キャピキシルとは？その効果と含まれている育毛剤をご紹介

薄毛改善に悩んでいる方は、効果がある成分が知りたい！試したい！そう思っているはずです。

そこで今回ご紹介したいのがキャピキシル。キャピキシルは最近注目されている話題の新成分。

キャピキシルとはどのような成分なのか、どのような効果がありそれがどう薄毛に作用するのか、そして含まれている育毛剤には何があるのか、詳しくご紹介していきましょう。

キャピキシルとは植物由来の天然成分

キャピキシルは、カナダによって開発された次の2つを主成分とした新しいスカルプ成分です。

• アセチルテトラペプチド-3
• レッドクローバーエキス(アカツメクサ花エキス)

アセチルテトラペプチド-3は聞きなれない成分ですが、4種類のアミノ酸から構成されたアミノ酸分子。タンパク質をつくるために必要なのもアミノ酸であり、身体にとって欠かせないものですね。

レッドクローバーエキスは、その名の通り花のエキスです。この花に含まれるビオカニンＡと呼ばれるイソフラボンが用いられています。

天然由来の成分とアミノ酸によって構成されたのが、キャピキシルなのです。

キャピキシルの育毛効果は2つの働きがポイント！

キャピキシルは、発毛効果があると認められているミノキシジルの3倍もの効果があるという実験データが出たことで、一気に有名になりました。

キャピキシルが薄毛に効果があると言われているのは、キャピキシルによる2つの働きがポイントとなっています。

キャピキシルの働きについて、含まれている成分別にご紹介していきましょう。

アセチルテトラペプチド-3

アセチルテトラペプチド-3には、毛包のサイズを大きくする、皮膚・細胞を修復する、そしてタンパク質の合成量増加させるという働きがあります。

髪の主成分はタンパク質であり、そのタンパク質の合成を促すことは髪の成長にとって大切なことなのです。

ミノキシジルは血管を拡張して栄養を頭皮や毛根に届けることで、毛包を刺激して成長期へと促し発毛に導くのです。

ミノキシジルの効果や副作用について詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェックしてみてください。

【ミノキシジル系の育毛剤】効果や副作用は？生え際への影響は？

キャピキシルには、毛包の成長を促す働きがあります。それは髪の成長を促すことにも繋がる、結果的に今ある髪を強くする、しっかりと成長させることができると言えますが、イコール発毛効果がある、と言い切れない部分もあるのです。

アセチルテトラペプチド-3は、発毛を促すというよりも髪が成長するための環境・土台をつくる成分だと考えられます。

レッドクローバーエキス

レッドクローバーエキスに含まれるビオカニンAには、男性型脱毛症(AGA)の原因となる5αリダクターゼを阻害する働きがあることが分かっています。

男性型脱毛症は、5αリダクターゼによって男性ホルモンがジヒドロテストステロンに変化し、それが髪の成長期を短くすることで抜け毛を促してしまうというものです。

5αリダクターゼを阻害すれば、原因物質であるジヒドロテストステロン(DHT)が生成されないのでAGAの進行を食い止める、AGAそのものを予防することが可能です。

AGAの原因と治療法について興味がある方には、こちらAGAとは？原因と治療方法を大解説！の記事がおすすめです。

ちなみに、AGA治療薬として有名なプロペシアも、5αリダクターゼの阻害作用があるのだが、プロペシアはⅡ型の5αリダクターゼしか阻害しません。

ビオカニンAはⅠ型とⅡ型両方の5αリダクターゼを阻害するので、より高い効果が期待できるのです。

プロペシアについては、こちらの記事で特集しています。

プロペシア（フィナステリド）の効果や副作用など大解説！

キャピキシルは副作用リスクなく使用できる！

AGA治療や発毛のために多く用いられているミノキシジルやプロペシアは、医学的な根拠もあり多くの国で用いられています。

しかし、確かな効果の一方で副作用リスクもあるのは事実です。

これらの副作用が出た場合は、速やかに使用を中止して医師の診察を受ける必要があります。

一方、キャピキシルは5αリダクターゼの阻害作用や毛包の成長を促すという作用がありながら、天然由来の成分とアミノ酸が主成分になるので副作用のリスクなく安心して使用することが可能です。

ただ注意すべきは、さきほども触れたようにキャピキシルの薄毛への効果について学術的な論文資料は出ていないという点です。

キャピキシルが含まれている育毛剤をご紹介

育毛剤を選ぶのであれば、やはり育毛効果がある、きちんと頭皮や髪に作用する、ということが分かっている育毛剤を使用したいものですよね。

薄毛に悩んでいる人におすすめしたい育毛剤情報については、こちらの記事で紹介しています。

本当に効果がある育毛剤をご紹介！

この記事では、キャピキシルが含まれている育毛剤を2つピックアップします。

• フィンジア
• ザスカルプ5.0c

この育毛剤について、それぞれの特徴をご紹介していきましょう。

フィンジア

キャピキシルを5％配合するだけでなく、カプサイシンを配合しているという特徴があります。

カプサイシンは唐辛子にも含まれる成分で、頭皮を柔らかくする作用があります。頭皮を柔らかくすることで成分の浸透力を高めるのです。

キャピキシルを使用している正規の商品であることを証明するエンブレムがついているのも、特徴の1つです。

また、他にも頭皮環境を整えるためのセンブリ、褐藻、ヒオウギ、ビワ葉といった多くの天然由来成分を配合しています。

フィンジアについて詳しく知りたい方は、こちらでチェックしてみてください。

フィンジアは新成分配合の育毛剤！その効果と副作用を徹底解説

ザスカルプ5.0c

ザスカルプ5.0cは、フィンジアと同様にキャピキシルを使用している正規の商品であることの証明であるエンブレムがついている。また、それだけでなくキャピキシルを5％配合した商品のみに使用が認められる認証マークがついています。

特に、キャピキシル推奨配合量を用いている認証マークを使用している商品は、ザスカルプ5.0cのみです。

キャピキシルだけでなく、発行熟成プラセンタを用いているのも特徴ですね。成長因子であるEGFとFGFを含む発行熟成プラセンタは、細胞の活性化・再生効果、そしてヒアルロン酸やコラーゲンの生成を促す作用があります。

ザスカルプ5.0cについては、こちらザスカルプ5.0cはキャピキシルとプラセンタ配合の育毛剤！の記事で特集しています。

キャピキシルはAGA改善効果が期待できる安心の天然由来成分

キャピキシルは、育毛に効果があるとされている新しい成分です。その特徴は、4つのアミノ酸によって構成されたアセチルテトラペプチド-3、そしてアカツメクサ花エキスのビオカニンＡが含まれているという点にあります。

アセチルテトラペプチド-3はタンパク質の合成や毛包の成長を促し、ビオカニンＡはDHTの生成を阻害しAGAによる薄毛の進行を抑えます。

キャピキシルはアミノ酸と植物由来の成分を使用することで、副作用リスクなく、安心して使用できる魅力的な成分です。使用されている育毛剤も色々あり、それぞれの育毛剤には特徴的な成分が配合されています。

薄毛に悩んでいる人は、副作用リスクのないキャピキシル、しっかりチェックしておきたいですね。