い場合、AGAになる土台がある可能性!

ご自身ではAGAの症状が出ていない、自覚がないという方であっても、親戚に薄毛の方が多い場合、筋トレによって薄毛になる可能性があるかもしれません。

これはなぜかといいますと、そもそもAGAになる人とならない人の違いの説明になってしまうのですが、そもそもどうしてAGAになる方とならない方がいるのかといいますと、

  • 5αリダクターゼの体内量・活性度
  • DHT受容体の感受性

に違いがあるからです。

5αリダクターゼの活性度が低かったり、DHT(ジヒドロテストステロン)受容体の感受性が低ければ、テストステロンがジヒドロテストステロンになる可能性は低くなります。つまり、薄毛になる可能性は低いというわけですね。

対して、体内の5αリダクターゼの量が多かったり、ジヒドロテストステロンを受容しやすい(テストステロンをジヒドロテストステロンに変換しやすい)体質であれば筋トレをしてようがしていまいがAGAが発症する確率は高いです。

となればこれらの量などはどう決まるのか…という話になりますが、大きく関係しているのは「遺伝」だと言われています。

どちらか一方のみ薄毛なら大丈夫、というわけでもなく、母方・父方どちらかに薄毛の方がいるだけでも遺伝の可能性があります。(薄毛と遺伝の関係はこちら→親の【ハゲ】は子どもに遺伝する?

生活習慣が悪く、テストステロンが少ない人も要注意!

AGAの直接の原因とはなりにくくとも、間接的な要因として「生活習慣」は大きな影響を与えます。

脂っこいものばかり食べていたり、ストレスが溜まっていたり、睡眠不足だったりすると頭皮の環境が悪くなり、薄毛になりやすいからです。

テストステロンの分泌量が減少すると、より強力な男性ホルモンであるジヒドロテストステロンになりやすいという説もありますので、必ずしもそうなる…というわけではありませんが、抜け毛が増える可能性がある、かもしれません。

もちろんですがこちらに当てはまっている方で、AGAになりやすい遺伝子を持っていればその可能性はより高くなると言えます。

当てはまっていても絶対に薄毛が進行するわけじゃない!

当然のことではありますが、上記の3つの条件に当てはまっていたとしても必ずAGAが進行する…とも言えません。

仮にAGAになりやすい遺伝子を持っていたとしても、体内の5αリダクターゼ量やDHT受容体の感受性などは人によって違いますので、筋トレ程度では抜け毛が増えない方ももちろんいます。

あくまで薄毛が進行する可能性が他の方より高め…という程度で、必ず薄毛になるわけではないので安心してください。

AGAの遺伝子を持っているとどうしても薄毛になりやすいんだな…。

しかし、筋トレをしようがしまいが遺伝子があるなら薄毛になりやすい、というのも悲しいな。

筋トレをしつつ、薄毛を防ぐ方法はあるの?

薄毛が関係するのはAGA遺伝子があるかどうか、が重要であって、筋トレをすることで必ず薄毛になる…というわけではない!ということはわかっていただけたのではないかと思います。

しかしながら、「可能性があるなら避けたい」「少しでも薄毛になる可能性を減らしたい」と考えるのは当然のことです。

最後のこのトピックでは、筋トレをしたいけど薄毛も防ぎたい!という方にオススメの対策方法をご紹介します。

自分がAGAの遺伝子を持っているか検査してもらう

一番手っ取り早く心配を解消出来る方法はコレでしょう。

AGAクリニックなどで無料カウンセリングを受けられます(検査費用は必要になることが多いです)ので、検査してもらいつつ「筋トレをしたいけれどAGAに影響が出るかどうか」質問してみてはいかがでしょうか。

医師から言ってもらうことで安心感が生まれますし、かつ具体的なアドバイスを貰えるかもしれません。

AGA遺伝子を持っていなければどれだけ筋トレをしても薄毛になる可能性は(他の原因がないかぎり)ありませんので、思う存分トレーニングが出来ますよ。

また、プロペシアなどAGA対策の薬を飲みつつ筋トレをしている方もいます。こういった方法もありますので、自分がどうしたいか要相談!ですね。

育毛剤を使いつつ筋トレを行う

非常にシンプルな話ですが、薄毛になる可能性があるなら、育毛剤などでその分をカバーしてしまえばいいわけです。

筋トレで抜け毛が大量に増えるということはそうそうないとは思いますが、汗をかいたまま放置することによって頭皮環境が悪化し抜け毛が増える…ということもありえなくはありません。

きちんとシャンプーをして頭皮を清潔にし、さらに育毛剤を使用することで頭皮環境が整い、抜け毛の防止になるほか、生えてくる髪の毛もしっかりとしたものになります。

今は大丈夫でも、将来年齢を重ねるとどうしても髪の毛は細くなります。将来もフサフサを維持したい!という方は単純な頭皮ケアとしても育毛剤を使用してみてはいかがでしょうか。

抜け毛対策にも?「AGAプロテイン」を使用してみる

筋肉をつけるなら欠かせないのが「プロテイン」。様々な種類が販売されていますが、なんと最近では「AGAプロテイン」という、髪の毛にも嬉しい成分が入ったプロテインも販売されています。

どのような成分が入っているのか、どのような効果が期待できるのかなど詳しくはこちらの記事に目を通していただければと思いますが、筋肉をつくりつつ、かつ薄毛・育毛対策も取れるという画期的な商品と言えるでしょう。

AGAプロテインの特集記事はコチラ

AGAプロテインとは?その種類と効果を解説

しっかり筋肉をつくるためにプロテインを使う予定があるならば、AGAプロテインも視野に入れてみてはいかがでしょうか?

健康維持やダイエット目的なら筋トレを止める

薄毛を防ぎつつ筋トレをしたい、という話なのに筋トレを止めるなんて本末転倒…な話ではありますが、どのような目的で筋トレをするのか、というのは重要な部分かと思います。

例えば筋肉をつけてマッチョになりたい!という方でしたらやはりプロテインを飲んで筋トレ…というのがベストな回答となるでしょう。

しかし「健康維持のため」「体型維持のため」「ダイエットのため」といった、特別筋トレじゃなくても他の運動で解決出来るのであれば、別の方法を取ったほうが「薄毛になってしまうのではないか」という不安を抱かずに行えるからです。

具体的には「ウォーキング」などの有酸素運動がいいでしょう。有酸素運動はジヒドロテストステロンの生成を抑える効果があると言われていますし、お金もかからずオススメの運動方法と言えます(ちなみに筋トレは無酸素運動です)。

なんのために運動をするのか、が明確であれば自分にとってベストな方法を取りやすいので、筋トレにこだわらず目的に合わせて合った運動方法をセレクトしましょう。

筋トレする際も対策を取れば心配なく行えそうだ!

それに、自分の目的によってベストな運動方法を選ぶのは大切なことだ。

私は体型維持のためプロテインがぶ飲みで筋トレだ!…抜け毛?そんなの気にするな!

筋トレ=ハゲるは間違い!自身の体質やメニューで調節を!

筋トレをするとテストステロンの分泌量が増えるのは事実ですが、それが薄毛に直結するわけではありません。

筋トレをして急激に抜け毛が増えた、という方は遺伝や生活習慣などで「AGAになる土台」が出来ていただけ、と言えるでしょう。

自身の体質(AGAになりやすいかどうか)をチェックし、必要であれば育毛剤などをプラスしてハゲないようにしておけば筋肉の代わりに髪の毛を失う…なんて切ないことは防げるはずです。

「筋トレをするとハゲるからしないでおく」というのは非常に勿体無いと言えますので、心配であれば対策を取って理想の体型を目指しましょう!

AGA遺伝子がなければ筋トレをしても抜け毛が増えることはない。

AGA遺伝子を持っていても必ず薄毛になるわけじゃない。

きちんとケアしながら行えば、そんなに怖いことはないぞ!

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