化粧水と言えば多くの人にとっては、女性が洗顔後やお風呂上がりにお顔にバシャバシャと使っているものというイメージですよね。でも、そのイメージを覆すものが登場したのです。それは、「頭皮の化粧水」!
頭に何か付けるとしたら、これまではシャンプー・コンディショナーやトリートメント、もしくは育毛剤だったわけですが、化粧水とはなかなか斬新ですよね。でも、言われてみれば確かに頭皮に化粧水があったら、髪にも良さそうな気がします!
そこで今回は、頭皮につける化粧水がどんなものなのかを、適切な頭皮ケアにも触れながらご紹介したいと思います。薄毛の予防や改善にもきっと役立つはずです!
化粧水で頭皮ケア!「まだハゲてないけど将来不安」という人へ!
男性なら誰でも、「禿げたらどうしよう…」という漠然とした不安が頭をよぎることがありますよね。でも実際はまだ大丈夫だし、育毛剤を使うほどでもなくて、特に何の対処もしていないという人も多いと思います。
育毛剤ですら使わないのですから、ましてや頭皮の化粧水なんて、想像もしたことがなかったという人が大半なのではないでしょうか。そんな盲点だった頭皮のための化粧水って、いったいどのような商品なんでしょうか?さっそくご紹介します。
マンダムから発売されます!
男性のヘアセット用品やデオドランドシート、エイジングケア用品など、男性の身だしなみ全般に関する商品を多く発売している企業の代表といえば、マンダムです。実際、マンダムの商品を髪に使っているという男性も多いはず。
頭皮の化粧水は、そんなマンダムから2016年2月に発売されました。
気になる商品名は「スカルプケアサプリ」で、以下の2種類があります。
種類 | 特長 |
---|---|
頭皮サラサラ化粧水 | 皮脂によるベタつきを抑えて頭皮をサラサラに保つ |
ボリュームアップ化粧水 | 髪にハリやコシを与えてボリュームアップさせる |
どちらも150mlで1,000と、お手頃価格です。日常使いにぴったりな商品のようですね!
20~30代のまだ薄くない男性向け!
これまでの頭皮や頭髪のための商品といえば、シャンプーや育毛剤が中心でした。そんな状況の中、頭皮用の化粧水が開発されたのには、どんな背景があるのでしょうか?
マンダムの調査によれば、育毛剤を使っているのは薄毛が進行してきた40代以降が中心となっており、30代までの男性は特に育毛剤は使用していない人が多いようです。
とはいえ、「先々、自分も禿げるのでは…」という不安感は20代から持っていることも分かっています。
したがって、育毛のためというよりも、薄毛を予防すべく頭皮環境を整えるための効果がある商品と言えそうです。
※※副作用の無い育毛剤の特集記事はコチラ
そこの若い人!こうなる前に、頭皮にも化粧水を使っておくことだ!
なぜ化粧水でのケアが必要なの?頭皮の状態は経年劣化する!?
頭皮の化粧水とは、「育毛剤を使うにはまだ早いけど、将来の薄毛が不安だ」という男性向けに作られたものであることをお話しました。
でも、薄くなった髪に育毛剤が必要なのは分かるけど、まだ薄くないのに頭皮のための化粧水が本当に必要なのでしょうか?そんな疑問について、考えてみましょう。
頭皮とそれ以外の皮膚との違い
頭皮も皮膚の一部であることには変わりありませんが、実は他の部位の皮膚とは大きな違いがあります。人間は全身に毛穴があって毛が生えてはいますが、頭皮には頭髪という他の部位とは比べ物にならないほど多くの毛が生えていることでも、その差は一目瞭然ですよね。
しかも頭皮は元々、顔の肌に比べて水分量が少なく、乾燥しやすい部位であるという特徴もあるんです。
頭皮の乾燥はシャンプーのし過ぎなどによっても起こりますが、特に加齢によって誰でも乾燥しがちになっていきます。こうした頭皮の乾燥は、脱毛や薄毛の原因にもなり得るものです。
しかし、頭皮という部位は乾燥しやすい割には、顔などに比べるとケアが行き届かない傾向がありますよね。顔には化粧水やクリームを使っている人の中でも、頭皮にまで保湿ケアをしている人はかなり少ないと言えます。
中年にもなれば、冬場なんて顔が乾燥してパリパリという男性もいるようですが、そんな人の頭皮は、顔よりももっと乾燥していると考えた方が良さそうです。
頭皮の状態は歳とともに悪化する!
さらに、同調査ではこんなことも判明しました。
マンダムの調査にて
20代と30代を境に頭皮のキメは荒くなる事がわかりました。
また、キメだけでなく年代があがるつれ頭皮の硬さまで固くなる事がわかりました。
このように、何もしないままだと頭皮の状態は年齢を重ねるにつれてどんどん悪くなり、それが頭皮トラブルや薄毛へと発展してしまいます。だからこそ、まだ頭皮トラブルの少ない20代のうちからのケアが、将来の薄毛予防のためにも重要だというわけですね。
そして、その早めのケアのために作られた商品が、今回ご紹介している頭皮用の化粧水ということなのです。
でも昔の俺も、何を使ってどうケアしていいのか分からなかったな。もっと早く頭皮用化粧水ができてほしかったぜ!
顔用の化粧水じゃダメなの?頭皮専用の化粧水は何が違う!?
頭皮にも若いうちからケアをした方が、頭皮トラブルや将来的な薄毛を避けるためには効果的であること、そのためには頭皮用の化粧水を使うと良いことをお話しました。でも化粧水は頭皮専用のものでないとダメなのでしょうか?
頭皮用ではなくても大丈夫
頭皮は乾燥しやすく、それが頭皮トラブル、ひいては薄毛につながるため、頭皮に潤いを与えてあげる必要があることは先述の通りです。したがって、頭皮の乾燥を防ぐことができるならば、一般的な顔用の化粧水を頭皮に使用しても特に問題はありません。
ドラッグストアやネットショップをのぞけば、顔と頭皮兼用の化粧水や全身用の化粧水も見つかります。これらはもちろんのこと、顔専用の化粧水でも頭皮に悪いことはありません。実際、今も顔用の化粧水を頭皮にも使っているという人も、いるかもしれませんね。
ただし、薄毛などの不安がある方の場合は、やはり頭皮専用に作られた化粧水の方が望ましいと言えます。
なぜなら、頭皮用の化粧水は、以下にご説明するように、頭皮ならではの問題を解決できるような成分が含まれているからです。
頭皮用化粧水の特色
マンダムの頭皮用化粧水が一般的な顔用の化粧水と異なるのは、
- 頭皮プロテクト処方
- 高浸透処方
このような、頭皮特有の問題のための処方がなされているところです。
マンダム独自発想の「高浸透処方」について
顔とくらえて皮脂が多い頭皮でも成分が内部へ浸透します。
また頭皮は乾燥や紫外線による皮脂の劣化で刺激を受けやすくなっています。そのため、うるおいを促す成分だけでなくアミノ酸由来のUV吸収剤を配合した、「頭皮プロテクト処方」を採用しています。
頭皮は皮脂量が多く、しかも全身の中で一番高い位置にあるため、もっとも紫外線の刺激にさらされやすい部位です。このような頭皮の問題に対処できるような処方になっているので、顔用の化粧水よりも高い効果が期待できるのです。
やはり、頭皮には顔用よりも頭皮用の化粧水を使うのが、薄毛予防には最適だと言えますね。
ただし、薄毛への不安がそれほどなければ、顔用の化粧水も悪くないみたいだな。自分の頭髪をよーく観察して、最適な方を選んでくれ!
薄毛が不安だけど何をすべき?そんな人は頭皮用化粧水がオススメ
頭皮用の化粧水という、ありそうでなかった商品をご紹介してきました。育毛剤を使うほど薄くなってはいないけど、何でケアしたらいいか分からなかった人には、まさに痒い所に手が届く待望のヘアケアグッズですよね。
頭皮は乾燥しやすく、トラブルを起こしやすい場所でもありますから、このような化粧水を使って頭皮環境を整えることで、現在のフケやかゆみ、ニオイなどの症状を改善するだけでなく、将来の薄毛への不安も解消できそうです。
使い方も、お風呂上がりや朝のセット前にシュシュッとスプレーするだけで、簡単です!気に入った方は、ぜひ試してみて下さいね。
頭皮用の化粧水が販売されるなんて、すごい時代になってきたな!
それほど、将来の髪の事を考える男性が増えているってことだよな…。やっぱり薄毛は男の永遠のテーマだゼ。
世の若者諸君!オレみたいなハゲになる前に、ぜひ化粧水を試してみるべきだ!!