【育毛剤のミカタ】ハゲリーマン
薄毛を改善する生活習慣

「髪にコシがなくなった!」そんなアナタに贈る3つのアドバイス

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現在、頭頂部の地肌がうっすら見えてしまうほど薄毛になってきてしまった方、いらっしゃいませんか?

しかし、それは本当に抜け毛によって薄毛になっているのでしょうか?

もしかしたら、髪の本数は減っていないのに髪のハリ・コシがなくなってしまった為、髪が細くなり、頭皮を覆う髪の面積が減ってしまったことで、薄毛に見えているだけなのかもしれません。

実は、髪にハリ・コシを取り戻すことは意外と簡単にできるのです!それによって薄毛が解消できるとしたら、ぜひ試したいところですよね。

そこで今回は、日常生活のちょっとした3つの心がけで髪のハリ・コシをよみがえらせる方法をご紹介します!

髪の毛がハリやコシを失ってしまう原因

そもそも、髪の毛にハリやコシがなくなるとどうなるのでしょうか?

ハリ・コシのない髪は、元気を無くしている髪と言い換えることもできます。髪の毛1本1本が元気を無くして細くなってしまっているので、当然全体的に薄く見えてしまいますし、またボリュームも出なくなります。

だから、実際には髪の毛の本数が減って薄毛になっているのではなくても、頭皮が透けて見えることで薄毛だという印象を与えるというわけです。

さらに、髪の毛に元気が無くなっているということは、いずれ抜けやすくなり、本当の薄毛を招くことにもつながります。だから、早めの対策で髪にハリやコシを取り戻すことが大切なんですね。

では、なぜ髪の毛はハリやコシを失ってしまうのか、その原因を見ていきましょう。

ヘアサイクルが乱れると髪の成長期間が短くなり髪が上手く育てない!

太くてハリ・コシのあった髪が、頭皮が透けて見えてしまうほど細く痩せてしまうのには原因があります。

髪は、成長期と休止期を繰り返して育っていくのですが、この成長期が短くなってしまうと髪が成長する為に時間が足りず、髪が細くなってしまうのです。

下記の図をご覧ください。タカラバイオ株式会社によると、下記のように髪の毛は通常4~6年のサイクルで生えかわります。
髪の成長サイクル

正常なヘアサイクルに比べ、ヘアサイクルが乱れてしまうと髪の成長期間が短くなります。つまり、太く強い毛に成長するまでに時間が足りていないのです。そうなると、太くなる時間がないまま髪が抜け落ちるので、全体的に細い髪の毛になってしまうというわけです。

成長期が短くなったせいで太くなる時間が無いままの髪は、産毛のように細い状態なので、ボリュームも出ませんし頭皮も露出してしまいます。だから髪の毛の本数自体は減っていなくても薄毛に見えてしまうんですね。実際にはハゲてもいないのにハゲだと思われてしまうのは、避けたいものです。

では、なぜヘアサイクルが乱れてしまうのでしょうか。もう少し詳しく確認したいと思います。

頭皮環境の悪化が髪の成長期を短くしている!

ヘアサイクルにおいて、成長期が短くなってしまう原因は頭皮環境が整っていないからです。頭皮環境を悪化させる原因として、以下のようなことが考えられます。

  • 不規則な生活習慣
  • 食生活の乱れ
  • 頭皮に負担を与えるような生活

不規則な生活習慣になると、睡眠時間の確保が難しくなります。睡眠時間がきちんと取れないことは、ヘアサイクルの乱れに繋がると言われています。

食生活が不規則だと、栄養が偏ってしまい栄養不足になる心配があります。また、暴飲暴食をすると内臓器官が必要以上に働かなければいけなくなり、そこに血液が集中してしまいます。そうなると体の他の部分に血液が回らなくなり、頭に行く血流も低下してしまうんですね。血流が悪くなると、酸素なども送られなくなります。

それから、頭皮に負担を与えるような生活も、ヘアサイクルの乱れを招きます。例えば髪を乾かさずに寝る、シャンプーをする時に力を入れ過ぎる、すすぎが不十分などです。それから、カラーリングやパーマも頭皮に負担を掛けることが知られています。

女性の場合は女性ホルモンの影響なども考えられる!

女性の場合、ヘアサイクルの乱れには女性ホルモンも関係しています。女性ホルモンのうちエストロゲンは、毛母細胞を活性化することで髪を育てる・維持するという働きを持ちます。そのため、分泌量が減少するとヘアサイクルが乱れてしまいます。

エストロゲンは年齢が上がることによっても減少しますが、それだけが女性のヘアサイクルの乱れの原因ではなく、男性同様睡眠不足、血行不良、栄養不足なども悪影響です。

へサイクルを整えるには頭皮環境を整えることが大切!

ここまで見てきたように、頭皮環境が良くなるとヘアサイクルも整えられてハリ・コシのある髪を育てることができるのですが、そのためには生活環境を整えることが大切だとわかります。

つまり、規則正しい生活を送り、飲酒・喫煙など身体に害を及ぼすことを止め、一般的に「健康的な生活」を送ってさえいれば、頭皮環境も正常であり、髪が痩せ細ることもありません。

しかし、規則正しい生活を送ることは、髪だけに言えることではなく、健康上何においても重要なことは誰もが知っていることですよね。実際のところ、「規則正しい生活を送る」というのは、ストレスフルな現代において、実行するのはなかなか難しいことです。

そこで、忙しい人でも、髪の成長期を少しでも長くできるよう、髪のハリ・コシを取り戻す為の簡単にできる必要最低限の改善ポイントをみてみましょう!

規則正しい生活を送ろうと心掛けていても、そう簡単に規則正しい生活なんて送れないものさ。
だから私はこんな頭なのだよ…。
必要最低限の改善ポイント?
是非教えてもらおうじゃないか!

意外と知らない!ハリ・コシとは何なのか

テレビCMなどでも「失われたハリ・コシを取り戻す!」などよく使われるフレーズですが、ここまで読まれて、そもそも髪のハリ・コシって何だろうと思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。

ハリとコシはセットになってよく使われる言葉ですが、実際「その違いを説明して」と言って答えられる人は少ないでしょう。一般的に髪が太いとハリ・コシがあるようなイメージですが、そうとも限らないんですよ。

そこで、生活習慣の改善点を確認する前に、そもそもハリ・コシを取り戻すことでどのような良いことがあるのかをイメージするために、ハリ・コシについて確認しておきましょう。

「戻る力が勝負」のコシ

髪の毛のコシというのは、髪の毛の弾力のことを言います。

わかりやすく言うと、髪を引っ張ったり、指に巻きつけたりした時にスルっと元の位置に戻る強さがコシです。シャンプーのテレビCMでも、女性の髪を指にまきつけ、クルっと元に戻すシーンをよく目にしますよね!

うどんやそばでも「コシがある!」という表現を使いますが、柔らかく簡単に噛みきれてしまう、離乳食のような麺よりも多少噛みごたえのあるものの方が一般的には「おいしい」と言われます。

「強度が勝負」のハリ

髪の毛のハリというのは、髪の強度のことだと思ってください。

分かりやすく言うと、髪の毛を一定の強さで引っ張っても髪がブチっと切れないとハリがあると言われ、すぐ切れてしまう髪はハリがないと言えます。

一般的に髪の毛1本(乾いた状態)は、150gほどの強度に耐えられます。つまり、スマートフォンくらいの重さになら髪の毛は耐えられる(はず)なのです。

コシのところでも例えた「うどん・そば」で表すならば、簡単に引っ張ってもちぎれない麺であるということです。噛みごたえだけでなく、強度もあってこそ「上質な」うどん・そばになります。

髪も同じで、ハリとコシ両方揃ってこそ「健康的な美しい髪」と言えるのです。

ヘアサイクルを整えることでコシ・ハリのある強い髪に!

このように、コシやハリがある髪の毛とは、強く弾力性がある髪の毛だということができます。

ヘアサイクルを整えて髪の毛がきちんと育つような状態を作ることで、髪が強く健康的になるわけですね!

おぉ!髪のハリ・コシの違いが分かったぜ!
私の髪にはハリ・コシがあるのか?
強度や弾力を調べたいが、調べる毛がないのだよ!
ガハハ…笑ってくれ。

髪にツヤが無くなるのはキューティクルが剥がれるから

ハリ・コシに加えて髪に必要なのはツヤです!ツヤツヤな髪を見を見て「キューティクルな髪だね!」と表現する人がいます。

実は、このキューティクルが剥がれてしまうと、髪の毛からハリやコシが失われてしまうと言いますから、キューティクルを保つこともとても大切なんです。さらにキューティクルが剥がれることで見た目のツヤも失われてしまいますから、健康的に見せるためにもキューティクルが剥がれないようにすることは大切です。

では、キューティクルについて詳しく見ていきましょう。

髪の栄養を閉じ込めてくれるキューティクル

キューティクルというのは、髪に含まれる栄養をギュっと閉じ込めてくれるような薄い細胞の層のことです。よく髪の毛を何倍も拡大した映像で、魚の鱗のようなものを見たことがありませんか?

ここで、キューティクルの状態がわかる画像を見てみましょう。
キューティクル

これは、髪の毛を何百倍にも拡大して見た画像です。

向かって左側が健康的な髪の毛で、右側がキューティクルが剥がれてしまった髪の毛です。鱗のような部分がバラバラと剥がれた状態になっていています。

キューティクルが剥がれてしまった部分からは、髪の栄養が流れてしまっているのです。髪のバリアとも言えるキューティクルが剥がれなければ、髪の栄養は保たれ、強い髪であり続けることができるのです。だから、キューティクルが剥がれることでコシやハリが失われると言えるんですね。

毛根に栄養を送り、髪内部の栄養状態を保つことが大事!

良質なキューティクルを作るには、良質な髪内部の栄養が必要不可欠となります!髪内部の栄養を十分に満たしてこそ、キューティクルは髪を守る機能を発揮するのです!ところが、髪内部にある栄養は、年齢と共に失われてしまう傾向にあります。

ご存知の通り、髪には「毛根」と呼ばれる根っこがあります。その部分に十分な栄養がないと丈夫な毛は生えず、弱々しい毛が生えてきてしまいます。弱々しい毛というのは、キューティクルもなく、ハリ・コシが失われた毛のことで、強度が無い為抜けやすくなります。

ハリ・コシのある強い毛を作りたいのならば、毛根に十分な栄養を送ればよいのです。そのためにはきちんと栄養を摂ることが欠かせませんし、またそれを髪の毛まで運ぶために血流をよくすることも必要です。

これも、先ほど確認したヘアサイクルを整えるための生活習慣と共通していることにお気づきいただけたかと思いますが、キューティクルを保つためにも髪に栄養が行き渡るようにすることが大切なんですね。

では、ここからは、ヘアサイクルを整え、キューティクルを守ることでコシ・ハリのある髪の毛を育てるために、日常生活のちょっとした心がけでできるポイントをご紹介していきます!「年齢だから」と諦めてはいけません。ハリ・コシは今からでも十分取り戻せます!

栄養たっぷりの髪を生やすには、毛根に栄養を与えることが必要なのか!
植物で例えるのなら、土と同じだな!
私の荒れ果てた頭皮も栄養を与えれば必ず…!!
諦めないぞ!

改善ポイント① 睡眠を十分にとり、成長ホルモンを分泌させる!

まずは、ヘアサイクルを乱す理由の1つ目として挙げた、不規則な生活習慣を改善する方法から見ていきましょう。

不規則な生活をすることで起こる問題点は、きちんと睡眠が取れないことです。ヘアサイクルを整えるには、良質な睡眠を摂るようにすることが大切なのです。

睡眠が大切なのは眠っている間に成長ホルモンが分泌されるから!

「寝る子は育つ」というように「寝ると髪も育つ」のです。これは迷信などではなく本当のことで、成長ホルモンが睡眠時に最も分泌されているからなのです。成長ホルモンというのは、読んで字の如く、人の成長には欠かせないホルモンです。成長ホルモンの分泌により、骨が伸長し、筋肉が成長します。

タンパク質の合成も、成長ホルモンの分泌によって行われています。髪はタンパク質で形成されています。茨城県にある野村医院のウェブページにも下記のように書かれています。

成長ホルモンによってタンパク質の合成がおこなわれています。

成長ホルモンは三大栄養素(炭水化物、タンパク質、脂質)の代謝を促進されるアミノ酸の吸収率を上げるだけでなく、タンパク質の合成も促す作用があります。

ですので、ほとんどタンパク質で構成されている毛髪は成長ホルモンの影響に左右されるといえます。

健康な髪を生やす為に、成長ホルモンの分泌は欠かせないのです。

成長ホルモン分泌には、まとまった睡眠が必要不可欠!

成長ホルモンは、寝ている間に多く分泌されています。

もちろん、睡眠時に限らず運動をした後などにも分泌はされているのですが、最も分泌されているのはやはり睡眠時であり、しかも良質な深い睡眠をとっている時ほど多く分泌されるのです。

よく「22:00-2:00の間に深い睡眠をとるのが良い」と言われていますが、この時間帯は一般的に成長ホルモンが最もよく分泌される「成長ホルモンのゴールデンタイム」と言われています。

しかし、この時間帯はあくまでも早寝早起きを促す為に言われている目安的なものだとお考えください。22:00~2:00の間に必ず寝なくてはいけない!というわけではないのです。ご安心ください。

成長ホルモンが分泌される時間帯、それは人によっても異なりますが、眠ってから30分~90分後に分泌され始め、3時間程分泌され続けるのです!

ですから、最低3時間以上の睡眠は欲しいところです。そして、成長ホルモンは深い良質な睡眠をとってこそ分泌されるものだというのもポイントです。
睡眠中の成長ホルモンの大量分泌

上記のグラフは坂東ハートクリニック院内新聞による、上断が睡眠をとった場合で下段が睡眠をとらなかった場合の成長ホルモン分泌量を比較したものです。

寝ても寝なくても、成長ホルモンの分泌量の総量は変わりませんが、上段の睡眠中に成長ホルモンが大量に分泌されていることは一目瞭然です。まとまった睡眠をとって睡眠中に成長ホルモンを分泌させてこそ、翌日に疲れを持ちこさず過ごすことができるのです。

良質な睡眠をとる為に心掛ける!最低限のポイント

健康な髪を生やす為に、十分な睡眠時間をとることが大事だと言うことはお解りいただけたかと思います。

しかし、実際残業や付き合いなどで帰宅時間も日によってバラバラで、毎日良質な睡眠をとれてる人は少ないのではないでしょうか。そんな方は、以下の点だけでも気を付けてみてください。

  • 食べた後すぐ寝ない。消化をするのに2~3時間かかるので、身体がしっかり休まらない為、食後3時間程度あけてから寝る。
  • なるべくシャワーのみで済まさず、ゆっくりぬるめのお風呂に浸かる。(熱すぎるお風呂は逆に睡眠を妨げる)
  • 寝る直前にパソコンやスマホなどを見ない(青色光により寝つきが悪くなる為)

これらのことに気を付けただけでも、だいぶ寝つきは変わってくると思います。しっかり眠れるようポイントを留意しておきましょう。

成長ホルモンというのは、育ち盛りの子供だけに分泌されるものではないのだな!
私のような、おじ…いや、成年でも日々分泌されているのか!
睡眠の大切さが分かったぞ!

改善ポイント② 朝食は必ずとる!

次に、食生活について見ていきましょう。

東洋医学では、髪のことを「血の余り」と書いて「血余」と言います。

体内の栄養バランスが優れていると、健康的な髪が生えてくると言われており、いかにバランスの良い食生活が大事かが分かります。

逆に考えると、体内に栄養が足りない状態であればそちらに栄養が優先して回されるため、髪の毛まで栄養が行き届かず、健康な髪の毛が育たないということです。そのため、きちんと栄養を摂り入れる必要があるんですね。

特に、髪はケラチンというタンパク質から形成されているのですが、タンパク質は、口から得る以外に体内に摂りいれる方法はありません!

3食バランスの良い食事をとることは、理想的ですが、健康の為にも髪の為にも最もやってはいけないことは、朝食を抜くことです。

朝食を食べることが、その日の活力を作る!

なぜ、健康な髪を手に入れる為に朝食を食べることが不可欠なのでしょうか。

髪に良いとされている食材や成分はたくさんあります。しかし、そんなバランス良い食事を毎朝・毎朝作っていられるでしょうか。実際、働き盛りの独身男性には難しいですよね。

忙しく、朝食をとる時間もない方は、パン1枚、もしくはホットミルクや豆乳だけでも良いので、何かしら口に入れるようにしましょう!

人は食事をすることで脳にエネルギーを送っています。このエネルギーは、ブドウ糖と呼ばれるものです。ブドウ糖は血中に入り、身体の活力になります。

つまり、朝食を食べることによって、血行を促し、その日のエネルギーの元を得ることができるのです。特に睡眠中に冷やされた身体は、朝食をとることで温まることができます。冷えた身体で、エネルギーが十分に行きわたっていない状態が、頭皮に良いわけがないのです。

朝食をとって、身体の活力を養ってこそ、毛根に栄養を送るができます。

育毛に良い食べ物・栄養素を知って朝食を食べましょう!

血行が促進されると髪の毛が育つ!

朝食を取ると血行が促進されるとお話ししましたが、これは髪を育てるためにとても理にかなった方法なのです。なぜかというと、厚生労働省が発毛に効果があるとして認め、医薬品に分類される成分の一つである「ミノキシジル」が、血行を促進することで抜け毛を防ぐというメカニズムになっているからです。

血行が促進されると摂り入れた栄養がきちんと髪の毛まで届けられるため、育毛に効果を発揮してくれます。そのため、ミノキシジルを配合したリアップやロゲインなどの育毛剤が、効果があるとして期待されています。

実は、ミノキシジルはもともと高血圧を治療する薬だったもので、血管を拡張して血流を良くすることで血圧を下げるために使われてきたものです。その過程の中で発毛に効果があることが認められるようになり、現在に至っています。

朝食を食べることで、発毛効果が認められる薬と同様に血行が促進されるわけですから、髪の毛にいいと言われる理由がよくわかります。ミノキジシルを使うと副作用が出る可能性もありますので、まずは薬を使わず自分でできる対策から考えてみるのもいいですね。

補足としてご紹介しますが、ミノキシジル以外にもう一つ発毛に効果があると認められている成分があります。それが「フィナステリド」です。

プロペシアという薬の名前を聞かれたことがある方も多いかと思いますが、こちらは、テストステロンという男性ホルモンが脱毛を引き起こす悪玉のホルモンジヒドロテストステロンに変換されるのを防ぐ働きをすることで抜け毛を予防するというメカニズムで効果を出しています。

可能ならばトライしてみよう!

簡単な対策としては朝食をきちんと食べることが挙げられますが、もし余裕があってもう少しコシ・ハリを取り戻すために効果が出るような食生活にトライしてみようと思われる方は、以下のことも試してみましょう。

  • 野菜や海草を食べる…ビタミンやミネラル補給のため
  • 暴飲暴食をしない…内臓に血液が集まって髪に行き渡らなくなるのを防ぐため
  • ファーストフードやレトルト食品を控える…血流を悪くしないため
  • タンパク質を摂る…髪の毛の元となる成分なので

例えば、普段コンビニやスーパーなどのお弁当がお昼ごはんだという人でも、それにサラダを添えるだけで野菜や海草を摂取することが可能です。タンパク質は大豆製品や鶏肉、卵や牛乳などに多く含まれています。

難しく考えず、普段食べている物を見て足りそうにない食品を意識的に摂り入れるなど、無理のない範囲で試してみるといいですね!

日々忙しい私は、ついつい朝食を抜いてしまうことが多いが、これからは毎日食べることにしよう!
朝起きたら、バランス良い朝食が並んでいる光景に憧れるぜ!
私は頭皮だけじゃなく、私生活もさみしいのだよ…。

改善ポイント③ お風呂上りの正しいヘアケア!

食べ物や飲み物など身体の内側から栄養を頭皮に送ることは、育毛にとても重要なことですが、外部からの刺激も育毛には欠かせません。育毛効果のあるシャンプーやトリートメント・整髪料を使っている方も多いでしょう。しかし、思ったほど効果がみられない…という方いませんか?

育毛効果のあるアイテムを使っているのに、思ったほど効果が得られない方は、使っているものは間違っていないけど、使い方が間違っているのかもしれません。

また、普段の生活の中で、知らず知らずのうちに頭皮環境を乱すようなことをしている可能性もあります。そこで、頭皮に悪影響を与えない生活習慣をご紹介していきます。

正しい髪の乾かし方

短髪の男性にありがちなのが、髪を乾かさずに寝てしまうことです。

「短髪だからすぐ乾く!」と思い込んでいたり、「いちいちドライヤーをあてるのが面倒!」と思ったり、という理由が大半だとは思いますが、必ず寝る前には髪をドライヤーで完全に乾かすようにしましょう。できれば、お風呂上り後すぐに乾かすことをお勧めします。

なぜなら、髪の表面を覆うキューティクルは水に濡れると開く性質を持っているので、髪が濡れている状態に最も壊れやすいからです。そのため、髪が濡れている状態はできる限り短時間にしましょう。

さらに、髪が濡れている状態にしておくことが頭皮にとって悪いのは、キューティクルをはがすからだけではありません。濡れた状態の髪は、雑菌が繁殖しやすい状態でもあり、ニオイや頭皮トラブルの原因を招きます!

濡れた髪のまま寝てしまうのは、絶対にNGです!寝具と髪の摩擦によってキューティクルは余計に剥がれやすくなり、髪はボロボロになってしまいます。「お風呂上りにはすぐ髪を乾かす!」ということを習慣づけると良いでしょう。

正しい髪の乾かし方のポイントをまとめてみました。

  • 風量が多く、全体的に広く乾かせるドライヤーを使用
  • 熱すぎると頭皮を痛めてしまうので、手をあてて「熱い」と感じない程度の風をあてる
  • ドライヤーの送風口を広い範囲にふりながら使用する
  • 温風のみでなく冷風も使用してキューティクルを守る(キューティクルは高熱な状態だと剥がれやすい為)

もうワンステップ!ドライヤー前のタオルドライがおすすめ!

それから、ドライヤーの前にタオルドライをすると、さらに頭皮に優しくなります。タオルドライをすることで水気が少なくなるため、ドライヤーをあてる時間が短くなります。ということは、髪が熱にさらされる時間も短くなるわけですね。

髪を構成するタンパク質は熱に弱いため、ドライヤーを使う時間は最小限にしたいものです。そこで、タオルドライであらかじめ水分を取っておく方法がおすすめだと言えます。

ですが、タオルドライもやり方を間違えると頭皮を痛めてしまいます。強くこすったり爪を立てて拭いたりすると肌が傷つきますし、またタオルと髪の毛の摩擦によってキューティクルが剥がれてしまいますので、頭皮マッサージをするようなつもりで、水分をタオルに吸い込ませるイメージを持って水分を取ることがポイントです。

毛先は、キューティクルを痛めないようにタオルで優しく包み込んで軽く叩く感じで水分をタオルに吸わせます。

正しい髪のブラッシング法

続いて正しいブラッシング法についてですが、ブラッシングをすると髪の埃も取れ、血行も促進されます。以下が、正しいブラッシングのポイントです。

  • 毛先からブラッシングし、続いて中間からブラッシング、最後に毛根からブラッシングと、数回にわけてブラッシングする(*毛根から毛先まで一度にブラシを通さない!)
  • 毛先が球状になっているクッション性のある天然素材のブラシを選ぶ
  • カリカリと傷つけるような力を加えたブラッシングや静電気が発生うるほどの過剰なブラッシングはNG!

上記の点に気を付けて、お風呂あがりにドライヤーと共にブラッシングをするのはもちろんですが、髪の毛を洗う前にも是非ブラッシングをしましょう!

髪についたホコリをブラッシングによって落としてからシャンプーするのとしないのでは、仕上がりがまったく違います!

実はこんな対策も!使うシャンプーを変えてみよう

お風呂上がりに一手間かけるだけでも頭皮にずいぶん優しくなりますが、ヘアケア用品を変えるだけでも頭皮環境を整えることができるんですよ!頭皮に刺激が少ないのは、アミノ酸系シャンプーです。

シャンプーは、刺激が少ない商品がおすすめです。爪を立ててごしごし洗うのではなく、この時も頭皮をマッサージするような洗い方をし、すすぎもしっかりします。

冬場は特に空気が乾燥して頭皮が傷みやすくなっていますので、保湿に気をつけましょう。保湿成分が配合されたアミノ酸系シャンプーもありますので、そういった種類を選ぶのも一つの方法ですね。

シャンプーには直接関係ありませんが、髪が傷んできたと思ったら、カラーリングやパーマを控えるだけでも効果が期待できますよ!

髪を乾かすことやブラッシングがそんなに大事だったとは!
今までまったく必要ないと思っていたが、このわずかに残ってくれている髪の為にも、これから生えてくる(であろう)毛の為にも、私はドライとブラッシングを欠かさんぞ!

キーワードは血行!血行促進で髪質も健康に!

これまで髪をよみがえらせる為の3つのポイントをご紹介してきました。睡眠・朝食・洗髪後のケア(ドライヤー・ブラッシング)でしたね。

実は、これらのポイントには共通点があるのです。それは血行です!

良質な睡眠→成長ホルモン分泌に加え、リラックス効果がある→副交感神経が働き血行がよくなる。

朝食をとる→ブドウ糖摂取によりエネルギーとなる→脳が活性化し、血流が良くなる

正しいヘアケア→直接頭皮を刺激する→頭皮の血流がよくなる

血行をよくすることこそが、髪の為に最も良いことであり、ハリ・コシをよみがえらせる一番の方法なのです!ハリやコシがなくなるのは加齢だからと諦めないでください!

年齢を若返らせることはできませんが、血行を良くすることは、今からでも心がけ次第で十分改善できます!

ハリ・コシを取り戻すポイントまとめ

あなたの髪を健康にするポイントをまとめてみましたので、参考にしてみてください。

  • 最低3時間は良質な睡眠をとる!
  • バランス良い食事を心掛ける。特に朝ごはんは必ず食べる!
  • 正しいドライヤーの使い方・ブラッシングの仕方をマスターする

この3点にとどまらず、日頃から血行促進を心掛けて生活するよう心掛けていきましょう!

なるほど!髪にハリやコシがなくなる理由が、お陰で理解できた。
体も髪もコシが大事だから、君たちも良く読んでおいたほうがいいぞ!

・・・私の髪はコシどころか、毛そのものが殆どないから関係のない話かもな!(苦笑)

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