「地肌が透けて見える…」「最近、髪が細くなった?」なんて心当たりはありませんか?こういった症状があらわれると、「もしかしてこの先どんどん髪が薄くなっていって、ハゲてしまうのではないか?」なんて考えてしまいますよね。
また、もともと髪が細い人もいますよね。俗にいう「猫っ毛」です。では、髪がもともと細い「猫っ毛」の人は薄毛になりやすいのでしょうか?
ここでは、「最近、髪の毛が細くなったけど薄毛になってしまう?」「もともと“猫っ毛”だけど薄毛になってしまう?」といった疑問をもとに“猫っ毛”の特徴と、髪が細いと薄毛になってしまうのかを紹介していきますよ。
髪の毛の細さは遺伝!薄毛とは関係なし
細くてコシやハリが無く、柔らかい髪質だと見た感じ薄毛になりやすいと思いますよね。世間では「“猫っ毛”はハゲる」とも言われていますので、“猫っ毛”の人は、ますます気になりますよね。
そこで“猫っ毛”とは、どんな髪の毛を言うのでしょうか。
髪の毛の太さは抜け毛とは関係ない!
それでは髪の毛が細い、太いといったことは抜け毛と関係があるのか、見ていきましょう。
髪の毛の太さ | 太さの基準 |
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太い髪 | 0.12mm~0.25mm |
普通の髪 | 0.08mm~0.10mm |
細い髪 | 0.05mm~0.09mm |
髪の毛の太さを決めるのはコルテックス!
それでは、髪の毛の太さはどうやって決まるのか見ていきます。髪の毛は3層構造になっていますね。
名称 | 成分 | 影響 |
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キューティクル | 硬いたんぱく質 | 髪のツヤや触った時の感触 |
コルテックス | 線維状のたんぱく質 | 髪の柔軟性や太さ |
メデュラ | 柔らかいたんぱく質 | 毛髪の中心 |
この中で、髪の毛の太さを決めるのはコルテックスとなっています。コルテックスが多いと髪の毛は太くなり、少ないと細くなります。“猫っ毛”の人はコルテックスの量が少ない髪質なのです。
もしかしてあなたも?みんなが気にする「猫っ毛」の悩み
それでは“猫っ毛”だと、どんな悩みがあるのか見ていきましょう。
- 髪が少ないわけではないのに、細いため薄毛に見える
- パーマがかかりにくく、取れやすい
- 帽子を脱ぐと、髪がぺちゃんこ
- 髪の毛が絡まりやすく、摩擦で痛みやすい
“猫っ毛”は髪が少ないわけではない!
“猫っ毛”は髪が少ないわけではないのに、細いため薄毛に見えてしまいます。髪の毛が同じ本数あっても、太い髪ならたくさんあるように見えるけど、細い髪だと少なく見えるというコトですね。
パーマがかかりにくく、取れやすい
ボリュームを増やすために、フワっとパーマをかけると髪の毛の量が多く見えますよね。おしゃれに決めることもできるので気になります。
ツイストパートは指に巻ける長さ(5cm~)があれば、短めの髪、ショートヘア、くせ毛や天然パーマでもかけることができます。けれど、細い髪にはキツくパーマをあてる必要があるため、髪が傷む原因にもなります。
また“猫っ毛”のクセが強いと、パーマが一か月も持たない可能性もあります。そのため、パーマがかかりにくく、取れやすいと感じてしまいますね。
※※パーマと薄毛の関係を知りたい方はコチラ
帽子を脱ぐと、髪がぺちゃんこで格好悪い
また、おしゃれアイテムとして取り入れたい帽子ですが、これも“猫っ毛”だと悩みの原因となってしまいますね。髪の毛が細いと、帽子を脱いだ時に、髪が頭に張り付いてぺちゃんこになってしまうのです。
そのため帽子をかぶって出かけたら、その日は帰宅まで帽子を脱げなくなってしまいます。
“猫っ毛”は髪の毛が絡まりやすいので、摩擦で傷みやすい
髪の毛が、知らない間に絡まっていることはありませんか?特に、“猫っ毛”の人は、強風で髪の毛が舞い上がったときに絡まることがあります。
髪が絡まるのは傷んでいる証拠だと聞いたことはありませんか?絡まると、摩擦によって髪の毛が傷む原因ともなってしまい悪循環ですね。
「最近、細くなった」は要注意!薄毛の原因になる可能性あり
髪質は年齢によって変わってくることは知っていますか?生まれた時が一番柔らかく、14~24歳までどんどん太くなり、男性では20歳をピークとして、その後は細くなっていきます。
↓
14~24歳:太くなる
↓
それ以降:細くなる
この原因の一つに加齢があげられます。頭皮の新陳代謝や血行が悪くなり、頭皮の皮脂の量が減り、乾燥すると、髪が傷んだり、細くなったりします。
加齢で“猫っ毛”になった時には、ヘアケアや頭皮ケアが肝心なんだな!これらのケアをしなければ…薄毛の原因となる可能性もある!「最近髪が細くなった」は要注意だな。
もともと「猫っ毛」は問題なし!「最近細くなった」は要注意!
ここまで読んで、小さい時から“猫っ毛”という人は遺伝による“猫っ毛”だから、薄毛になる心配はありませんね。けれど、最近“猫っ毛”になってきた場合は、加齢によって頭皮の血行が悪くなっている可能性があるため、ヘアケアや頭皮ケアが必要となります。
時期 | 薄毛の心配 |
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幼少期から | なし |
20歳を過ぎてから | あり |
そして、“猫っ毛”の人は、悩みが絶えません。
↓
パーマがかかりにくく、すぐにとれる
↓
髪がぺちゃんこになるため、一度かぶったら一日中かぶっておく必要がある
髪の毛が細くて薄毛に見えてしまう“猫っ毛”ですが、本数は人並みにありますので「“猫っ毛”が原因でハゲるかもしれない」ということはありません。
けれど、絡まりやすく、傷つきやすい髪質なので、“猫っ毛”の髪質にあったシャンプーを選んだり、生活習慣を整えて髪の毛に負担の少ない生活を送ってダメージから毛髪を守りましょう。
なるほど!生まれつきの猫っ毛と薄毛には因果関係がないようだな!
ただ、最近猫っ毛になってきたなぁーっと感じている諸君は要注意だニャン。
・・ニャンは聞かなかったことにしてくれ(照)