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髪に関するコラム記事

日本人は髪を洗いすぎ!?洗いすぎのデメリットと世界の洗髪事情

日本人は髪を洗いすぎ!?洗いすぎのデメリットと世界の洗髪事情
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毎日お風呂に入る・シャワーを浴びる、髪を洗う…この行為を1日の始まりに行うか終わりに行うかという違いはあるかもしれませんが、多くの人はこれを「普通のこと」として考えているのでは?

しかし、実は毎日髪を洗うという習慣は日本特有のものであるという事は知っているでしょうか?世界の多くは、なんと2日に1回しか髪を洗わないのです!しかし、髪を洗う頻度を落とすことは、髪の健康を取り戻すという説もあります。

髪を洗い過ぎてしまうことにどのようなデメリットがあるのか、なぜ世界では頻発頻度が低いのか、気になる洗髪情報をご紹介しましょう。

日本人は髪を洗いすぎる!?日本と世界の洗髪頻度をチェック

何となくではありますが、お風呂に入る・シャワーを浴びるという行為と洗髪はセットである、というイメージはありませんか?特に意識はしていなくても、習慣付いているものかもしれません。

事実、日本人へ洗髪の頻度を訪ねてみると、7割近い人が毎日、2割の人が1日おきの洗髪を行っているというデータがあるのです。

しかし、世界を見てみるとまったく違う事に気づかされます。

各国のシャンプーの回数

世界16か国のシャワー・洗髪事情について調べたものです。週に何回シャワーを浴びるか、洗髪をするかということが、横軸と縦軸に示されています。こちらのデータを見てみると、次のことが分かります。

  • 日本は週に5回ほどシャワーを浴びて、洗髪も同じくらい行っている
  • イギリス・中国・ドイツ・ロシアは週に5・6日シャワーを浴びるが、シャンプー回数は3回程度
  • オーストラリアは週に8回ほど、コロンビアは週に9回ほどシャワーを浴びるが、シャンプーは3回程度

このように、多くの国の洗髪回数は、シャワーを浴びる回数の半分程度もしくはそれよりも少ないという結果が表れているのです。

毎日のように髪を洗う、という習慣は日本独自の物、と言っても過言ではないかもしれませんね。

環境がポイント!?洗髪頻度が高い国と低い国の特徴とは

世界の洗髪事情のグラフを見てみると、極端に洗髪頻度が高い国と低い国があることが分かりますよね。なぜ、国によってこのような結果になるのでしょうか。その要因は、その国の環境によるものも大きいと言えます。

まず、ブラジルがシャワー・洗髪頻度が高い傾向にある要因として挙げられるのは次の2点です。

  • 年間の平均気温が25~35度と高く蒸し暑い地域がある
  • シャワーを多く浴びる習慣がある

やはり気候的なものが大きいようですね。日本人でも、夏は汗をかくたびに洗い流したくなる、さっぱりしたくなるものです。メキシコもシャワーやシャンプーの頻度が高い傾向にありますが、こちらも雨季になれば砂漠地帯で40度を超える日もあるということが影響していると言えるでしょう。

では、シャンプー・洗髪頻度が少ない国にはどの様な特徴があるのでしょうか。

  • 水の供給が不安定である
  • 頻繁に洗髪をする習慣がない

もちろん、シャワー・シャンプーを頻繁にするという習慣がないというのも要因として挙げられるわけですが、最大の要因はシャワー・洗髪をするのに十分な水を容易に使用できないという事が挙げられます。

日本は、世界の中で見ても比較的水資源が豊かな国です。下水道・上水道もしっかりと整備されています。しかし、世界の国々ではそれが当然ではありません。

飲み水、食事に使う水を第一に確保すると、それ以外の生活用水はどうしても抑えなければいけない場合が出てくるのです。水の確保が出来るかどうか、と言う点がシャワー・洗髪事情に無関係とは言えないのです。

※※世界の薄毛事情を知りたい方はコチラ

日本人の洗髪頻度は、世界でも珍しいものなのか。

シャワーの回数も地域によって違いがあるのは面白い。

日本が毎日のようにシャワーや髪を洗う事が出来る、それだけの水に恵まれている点は世界に誇れる点だな!

日本人と欧米人は頭皮が違う!?洗髪しすぎる日本人の頭皮とは

毎日のように洗髪をしている日本人から見ると、週に3回しか洗髪しないというのは信じられないかもしれませんね。それでべたつかないの?気持ち悪くならないの?そう思うかもしれません。しかし、そもそも日本人と欧米人では頭皮が違うという事実があります。

実は、日本人と欧米人では頭皮の角質層の数が異なるのです。

日本人と欧米人の頭皮の違い

このように、日本人は頭皮に2層の角質層を持っていますが欧米人は3層構造となっています。層が1つ少ない事で、刺激に弱く乾燥しやすいというのがに日本人の頭皮の特徴となってしまっているわけです。

なぜこのような違いが生じてしまったか、それこそ日本人のシャンプー頻度の高さが原因と言われています。頻繁にシャンプーをすれば、頭皮の角質は剥がれやすくなってしまいますし皮脂も失いやすいですよね。

ですから、角質が少なく、更に剥がれやすく弱いというものになってしまっているのです。

頭皮の角質が日本人と欧米人で違うとは知らなかった。

ダメージを受けやすいというのは、日本人の繊細さ故のことだと思っていたが洗いすぎが原因と言われているとは…

私の繊細な頭皮も傷みやすいと言われると、むやみな洗髪は気をつけた方が良さそうだな。

匂いや薄毛の原因にも!髪を洗いすぎるデメリットとは

洗髪の頻度の高さが、頭皮の角質層が少ないという状況を生み出してしまったと紹介しましたが、洗髪をしすぎてしまうデメリットを詳しく紹介しておきましょう。

髪を洗いすぎるデメリットは、大きく2つ挙げられます。

  • 頭皮の臭いの原因となってしまう
  • 薄毛になってしまう

なぜ髪を洗いすぎると臭いが出たり薄毛になったりするのか、それぞれのメカニズムをチェックしていきましょう。

頭皮のバリアが失われてしまう!?頭皮の臭いの原因は雑菌の繁殖

髪を洗うという事は、髪に付着している埃や余分な脂などの汚れを洗い流すという事です。これ自体は髪にとって、頭皮にとって悪い事ではありません。

しかし、洗いすぎてしまうことによって、頭皮の皮脂バリアが失われてしまうと、かえって雑菌が繁殖してしまう事があるのです。そして、それが臭いの原因となってしまいます。

市販のシャンプーは洗浄力が高く過剰に使用すると、頭皮が痛むだけでなく「皮脂膜」も「常在菌」も洗い流される。

「皮脂膜」がなくなると体が皮膚を守ろうと皮脂を過剰に分泌する。

皮脂が過剰に分泌された結果、詰まる原因にもなります。また「常在菌」の代わりに有害な雑菌が繁殖します。

頭皮から悪臭がするようになります。

頭皮の皮脂は頭皮を守るために必要なものなので、過剰に洗い流してしまうとかえって悪い影響が出てしまうということですね。キレイにするために洗っているのに、かえって雑菌が繁殖してしまうというのは恐ろしいものです。

髪を洗いすぎないよう、必要な皮脂を残すように気をつけておきましょう。

頭皮が乾燥すると薄毛に!必要な皮脂を洗い流さないことが必要

また、皮脂の落としすぎは薄毛の原因にもなってしまいます。頭皮が乾燥しないよう、適度に皮脂を残すことが必要だということは臭いの予防と同じというわけです。

髪をキレイにしよう、脂っぽさを解消しようとゴシゴシ洗う、シャンプーをつけすぎる、ドライヤーで頭皮を乾燥させてしまう恐れがあります。これが、臭いや薄毛を引き起こしてしまう事があるという事を覚えておきましょう。

髪を洗う事が臭いや薄毛の原因だと!?

皮脂は悪だと思っているのは私だけではないはずだ。

もしや、今頭部が寂しいことになっているのは洗いすぎのせい…なのか?

洗い方にも気をつけなければいけないのだな。

髪の洗いすぎで頭皮にダメージ!?適度なシャンプーで健康な髪

髪を洗うという事は、スッキリしますしサッパリしますよね。日本人が毎日洗髪をするというのは、そのスッキリ感を求めていたり、匂いやベタツキが出ないようにという身だしなみを気にしたりする為でしょう。

しかし、洗いすぎてしまうと逆に匂いや薄毛の原因となってしまう可能性があるわけです。世界では、毎日洗髪するということは珍しく、2~3日に1回というのが一般的です。日本人も、この頻度で十分だと言われています。

それでも洗わないと気持ち悪い、と思う事もあるでしょう。そのときは、洗いすぎないよう、シャンプーをしっかりと洗い流すよう気をつけるようにしたいですね。

■シャンプーについて詳しく知りたい方はコチラへ
薄毛予防ができるシャンプーの選び方と洗髪方法を紹介

ふむふむ!どうやら毎日髪を洗わなくてもいいようだな。

ただ洗髪を毎日することが、習慣になっているから辞める事に抵抗があるんだぜ。

ん?なになに?「HAGEリーマンは洗髪するほど、髪がないだろ」だと?

HAHAHA!・・・しくしく。

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